ウサギ、耳、伸びた、私、

このブログはたしかにイタい・・だがどうだろうか。痛みを訴えるのは大事なことだと私は思う。戦争より餓死の方が酷虐なのだから

第二話~エヌピィシィ緊急会議~後編

2011-08-28 16:07:42 | NPC@13物語
「大丈夫なわけねぇーよな・・・」

黒板の上にある時計を見ながらヤミヒロは内心が漏れて口から出ていた

まぁ無理もない

このままじゃエヌピィシィ解散&ペン回し=悪という最悪なシナリオになりかねないのだ

解散はリーダーとして・・・いや、メンバーとして絶対に阻止しなくてはならない

それにペン回しへの嫌悪感もできるだけ持たれたくはない

自分が好きなものを否定されるはやっぱり悲しいしそれなりの訳もある

俺達がやっているペン回しは単なる暇潰しではない

もっとクールで、キレイで、廻したいから暇を作るような・・・観てる人が「カッケェ!」って叫んでしまうような・・・そんな"芸"であるべきだと留意している

少なくとも俺はその"芸"に心を動かされた


そうだ


そうなのだ


こんなとこトウモロコシを廻してる場合じゃないんだよ俺達は

「ヤミヒロはなにボソボソ言ってんの?キモいわよ、あととりあえずテルはトウモロコシを返してきなさい」

再び現実に向き合い、仕切り始めたようとした矢先ドンマロに先手を打たれてしまった あとサラッと侮辱されたような気がする


まぁいい

ドンマロも同じように危機感をもっているのだろう

ああ見えてテルも危機感・・・というのかはわからないが、なんとかしようとはしてるようだ


それは同時に"芸"に心を動かされたのは俺ではなく俺達なのだという確固たる証拠でもあった


だから「ふひひ」と笑ってしまったのだが まぁ・・・さらにキモがられた

そうこうしていると突然テルが疑問を投げ掛けてきた

「なぁなぁ 廻せないモノならいいんだよなぁ」

「・・・」

リーダーと次長は長考してしまった

だって怖いよ・・・嫌な予感しかしないよ・・・ドンマロは苦虫を噛み潰したような顔しているよ・・・

こいつも同じことを考えているとヤミヒロは確信した

すると満面のドヤ顔でその"棒状のなにか"突き付けてきた

「なぁなぁ これで廻せなくなったぞぉ」

「・・・」

ついさっきの自分に言ってやりたい

長考などするなと・・・!!

トウモロコシをテルから奪えと・・・!!

