のみちをゆけば

北の山男が日々の生活、趣味の報告をします!

頂白山

2009年11月13日 00時05分35秒 | 登山


 頂白山は仁木町の東側にある標高460.8m(最高点は480m)の山
です。山頂まではすべて林道歩きですが、静かな山が楽しめます。

 
 国道5号線(跨線橋付近)から見た頂白山。右が480mピーク。

 概要
 登った日 : 2009年11月上旬
 コース : 登山口~頂白山(往復)
 コースタイム  
             10:05  登山口    14:45
             10:25  送電線下   14:10
             11:50  三角点山頂     
                   最高点山頂  13:10
 
 GPSデータ:距離7.4km、歩行時間1時間13分、休憩含んで1時間48分(登り)
        平均移動速度 2km/h 
 装 備 : 日帰り
 使用カメラ : Coolpix5000 

 登山道付近にいた鳥など
 ヒヨドリ、ハシブトガラ、コゲラ、ツグミ

 登山は黒岳に登って以来、1ヶ月半ぶりでしたが、娘たちを誘うと「行く!」
と言う返事だったので連れて行くことにしました。

 私にとっては3年ぶりの頂白山。前回は地図を忘れて、ちょっと不安な登山
をしました。



 左の林道が頂白山に通じている(南向きに撮影)。

 登山口はフルーツ街道沿いにあります。国道5号線の場合は仁木町から南
に向かい、跨線橋を渡ったカーブにある「さくらんぼ山」の看板を左折する
と、フルーツ街道との交差点が登山口になります。

 林道を少しあがった所にも車を止められる場所はありますが、今回は街道
下の道路わきに駐車しました。
 ちなみに車でも山頂に行けるようですが、オフロード車(軽が良い)でない
とダメですね。




 歩き始める娘たち、正面に見えるのが目指す「頂白山」


 山頂の見晴らし以外に見所がなさそうな時期なので、娘たちの読図教育をし
ながら登ることにしました。





 まずは最初の休憩ポイントで、地図を開き「どこに居るのかな?」

 娘 「わからない」
 父 「この黒い点線が道、これが歩きはじめで、ここが目指す山頂」
 娘 「?」
 父 「見上げてごらん」
 娘 「?」
 娘 「電線がある」
 父 「ほら、この線が、送電線だから・・・」





 次の休憩は山頂を右前に見るポイント
 父 「あそこに見えるのが山頂、どこにいるかわかるか?」
 娘 指で登山道の線をなぞりながら。「わからない」
 父 「ほれ、この辺だ。山が見えるのは、こことここだけど、こっちは左
   に見えるから・・・」
 娘 「・・・」

 などなど、数箇所で地図の勉強をしながら歩きました。


  

 途中の道脇にあるガレ場、娘が「ナキウサギが居そうだね」と言ってました。

 そういえば、林道では下の果樹園から常にラジオの音が聞こえてました。作業
中に聴いてるには音量が大きいなと思っていたら・・・
 
 後で分かった事ですが、熊よけのためにラジオを大音量で流しているそうで
した。熊鈴は2個付けていきましたが、いざというときにどちらの娘を差し出
すか、悩むでしょうね(笑)。

  

 淡々と登り、最後の山頂に向かう急カーブにて。




 後ろを振り返ると大黒山が見えます。




 最後の登りを駆け上ると山頂(三角点)。



 
 すっかり秋景色の仁木から余市の平野が見えます。




 余市天狗岳(中央右)、稲倉石山(中央左)



 山頂ではジムニーで登ってきたおじさんとおばさんにキノコをもらいま
した。




 なぜか山頂付近の広場にある便器



 その後は最高点がある山道をたどって、最高点を極めてから下山を開始し
ました。


  

 ちょいと疲れたのか阿呆な顔をする長女。




 
 カラマツの紅葉がきれいです。


  

 途中で見つけた種がぎっしり入ったオオウバユリ。


  

 小川の渡渉点では子供に帰って、笹舟や木の枝を流して競争して遊びま
した。



 登山開始から4時間40分、7.4Kmを歩いて下山しました。



 娘たちは久しぶりの登山で疲れたようです。帰ってから一緒に風呂に入っ
たとき、長女に「山は楽しかったか?」と訊いたら「普通」との返答。
 再度確認しても「楽しいときもあったし、辛い時もあった」との事。

 今シーズンは最後になるのか、それとも、もう一回ぐらい低山に行けるか
なあ?




 (ムキタケ、エノキダケ、ヌメリスギタケモドキ)

 おじさんたちにもらったキノコは晩御飯できのこ汁とバター炒めにして
食べました。

 


 




 



コメント
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