北海道でアイヌ文化に触れてきたので、そこから日本民族について私見を。
日本人のルーツは、列島固有の、アイヌ民族、琉球民族、その他縄文人、など、
土着の民族に、大陸からの渡来民族が混血して、現在の日本民族が形成された、
との説がかなり有力な説として受け入れられています。
確かに地勢的に、純粋な日本民族が、継続的に列島で排他的な生活を営んで
長い時間生きてきた、というのは無理がありそうです。
最近日本の神話に興味をもち、古代の半島との交流も併せて歴史を考えることが
多くなりました。
コロナ禍前、このブログでもたびたびご紹介しましたが、日本の定期国際フェリー
を乗りつぶす、ということをやっていて、その航路の一つに、境港から韓国東海港
を経てロシアウラジオストックまでのフェリーに乗ったことがあります。
その折、北朝鮮のはるか沖合大型フェリーが通る海で、北朝鮮の小さな漁船が漁を
しているのを目撃しました。
大型船が通る沖合でも小さな漁船が動ける。昔の小さな船でも日本海を渡るのは、
そんなに難しくなかっただろう、と考えたことを思い出しました。
専門外で、的外れになるかもしれませんが、現在私が考えている、古代半島との関係
を記させていただきます。
詳しく調べたわけでもないので、お笑い草に。
1.古代、半島の3国時代、とくに新羅と百済の戦いは熾烈だった。
2.戦いに敗れたほうは、海の向こう、列島へ逃亡した。4世紀以降、古代ヤマト
王国も盛んに半島北部、高句麗まで進出を図った(広開土王の碑)。
3.こうして、半島と列島の人的交流(流入)は古墳時代以降、格段に増えていった。
4.半島から列島には、魏志倭人伝に記された壱岐対馬ルート、の他、半島東部
から竹島、隠岐の島経由で、山陰島根に入るルートもあった。
5.それぞれ、西方海路、東方海路、とでも呼べるルート。
6.西方ルートで渡来した民族(百済系)は九州で天孫族に協力して勢力をはった。
7.東方海路から上陸した民族(新羅系)は同様に出雲に勢力を伸ばした。
8.天孫族は出雲族と争い(百済、新羅、代理戦争)国譲りで、勝利を得た。
9.白村江への遠征もこの歴史の延長にありそう。
10.なぜ百済をくだらと読むか?朝鮮語「クンナラ」大きい国、の意味に通じる。
11. 新羅はなぜ「シンラ、シイラ」と読まないのか?後ろに付けた”ギ”は朝鮮語で
「~の奴ら」の意味。シラギは「シンラの奴ら」の意味。
と、このように半島との関係だけでも、いろいろ考えさせられるのに、さらに大陸、
台湾、南方諸島、その他から多くの民族が流入したことは、十分考えられます。
アイヌ文化からかなり離れてしまいましたが、日本民族、ルーツはかなり広範に広
がっているんでしょう。
世界にはもっといろんな民族がいますが、人類のルーツが解明され、人類皆兄弟、
と言えるような時代が待ち遠しいですね。
日本人のルーツは、列島固有の、アイヌ民族、琉球民族、その他縄文人、など、
土着の民族に、大陸からの渡来民族が混血して、現在の日本民族が形成された、
との説がかなり有力な説として受け入れられています。
確かに地勢的に、純粋な日本民族が、継続的に列島で排他的な生活を営んで
長い時間生きてきた、というのは無理がありそうです。
最近日本の神話に興味をもち、古代の半島との交流も併せて歴史を考えることが
多くなりました。
コロナ禍前、このブログでもたびたびご紹介しましたが、日本の定期国際フェリー
を乗りつぶす、ということをやっていて、その航路の一つに、境港から韓国東海港
を経てロシアウラジオストックまでのフェリーに乗ったことがあります。
その折、北朝鮮のはるか沖合大型フェリーが通る海で、北朝鮮の小さな漁船が漁を
しているのを目撃しました。
大型船が通る沖合でも小さな漁船が動ける。昔の小さな船でも日本海を渡るのは、
そんなに難しくなかっただろう、と考えたことを思い出しました。
専門外で、的外れになるかもしれませんが、現在私が考えている、古代半島との関係
を記させていただきます。
詳しく調べたわけでもないので、お笑い草に。
1.古代、半島の3国時代、とくに新羅と百済の戦いは熾烈だった。
2.戦いに敗れたほうは、海の向こう、列島へ逃亡した。4世紀以降、古代ヤマト
王国も盛んに半島北部、高句麗まで進出を図った(広開土王の碑)。
3.こうして、半島と列島の人的交流(流入)は古墳時代以降、格段に増えていった。
4.半島から列島には、魏志倭人伝に記された壱岐対馬ルート、の他、半島東部
から竹島、隠岐の島経由で、山陰島根に入るルートもあった。
5.それぞれ、西方海路、東方海路、とでも呼べるルート。
6.西方ルートで渡来した民族(百済系)は九州で天孫族に協力して勢力をはった。
7.東方海路から上陸した民族(新羅系)は同様に出雲に勢力を伸ばした。
8.天孫族は出雲族と争い(百済、新羅、代理戦争)国譲りで、勝利を得た。
9.白村江への遠征もこの歴史の延長にありそう。
10.なぜ百済をくだらと読むか?朝鮮語「クンナラ」大きい国、の意味に通じる。
11. 新羅はなぜ「シンラ、シイラ」と読まないのか?後ろに付けた”ギ”は朝鮮語で
「~の奴ら」の意味。シラギは「シンラの奴ら」の意味。
と、このように半島との関係だけでも、いろいろ考えさせられるのに、さらに大陸、
台湾、南方諸島、その他から多くの民族が流入したことは、十分考えられます。
アイヌ文化からかなり離れてしまいましたが、日本民族、ルーツはかなり広範に広
がっているんでしょう。
世界にはもっといろんな民族がいますが、人類のルーツが解明され、人類皆兄弟、
と言えるような時代が待ち遠しいですね。