しかし俺はこの時、ただただ大声で突っ込んでいた

なにせそこには中学生である俺なら余裕で度肝を抜かされる光景が広がっていたのだから・・・







「タベテンジャネーヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」




そう

さっきまでヤツを包んでいたサランラップは机に捨てられ"棒状のなにか"は乱雑に食い散らかされたトウモロコシの残骸と化していた

「これで廻せなくなったんンダ」

「うるせぇーよ!!!お前ただ食べたいだけだろ!!!」

「たしかにオラは食いたかったけどさ まぁ色々あンダ」

「ねぇーよ!!!」

なにいってんだこのバカテル バナナとかならまだしも食べたところで棒状のままなんだから廻せるだろうが・・

すると、思わぬ方向から反論された


「いや・・・そうとも限らないわよ」


「え?」


反論の主はドンマロだった

なにを言ってるだこいつもワケがわからないよ・・・廻せるよ棒状でこのサイズなら物理的絶対廻せる

だがその疑もモロコシをちょっと観察すればすぐに晴れた


「だって・・・これじゃあ・・・」


テルがもったそのモロコシ残骸は、咀嚼者の唾液でベトベトになっていたのだ


「心理的にかよ!!!!!ホントバカだな!!バカテルだなァッ!!!」

「なぁなぁ」


「なんだよ 誰から盗んできたか知らないがちゃんとそいつに謝れよ」


「お腹痛くなってきたンダ(笑)」


「食あたりかよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



信じられない

どこまで足を引っ張れば気が済むんだ

こうなったら意地悪してやろう

「おい バカテル」


「ン・・・ダ・・・?」


「お前 今日 給食の牛乳ジャンケン全勝したっけ?」

牛乳ジャンケンとは、給食で余った牛乳がほしい希望者がジャンケンをして勝ったヤツがその牛乳をゲットできるというゲームだ

うちのクラスは少し変わってて勝者でも継続的にジャンケンできるというルールを採用している

たとえば牛乳が5本余っていて希望者が五人いた場合 みんなに1本づつ牛乳が分配されるのではなく いちいちジャンケンする

すなわち運が良ければ1人で5本全部総取りできるのだ


そして今日 余った牛乳10本全部をかっさらっていったのがテルなのだ
俺も希望者だっただけに悔しかった 今日はすごく牛乳を飲みたい気分だったのに・・・空気嫁よ

だから意地悪してやる


「牛乳と焼きトウモロコシって相性悪いの知ってた?」


「!?」


「焼きトウモロコシには鉄分とカルシウムを反応させて冷却させる水酸化グリナーゼって成分が入ってるんだって だから一緒に食べると胃が急激に冷却されておかしくなっちゃうらしいよ

だから 屋台とかいくと 牛乳屋がないでしょ? あれは焼きトウモロコシ屋のために空気読んでるんだよ」


「ブバァハッ!!??」


「うえっ・・・いきなり吹くなよ!顔に唾かかったじゃねーか!」


「すまんすまん・・・てか・・・お腹痛い・・・さっきより悪化したンダ・・・」


もちろんこの話は嘘だ

普通は誰も信じないか聞き流すだろう こんなデタラメ

だがしか~し

それは通常の体調の場合のみ

実際に腹痛を訴えている身体でそんな話聞いたら 少しは信じるかもしれないと思ったのだ

プラシーボ効果という心理用語がある

ようはあれの応用バージョンだ

「ちょ・・・オラトイレ行ってくるわ・・・うぇっ」


どうやら効果はあったようだ

そこに「これで終わりだ!」っとあわててトイレに向かうテルの頭に机に起きっぱなしになっているトウモロコシの残骸をぶつけてやった

結果はナイスヒット!


ざまーみろだ


ニヤニヤしながら席につくとドンマロは震えて俺の顔を見ていた

ん?と思ったがどうやら俺の顔ではなく俺の後ろを見ているらしい


恐る恐る振り替えると同時に「スイマセンっす、ちょっといいっすか?」と後ろにいた少年が話しかけてきた


「なん・・・っすか?」

顔は知っている 名前は・・・なんだっけ・・・度忘れしてしまった 同級生なのはたしかだ なので同じような口調になってしまった


「僕のトウモロコシ知ってますッスよね?」


「!?」


持ち主キタァアアアア!しか し・・・まぁいいタイミングだ 証拠はついさっきテルにぶつけたから残ってない 第一 犯人は俺ではない 焦ることなんてなに一つないんだ 落ち着け俺


「し、知らないっシュよ・・・」

噛んだが気にしない

犯人はテルですよとチクることもできたがこれ以上めんどくさいことにはしたくない

なにせテルだぞ

俺達まで被害を被る可能性大だ

「そうッスか・・・」


落ち込んでいるのだろう
無理もない 大好きであろう好物がなくなったのだ 俺ならキレる

「無くしたのか?・・・災難だな・・・」

「・・・」

「気を落とすなよ 元気にいこうぜ」

なんとか励まそうとしたヤミヒロであったが瞬間!今まで少年の穏やかな口調からは想像もつかない、鋭い言葉のナイフがヤミヒロの三半規管に突き刺さった


「ふぅ・・・演技やめろや・・・お前が犯人やろゴラァ!」


「うふぇ!?」

誰かと聞き間違えたのかと思ったがそれよりこの動揺を誤魔化すことに必死になっていた


「え? じゃないやろ? われ!」


「しょッ、しゅッッ、しょーこはあるんかよ!?」
噛んだって気にしない これは冤罪だ

「われの机にあるサランラップ それ みてみーやゴラァ!」


え?



サランラップ?




はぁ!?


あのトウモロコシに包んであったラップか!

そしてそれは今、ヤミヒロの机にクシャクシャになったままだ


・・・・・・・・・

・・・・・・


・・・




そしてそのラップには





油性インクで






[バードシーの]

としっかり書かれていた・・・



~つづく~



次回予告


まさかの被害者登場! ついでに怖い! なぞに怖い! このままでは犯人にされてしまうヤミヒロ 腹痛でトイレ中のテル 傍観者ドンマロ 謎の刺客バードシー

絶対絶命の中 昼休みも終わろうとしていた・・・ だがしかし!五時限目を切り抜ける最後の切り札はこの時もう用意されていたのだが・・・!?


気づけるのかエヌピィシィメンバー!


やれるのかエヌピィシィメンバー!



感動の緊急会議編 完結は近日公開予定


みてね☆ミ

第一話~エヌピィシィ緊急会議~前編

2011-08-26 01:04:34 | NPC@13物語
「もう私は廻すことしかできないの?・・・」

深くため息をついたエヌピィシィmemberのドンマロはそう言うと同時に机に突っ伏してしまった。

時刻は昼休み

周囲の連中はわいわい騒いでいる中 俺達三人はスーパーで売れ残ったヘナヘナもやしのようになっていた

「なぁなぁ オラ達中学生だよなぁ? もっと元気だそうぜい」

なんとかこの空気を入れ換えようとしているのが同じくエヌピィシィmemberのテルだ


「だって・・・・・・ねぇ? ヤミヒロもやる気でないよね?」

「そう・・・だな・・・はぁ・・・」

「・・・・・・・・・」


なぜ俺達はこんなにもモチベーションが下がっているのか、それにはちょっとした事情があった


ことの発端はエヌピィシィが活動の軸にしているペン回しにある

ペン回しと聞くとただ単調にクルッと廻すものを想像する人が多いと思うが俺達のやっているペン回しはいくつもの技を自由自在に組み入れて連続的にペンを廻す いわば"指先のジャグリング"といわれるものなのだ その派手さゆえに授業中にやると結構目立ってしまう

当初はそんなの気にせず堂々と回転に精を出していたのだが、


「そのクルクルってやつ止めなさいね」


と先生にスパッと注意されてしまったのだ


「これはエヌピィシィの一大事だ!」と緊急会議を行い、とりあえず今日は様子見でペン回しはやめようという会議結果になった・・・のだが


・・なにが三人揃えばなんとやらだよ・・・くそが・・・




結局 [ペンを握ったら素早く廻す♪]がキャッチフレーズの身体で普通に授業を受けるというのはそう簡単な話じゃなかったのだ



「前の時間に先生ちゃんと注意したよね?ペンじゃなくて頭を回転させろ あと目障りだ や!め!ろ!」


今度は強烈なストレートをテルが食らってしまった



(なにやってんだよバカテル・・・田舎に帰れよ・・・)


と心の中で憎悪を押し込めていたヤミヒロであったが、そんな最中でも自分の右手は無意識にクルクルとしてしまっているの気づくと怒られたテルに向かって軽く「ご苦労」と敬礼をした

