古安曽Obs・観測ノート

雑多な内容も含め、普段の活動記録です。
よかったら下段のブックマーク「古安曽観測所だより」HPへもお立ち寄りください。

この夜の状況記録など

2021-06-06 08:42:10 | 皆既月食2021May26
今回の皆既月食観察会に関するあれこれ。
忘れないうちにメモしておこう。


1.空模様

一応晴れ間はあったけれど、
終始ほぼこのレベルで推移。


ちなみに前日の同時間帯。構図確認用に撮影してみた。
この時いったん月は見えていたものの、その後雨が降り出したっけ。



2.準備状況

撮影機材や観察用の望遠鏡。
地学班の生徒たちとともに倉庫から担ぎ出して、
ベランダにずらり。




3.広角での連続撮影

一番手前の広角・固定撮影の画像を比較明合成してみた。
やはり雲の影響で間隔も露出もいまいちそろっていないが、
まあこれも記録のうち。

ってことにしておこう。



X-T1+18-55mmズーム→25mm 5分間隔で露出ブラケット撮影したコマから抽出し合成

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雲フィルターの効果が・・・

2021-05-27 22:22:41 | 皆既月食2021May26
久々の皆既月食のチャンスだった。
5月末という時期なら、
天候面でもそれほど心配は無いのかなと期待していた。

でも、今年は違った。

既に関西~東海地方まで
史上最速レベルの梅雨入り宣言が発表されており、
まだ公式発表の出ていない中部・関東以北も
このところ実質梅雨入りしたかのような天気が続いていた。

そして、この日もそうなってしまった。

完全に曇られるでもなく、
かといって時折現れるのは強度の「雲フィルター」の影響を受けたおぼろ月。
皆既食に至っては、もはや肉眼で見つけられないレベルだった。





皆既開始15分前の頃(上)、皆既中の月。
いずれも、X-T1+SIGMA170-500mmF5.6望遠ズーム+2倍テレコンで1000mm
ISO6400、露出10s~20s、自動追尾


本影食が終わる頃、月には淡く暈がかかっていた。
悔しいので対角魚眼ズームを装着し直して撮影した。




それでも、勤務校の地学班員たちはそれなりに楽しんでくれたようで
「望遠鏡だとギリギリ皆既中の月が見えました。」と教えてくれた。

まあ、そこは収穫だったかな。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする