森にすむ熊小郎と妖精たち

多種多頭で動物三昧の悲喜交々を綴ります

サムの生きる力

2020-03-26 14:00:00 | 
サムの日3月6日から20日ほど経ちました
毎日毎日サムの具合いが気になって何度も、もうお別れを意識しました
その度に涙でサムちゃんが見えなくなりました
不思議な事に抱っこしていると、サムの目にも涙が出ています
涙の意味は違うと思うけど、私には分かっています
私と同じ涙です




いつものように窓辺に行きますが、やはり元気がありません

思い切って外に出て見ました



保護されて家猫となり、その後一度も外を歩く事はありませんでした
どうです
しっかり歩いて、匂いを嗅いで草を食べようとしています




可愛いなぁ〜
福寿草も咲いて、すっかり春めいて来ました
サムの毛色はとても上品で私は好きです
縁起がいいハチワレで綺麗な猫です
何よりもおとなしくお利口さんで、一度も手を焼いた事はありません




部屋へ戻ったら、ご飯を完食しました

病気が発症してくると、先ずご飯が食べれなくなります
当然痩せてきて、骨の形がわかるくらい肉が無くなりました
何とか食べられる物を少しずつ何回も出してみます

私の甲斐甲斐しくお世話をする気持ちが、サムに伝わっていて
それが、サムの生きる力となっているような気がします





サム の日 11年経ちました

2020-03-06 14:04:00 | 
サムの11回目のセカンドバースデー
11年前の2009年3月6日 息子に保護されました
その夜名前を3月6日だから「サム」と付けて家で飼う事になりました
サムちゃん家猫おめでとう㊗️



ウイルス検査で猫エイズ陽性と出ましたが同居猫も居ませんし、それほど気になりませんでした
1ヵ月程前からご飯を食べなくなり、日に日に痩せ細って行く姿は見るに忍びないです



一時水も飲まなくなり、お別れが近いかな?と覚悟した時もありましたが、ここ数日少し食べています




食べた後は口を拭いています
自力で歩いてトイレも一度も失敗がありません
サムは本当にいい子です

サムの病気
猫エイズのステージは
・急性期(2~3ヶ月くらい続く)
・無症候キャリア期(4~5年くらい続く)
・持続性全身性リンパ節症期(4年くらい続く)
・エイズ関連症候群期(数ヶ月~1年程度)
・後天性免疫不全症候群(数ヶ月程度)

すべてのステージの期間を足すと10年くらいある事になります
サムを飼い始めた頃は、無症候キャリア期だったと思われます
その後の持続性全身性リンパ節症期とありますが、心配な症状は出ることが無く、普通に過ごして来ました
しかし丁度1年程前に、エイズ関連症候群期に入ったと思われます
そして1ヵ月程前から、後天性免疫不全症候群を発症し、エイズ発症期と呼ばれる時期です
猫エイズ末期です




サムは12歳を超えています
とうとう病気のその時は来たようです
悲しくて悲しくて、もう抱きしめる事しか出来ません

サムは保護されてから家猫となり、一度も外を歩く事はありませんでした
家猫にならなかったら、ここまで生きられるたでしょうか?
過去に保護した
マオちゃんは、猫伝染性腹膜炎で保護して10カ月、年齢は2歳程の短い命でした
チャコちゃんは、野良で仔猫を4匹産んで私に保護されました
3年程私とサムと一緒に暮らしましたが、猫エイズの症状が悪化して亡くなりました
年齢は6歳か7歳程だったと思います

猫の伝染病は人によって抑える事が出来ます
野良猫を増やさない
全ての猫には飼い主がいて家の中で飼う
数を増やさない飼い方をする
猫は魅力的な動物です
病気にさせないで、老衰で寿命を全うさせたいですね