・・・


そんなこんなで今 この長い昼休みを使って 第二次緊急会議が行われているのだ



「・・・まぁでもテルのいう通りね・・ なんとか元気出して意見を出しあってみない?」


「そうだな 五時限目も注意されたら・・・」

五時限目は、三、四時限目とは違う先生なのでそんなに怒られる心配はない

だが問題はホームルームだ

もし先生方が担任にその悪行を報告してしまったら・・・


考えただけでも恐ろしい

エヌピィシィ存続の危機とは正にこのことだろう


「なにかないの!? いい方法 テルはなんかない?」


「んー オラはなぁ ペンがあるからダメだと思うんだよ」


「あっ なるほどね! 筆記用具を持たなければいいって話ね」


「じゃあ なにでノート書くんだよ・・・」

純粋に突っ込んでやった

「ッるさいわねぇ たしかにそうだけど 今は意見の質より量よ そうやって色々な考え方から解を導きだすんじゃないの?」

「うっ・・・」


言われてしまった・・・さすがドンマロ・・・エヌピィシィ次長の座に君臨しているだけのことはある

だがリーダーは俺だ このままボーッとしてるわけにもいかない 意見を出さねば


「そうだなぁ 机の下でペンを廻すとか?」


「つまりバレないようにやるってこと?」


「そうそう」


我ながらナイスアイディアである
短時間でよくもまぁこんな上質な閃きが生み出せたものだ
だがしかし、ドンマロは信じられない言葉を口にした



「なんかアンタっぽいわね(苦笑)」



苦笑された ナイスアイディアが苦笑された


「質より量じゃねーのかよ!!! 笑うな!蔑むな! 」



「ごみん ごみん つい・・・ネ?」


なにがつい・・・ネ?なのだろうか 非常に遺憾だ不愉快だ もう意見は出さねぇ フンッだ

ヤミヒロはふてくされてしまった

そうこうしているとテルがなにやら"棒状のなにか"を持って「いいもん持ってきたぞー!」とやってきた


・・・


・・・・・・


・・・・・・・・・



「あのぅ・・・テルさん?」

「ンだ?」


「それなんですか?」


「見ればわかんだろ トウモロコシんだ」


「ナンデダヨ!!??(ナンデヨ!!??)」

テルの意味不明な行動に二人ともなぜか片言で突っ込んでいた


「だから さっきも言ったろ ペンだから回しちゃうンダーって だからトウモロコシ」


「イミワカンナイヨ!!!なんでモロコシがでてくんだよ!!!あとそれお前のじゃねぇーだろ!!!どこから盗んできた!?」


「いや 焼きトウモロコシ(笑)」


「知らねーよ!!!どーでもいいボブオッッンブババ」

むせた 異次元なボケすぎてむせた このままじゃいかん

冷静になろう・・・
嫌だよ・・・友達が馬鹿すぎて器官を痛めるとか・・・それで病院通いとかになってみ?・・・一生の黒歴史だよ・・・

そう自問自答しているとテルが励ましの声をかけてくれた

「ごめんな 大丈夫か? なにかペンっぽいのねぇーかなって探してたら机の中に・・・コイツ・・・いた」

もういい、ある程度はスルーだ じゃなきゃ死ぬリアルに死ぬ

「てか モロコシも一様 回せるからな? ホレッ」
テルからモロコシを奪い取るとそれを器用に廻してやった

「スゲー オラもやるぅ」
トウモロコシをテルに返すとふとっ考えた

なんか知らんが第二次緊急会議がトウモロコシを廻す会になりつつある気が・・・


大丈夫なのかよ・・・



そんなどうしようものないダメダメな会議進行

この時、昼休みの半分の時間が経過しようとしていた


後編につづく


新メンバーも登場!お楽しみにね!はぁと

視界と虚像

2011-08-25 12:30:57 | 真理
「ブログ更新が遅いじゃねーかよ!」


自分の映る鏡を見ながらでヤミヒロはそう独り言を発した。



昔から頭が悪かったのだがここ最近急激に視界がぼやけるようになった・・・・・・気がする。


夜更かしのしすぎか

ラノベの読みすぎか

はたまた美少女ゲームのやりすぎか・・・


・・・


そんなことはどうでもよかった

ただ今 現在 低下してしまった眼球から得られる光という名のvisionの濁りを取り除きたい

その欲求だけが頭をイライラさせていた




ただ




ただメガネを掛ければいいだけのことである。



~完~

視覚と実体

2011-08-18 23:52:06 | 哲学/世界観
「視力が低下したじゃねーかよ!」


自分の映る鏡を見ながらでヤミヒロはそう独り言を発した。



昔から目は悪かったのだがここ最近急激に視界がぼやけるようになった・・・・・・気がする。


夜更かしのしすぎか

ラノベの読みすぎか

はたまた美少女ゲームのやりすぎか・・・


・・・


そんなことはどうでもよかった

ただ今 現在 低下してしまった眼球から得られる光という名のvisionの濁りを取り除きたい

その欲求だけが頭をイライラさせていた




ただ




ただそれだけのことである。



~完~

