定年は荒野を目指す

元祖団塊世代。40年の会社生活を全うし、憧れの遊び人に。ペンネーム 定年さん

日本民族考

2023-06-30 06:28:05 | 日記
北海道でアイヌ文化に触れてきたので、そこから日本民族について私見を。

日本人のルーツは、列島固有の、アイヌ民族、琉球民族、その他縄文人、など、
土着の民族に、大陸からの渡来民族が混血して、現在の日本民族が形成された、
との説がかなり有力な説として受け入れられています。

確かに地勢的に、純粋な日本民族が、継続的に列島で排他的な生活を営んで
長い時間生きてきた、というのは無理がありそうです。

最近日本の神話に興味をもち、古代の半島との交流も併せて歴史を考えることが
多くなりました。

コロナ禍前、このブログでもたびたびご紹介しましたが、日本の定期国際フェリー
を乗りつぶす、ということをやっていて、その航路の一つに、境港から韓国東海港
を経てロシアウラジオストックまでのフェリーに乗ったことがあります。
その折、北朝鮮のはるか沖合大型フェリーが通る海で、北朝鮮の小さな漁船が漁を
しているのを目撃しました。
大型船が通る沖合でも小さな漁船が動ける。昔の小さな船でも日本海を渡るのは、
そんなに難しくなかっただろう、と考えたことを思い出しました。

専門外で、的外れになるかもしれませんが、現在私が考えている、古代半島との関係
を記させていただきます。
詳しく調べたわけでもないので、お笑い草に。

1.古代、半島の3国時代、とくに新羅と百済の戦いは熾烈だった。
2.戦いに敗れたほうは、海の向こう、列島へ逃亡した。4世紀以降、古代ヤマト
  王国も盛んに半島北部、高句麗まで進出を図った(広開土王の碑)。
3.こうして、半島と列島の人的交流(流入)は古墳時代以降、格段に増えていった。
4.半島から列島には、魏志倭人伝に記された壱岐対馬ルート、の他、半島東部
  から竹島、隠岐の島経由で、山陰島根に入るルートもあった。
5.それぞれ、西方海路、東方海路、とでも呼べるルート。
6.西方ルートで渡来した民族(百済系)は九州で天孫族に協力して勢力をはった。
7.東方海路から上陸した民族(新羅系)は同様に出雲に勢力を伸ばした。
8.天孫族は出雲族と争い(百済、新羅、代理戦争)国譲りで、勝利を得た。
9.白村江への遠征もこの歴史の延長にありそう。
10.なぜ百済をくだらと読むか?朝鮮語「クンナラ」大きい国、の意味に通じる。
11. 新羅はなぜ「シンラ、シイラ」と読まないのか?後ろに付けた”ギ”は朝鮮語で
「~の奴ら」の意味。シラギは「シンラの奴ら」の意味。

と、このように半島との関係だけでも、いろいろ考えさせられるのに、さらに大陸、
台湾、南方諸島、その他から多くの民族が流入したことは、十分考えられます。

アイヌ文化からかなり離れてしまいましたが、日本民族、ルーツはかなり広範に広
がっているんでしょう。
世界にはもっといろんな民族がいますが、人類のルーツが解明され、人類皆兄弟、
と言えるような時代が待ち遠しいですね。


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帯広ばんえい競馬

2023-06-29 08:56:20 | 日記
北海道ゴルフツアーに日曜日から出かけ、昨夜遅く帰ってきました。
日曜日は新千歳空港から帯広に向かい、この日はゴルフ無し、有名な
ばんえい競馬を見に行ってきました。

中央競馬のGⅠレース宝塚記念が行われ、帯広競馬場でもその馬券を
発売していました。
そういうこともあってか、結構な入場者数、にぎわっていました。

直線200メートルの砂のコースに坂が2か所、600㎏くらいの荷台状
のハンデを濛々と砂煙を上げながら1トン近いお馬さんんが引っ張ります。
いつも見ているサラブレッドの競争とは全く異なるものでした。





必死で坂を上り、坂上から滑り落ちるように平坦コースへ。
その坂を二つ超えるわけです。

荷台に乗った騎手がビシバシ鞭を入れますが、お馬さんもしたたかで、マイペース
でゴールを目指しますが、ゴール手前で動かなくなる馬もいて、なかなか面白い
競馬でした。
まあかっこよく言えば、ローマのケイガ競走の農耕版のようなものですね。

あまり鞭を入れすぎると、動物虐待になる恐れもありますので、あまり大げさに
せず、ひっそりと北の大地開拓の時代を偲ぶ文化として、長く伝えていただいたら
うれしいな、と思いました。

なお馬券は第5レース、ムホウマツゴロウというお馬さんから行って8倍程度の
配当をゲットすることができました。
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2019年のパスポート

2023-06-23 10:22:59 | 日記
新型コロナがインフルエンザと同じ5類という病気のカテゴリーになったということで、
徐々に日常が戻っています。
お祭りや、各種行事で4年ぶり、というのが多く報道されていますね。

旅行もインバウンドがかなり戻っており、京都などではコロナ前のオーバーツーリズム
がまたぞろ問題になっているとのこと。

そんななか、アウトバウンド、日本からの海外旅行が元に戻っていません。
5類になって、検疫手続きはほ以前通りになりました。一部の国を除き、世界各国も同じ
ように戻っているようです。
しかし、日本から海外に旅行に出かける人数はまだまだ元に戻っていないようです。

各国のインフレが進んだところに円安。円での旅行のコストがずいぶん上がりました。
さらに、コロナ対策で、ツアーの人数が制限されました。ツアー金額も上げざるをえませ
んでした。

ということで、海外旅行、とくに安価なツアーを楽しんでいた層のツアー熱がまだ戻って
いません。
定年さんも、19年にパスポートを更新したんですが、19年末にローマに行ったきり、
海外に出られなくなりました。
年齢的にも、欧米、アフリカなど遠方へのエコノミークラスでの旅は少々苦しいと思う
様になっています。

そういうところに、朗報!
以前からの読者の皆さんはご存知でしょうが、定年さん、九州の施設で生活中の母親に
面会するため、以前から月に一度生家のある福岡に戻っていました。
コロナ前は、母親を外食に連れていくのが目的の一つでしたが、そのほかには、生家の
庭の草むしり程度しか用事がなく、暇を利用して、下関から釜山にわたっていました。

船中2泊でプサン滞在約10時間、という弾丸旅行、船代が往復約1万円、というまさに
格安の海外旅行でした。まあプサンとはいえ、外国ですので、結構面白かったものです。

そのフェリーも長い間、旅客は自由に乗れませんでしたが、ついに今月から制限なしに
予約できるようになりました。運賃も往復1万4000円程度。
早速7月の帰省時、行ってみようと思っています。

思えば、コロナもそうでしたが、数年前の韓国の前政権の反日政策で、韓国に渡る観光客
は減っていました。
政権が変わり、対日感情も好転していると伝えられていますが、どうなっているか実際に
見るのも楽しみです。

とにかく大枚をはたいて更新した10年パスポート、ついに使える時が来たのが嬉しいです。

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鉄道を行く 松浦鉄道

2023-06-17 05:45:02 | 日記
火曜日から九州福岡の施設入居中の母親面会。新型コロナが5類に移ったことで、
アクリル板無しの対面ができるようになりました。

母親訪問のついでに、九州各地を回っています。以前は釜山にフェリーで渡って
手近な海外旅行を楽しんでいたのですが、コロナ禍で、海外への旅行は難しくな
りました。いろんな規制は少なくなりましたが、まだ海外旅行は前に戻ってはな
いようです。

ということで、今回も九州歩き。長崎松浦を目指しました。
目的はアジフライを食し、元寇の遺跡をたどること。足は旧松浦線、今の松浦鉄道。

福岡天神からバスで松浦の入り口、伊万里まで。約2時間所要。



松浦鉄道は佐賀県の有田から、伊万里、佐世保と、西九州北部を走る第3セクタです。
松浦駅のプラットホームの看板。



最近はアジフライの聖地として売り出しているようですが、魏志倭人伝の世界では、マツロ国
(漢字が出てきません。失礼。)壱岐を通った魏の使節が最初に上陸した九州の地です。
もちろん生の魚もおいしい。



松浦で一泊し、翌日は元寇遺跡見学。松浦鉄道で松浦から4つか5つ、伊万里方面へ戻った
鷹島口という駅へ。



ここから港まで歩き、フェリーで元寇水中遺跡が発見された鷹島へ。フェリーは30分程度。



2回目元が攻めてきたとき、鷹島付近で台風、いわゆる「神風」が吹き全滅したといわれる
海域、伊万里湾です。静かな海でした。
最近は水中考古学という分野で、海中に遺跡をのこしたまま、引き上げずに(もちろん一部は
引き上げています。)研究が続けられています。

ということで、静かな伊万里湾を望みながら、元寇の戦いに思いを馳せ、再びフェリーで松浦
に戻り、伊万里、天神を経由して生家へ。
お天気にも恵まれ、松浦の海の幸を楽しみ、松浦鉄道の旅を楽しんだ、結構な2日間でした。







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良かったね!加藤選手

2023-06-09 14:26:04 | 日記
大変な話題となった全仏オープンの女子ダブルスでの失格騒動。
加藤選手を擁護し、対戦相手のペアを非難する論調が世界中で多かった。
そして昨日の混合ダブルスでの優勝。お見事。
世界中のマスコミが称賛しましたね。

表彰式でのスピーチ、失格を執拗に主張したとされている対戦相手の
選手にも、また試合で戦いましょう、とのメッセージ、いいですねえ。

そして今日伝わってきたのは、原因となったボールガールへプレゼントと
メッセージを送ったとのニュース。これもいい。

日本人いいね!

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