ISS通過・2018July14

この日は低空でのFI。
条件的には今イチだったせいか、予報はHAのみ。






ということで、今回はkiss X5のみで撮影。
おきまりのIO=6400、2s連写に設定し、
ズームも一応16mmと拡大側に振った。


・・・見え始めた。
でも、予想通りぱっとしない(^_^;)。




・・・と、ISSが山の向こうに沈んでいこうとする頃に
別の人工衛星が見え出して、やがて消えていった。


この光り方は、イリジウム？

北へ向かう動きからみて、極軌道タイプなのだろう。
ただ、HAで検索してみても、あまりそれらしい候補が出てこなかった。
低空なので、見え味的な条件ではじかれてしまったのかもしれない。

ISS通過・2018July03FI

そして、今回の拡大撮影。
HAの予報で見ても最高通過高度89゜なので、ほぼ天頂通過。








こちらもISO=3200、2s連写でトライ。
火星と土星、いて座から構図をチェックした結果･･･、




概ね問題ない。
せっかくなら縦構図にしてもう少しアップでも良かったかもしれないが、
まあ、これはこれで。

ISS通過・2018July03

とか何とか言ってるうちに、７月に突入。

以前の記事にも書いた通り、
今年の梅雨はあっという間に明けてしまったのだが、
夏至に近い時期のせいなのか条件の良い通過に巡り会えず。


でも、７月早々にやってきたのがこの条件。
JAXA予報でめいっぱい広角側で表示させてもはみ出さんばかりに
ほぼ天頂近くを通過していく条件。
しかもFI付きで。






首尾良く晴れたので、撮影開始。
ただし、月明かりがあるのとわずかに薄明開始にかかる時間帯になるので
撮影条件はISO=3200、2s連写とした。

きたきた。




魚眼レンズになったつもりで、ISSが写野から外れそうになるのを見計らって･･･えいっ！




もちろん、連写は止めないままで(^_^;)。





狙い通りに、ISSは自宅の向こうへと消えていった。


経験的には、少なくとも明け方の通過では
天頂を過ぎる頃からISSはオレンジ色に変わっていく事が多いように思うが、
今回はそんな「典型的な」パターンに見えた。

定量的な検討はやっていないものの、
夜明けが始まっている東側の地表からの
「朝焼け色の地球照」の影響かな？という気がしている。

ISS通過・2018May04FI

こちらはX-T1によるFIのアップ画像。

HA予報を参考に構図を決めた。
写野内に明るい星は無かったものの、
木星や北斗七星、アークトゥルスからたどりやすい感じだった。








こちらもISO=3200、2s連写で撮影開始。
ほどなくISSが現れた。




雲に遮られることなくとらえられた。
よしよし。

ISS通過・2018May04

５月連休中のISS通過。
だいぶ経ってしまったので、記憶も少々怪しくなってきているのだが･･･


JAXA予報はこんな感じだった。
ちょうどいい高度からFadeInして高い位置を通過していく好条件。






月明かりを考慮して、
ISO=3200、2s連写で臨む。

透明度は悪くない。
月が直接映り込まないよう、ズームリングを調節して構図を定めた。





通過中少しだけ雲の中を通過したものの、概ねうまく記録できた。
FIの辺りもバッチリ。