ギリギリアウト

2011-08-15 15:41:24 | 超絶爆笑ギャグ
(#⌒,_ゝ⌒)おぃこら




一.本を置くスペースに困ったので炎天下の中、本棚の買いにいく




二.帰宅後、組み立て式のため汗だくになりながらドライバーを回す。




三.完成したので本を本棚に収納する




・・・




死.(#⌒,_ゝ⌒)おぃこら




|⌒,_ゝ⌒|←こうなりたいのに


/⌒,_ゝ⌒/←こうなってしまうんですわぁ・・・






ひだまりスケッチがちゃんと入らない本棚なんて俺は認めねぇーぞ

プキャン

2011-08-14 11:29:03 | 日常
友達とキャンプ行ってきました

その時の写真↑


左端に映ってる双子が我が息子達(THEヤミヒロチルドレン)です



うそです


いやー 楽しかった(^o^)
久々に自然を堪能しました

川流れも楽しかったし/ガチで溺れて走馬灯みえたけど

みんなで作ったカレーも美味しかったし/余ったカレー誰かにパクられたけど

お酒やゲームも盛り上がったし/喉が枯れて次の日おっさん声でバイトして恥かいたけど


いうことないですね!もちろんいろんな意味で(^^)



ちょっと風邪気味だったのが悔やまれるかな 今度は体調万全で行きたいわ


それでは

梅酒うめぇwww喉いてぇwww

2011-08-08 03:26:57 | 哲学/世界観
英知を持ったモノがいかに愚かであるかは歴史からも伺える

知るで道が拓かれるのならば

知らぬことこそ最大の知るであることはいうまでもないだろう


しかし我々は知ることそのものであり知らぬの知るは欺瞞なのだ


ならば破滅か

それとも混沌か


知るである以上 目を背けてはいけない

知らぬの追及こそ滑稽なものはないだろう

さあ 知れ もっと知れ

知るの最果てがなんにせよ

我々はその道を歩く以外に運命は許されんことを自覚せよ

個性干渉

2011-08-06 23:47:18 | 哲学/世界観
個性を大切にする時代はもう終わりだ

個性を大切するあまり1人1人が干渉しあわずに区別していく

それは我慢することに等しい

干渉しないということは自分の生き方を少し曲げなくてはならないのだ


それではいけない

いつかは爆発してしまう
そして爆発した事例もつい最近にまた起きた


・・・


これからは他人の個性を理解しようと自分からぶつかっていかなくてはならない

理解できないと決めつけてはならない

ぶつかった時に自分の生き方をはっきりと言わなくてはならない

怯えてはいけない

憎悪に支配されてはいけない


そうやって少しでも理解できるものがあったのなら平和に一歩近づけたのではないだろうか

空に答えはないけれど、空を見上げる僕たちには希望がある

2011-08-03 03:39:24 | 哲学/世界観
大好きな一曲があった

明るくて元気になる曲だ
音楽を聴く時はいつも流している


そんな曲の歌詞に集中していると、ふと無意味なヒラメキが生まれた


なんでこんなことを閃いたのだろうか。

そのヒラメキが悪夢をも生み出すことになろうとはその時の私は知るよしもなかった・・・



そのヒラメキというのが

・・・・・・・・・


・・・・・・


・・・


















(自殺をしようか迷ってる歌なんじゃね?)


自分でも最初は笑ってしまった

そんなはずがない

こんなに明るい曲調なのに不自然すぎる


第一に 「明日を夢みて/この空をみて」と書いてあるじゃないか


(明日とはあの世のことなんじゃないのか)


・・・・・・・・・(⌒,_ゝ⌒)


第二に「イメージすれば空も飛べる」と希望にみちてるじゃないか


(イメージでは自殺できるけど実際は怖くてできないんじゃないのか)




・・・・・・・・・・・・(;⌒,_ゝ⌒)


第三に「大好きなあの人に届くかな」とピュアな恋をしているではないか


(大好きなあの人はもうこの世には・・・)





(;;;⌒,_ゝ⌒)ぶぇえええ!?




大好な人が死んでしまってもう会えないけど自分も死ねばあの世で大好き人と一緒に過ごせる明日が待っているかもしれない・・・けどなかなか上手くいかない







は、はやまるな!!!11><





・・・こうして昨夜はろくに眠れず悪夢に魘されたのであった・・・








~後日談~


それから数日後

歌詞の意味の真相にはやはりたどり着いていない

しかしヤミヒロは思ったのだ

生きる希望のない人間は空など見上げない・・・っと

こんなにも青い空は

絶望には眩しすぎて見ようとはしないだろう

その目はいつだって真っ暗だ


・・・



やはりこの曲は明るい歌だ


なんともいいがたいポカポカした暖かさにつつまれている今ならそう信じられる気がする・・・


朝日を見上げながら・・・


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