13-22.世界にひとつのプレイブック
■原題:Silver Linings Playbook
■製作年、国:2012年、アメリカ
■上映時間:123分
■観賞日:3月1日、TOHOシネマズ渋谷
■料金:1,000円
□監督・脚本:デヴィッド・O・ラッセル
◆ブラッドリー・クーパー(パット)
◆ジェニファー・ローレンス(ティファニー)
◆ロバート・デ・ニーロ(パットSr.)
◆ジャッキー・ウィーヴァー(ドローレス)
◆クリス・タッカー(ダニー)
◆アヌパム・カー(クリフ・パテル医師)
◆シェア・ウィッカム(ジェイク)
◆ジュリア・スタイルズ(ヴェロニカ)
◆ブレア・ビー(ニッキ)
【この映画について】
心に傷を抱えた男女が立ち直るため、ダンスコンテストに出場する姿をつづるハートフル・ムービー。シリアスなテーマに笑いを織り交ぜた作風が高い評価を得て、トロント国際映画祭で最高賞に当たる観客賞を受賞した。ブラッドリー・クーパーとジェニファー・ローレンスというハリウッドの注目株の共演が見ものだ。(この項、Movie Walkerより転載しました)
【ストーリー&感想】(ネタバレあり)
妻が浮気したことで心のバランスを保てなくなり、仕事も家庭も全て失ってしまったパットは、近くに住んでいるティファニーと出会う。その型破りな行動と発言に戸惑うパットだったが、彼女も事故によって夫を亡くしており、その傷を癒やせないでいた。人生の希望を取り戻すためダンスコンテストに出ることを決めたティファニーは、半ば強制的にパットをパートナーに指名する。
パットからすれば元妻のニッキと親交のある彼女と行動を共にすればニッキの消息も判るし、彼女を通して自分の現状を知ってもらえると考えたのだった。案の定、パットはニッキへの手紙を彼女に託し、やがてニッキからの返事も彼女からもらい和解のチャンスがあるかもと期待に胸を膨らせ、ますますダンスの習得に熱を上げることに。
だが、この手紙作戦、パットがふと読み返してみると普段ティファニーが好んで使うフレーズがあちこちにちりばめられている事に気付く。この二人の仲を取り持ったのが父であるパット・シニアなのだが、結局、パットとティファニーは最後に結ばれてジ・エンドに。
ティファニーを演じたジェニファー・ローレンスはこの作品でアカデミー賞主演女優賞を受賞した。「ハンガー・ゲーム」や「ウィンターズ・ボーン」等が印象に残っている若手注目株の女優が早くも主演女優賞を受賞とは大したもんだ。確かに、今回のローレンス、前記の2本の作品とは異なり、共演者にロバート・デ・ニーロやブラッドリー・クーパーなど受賞こそ逃したものの、この作品では俳優部門全てで候補者が出るなど共演者にも恵まれていた。
出演作が目白押しのデ・ニーロ、今回はパットの父親役で、今は無職でスポーツの試合への賭けに夢中になりながらも精神的に不安定な息子パットを心配し、ティファニーとの仲を取り持つ役所。まあ、デ・ニーロは最近どんなタイプのキャラでも演じ切ってみせるが、注目作への出演だし、最近の出演作は脚本がイマイチの作品ばかりだったから、まあこれで少しは持ち直すかな?
ジェニファー・ローレンスに関しては、これで今後出演作のギャラ高騰が予想されるので、マイナーな作品への出演は難しいのかな?まだ若いのだから色々なタイプの役にギャラに関係無く挑んでもらいたい気もする。
いつもTB、ありがとうございますm(__)m
ジェニファー・ローレンス、若いしキャリアは短いのですが、
本当に個性的で、且つ印象に残る演技をする女優さんですね^^
これからの彼女が本当に楽しみです。
ジェニファー・ローレンス、彼女はいろんな役ができる女優さんですよね。これからが楽しみです
訳ありません。
J・ローレンスは「ウィンターズ・ボーン」で初めて観て以
来注目している女優さんです。この作品ではアカデミー
賞を受賞するなど、この年代で彼女が先頭を走ってい
る印象があります。これからも益々注目していますし
「ハンガー・ゲーム」の続編にも期待しています。
演技派としての道を歩んでもらいたい女優さんですね。
この作品での彼女の演技、アカデミー賞受賞だけあっ
て光っていました。