カセットテープがワカメ

キノコ国本剛章の音楽活動・妄想・ノリツッコミなど。

「れとろげ!3」で40年越しの「チロリアン」の正体判明

2018年04月28日 | My Favorite
 キノコさんが高校生の時、愛読していたマンガ『マカロニほうれん荘』(鴨川つばめ)。 来月中旬から都内で原画展が開催されると知りまして、ぐ〜んと『マカロニ熱』が再燃してきてる今日この頃なんです。やーねえやーねえあらあらそうなのデベソなのキャイ〜ンたまりませんわ。 このブログの中でもいくどとなく『トシちゃんカンゲキー』『海より深く反省〜』を使っていて若い読者の中には「キノコ国本剛章なのに、なんでトシちゃん??」と思っていた方もいらっしゃるかもしれませんが、トシちゃん&きんどーさんといえばマカロニほうれん荘の登場人物なのです。 このマンガはナンセンス・ギャグの宝庫でハイセンスかつリズムのノリがよくテンポもバツグンな名セリフが次々と編み出されていくのですが、ときどき謎のギャグもあったんです。 その1つがこの画像。きんどーさんが「チロリア〜ン♪チロリア〜ン♪」と唄いながら画面中を縦横無尽に飛び回るシーンなんですね。これはいったい何なんだろう?TVじゃ見たことないし…。鴨川さんのオリジナルなのかな?
高校時代に謎だと思っていたまま、ずーーっとその正体がわからずに40年の時が流れ…そして2017年秋。福岡で開催されたイベント「れとろげ!3」。楽屋のテーブルに置かれていたお菓子。ん?チロリアン? 形状はうすいクッキーがロール状に巻いてある感じでブルボンのルマンドに似ています。でも関東では見たことないなー…って思ってたら地元のスタッフが説明してくれました。「チロリアンは福岡では有名で、TVのCMもやってるし、こっちでは知らない人はいませんよ」「あっ!」キノコさんのオツムに電撃が走りました。そうだ!鴨川つばめさんはたしか福岡県の出身だったはず!小さい頃からチロリアンのCMを見て育ったんだ。そしてこのCMが福岡ローカルだったことを知らずに(もしくは知っていても「あえて」)このシーンをマンガに使ったのか! さっそくYouTubeチロリアンのCMをチェック。あーこれだ。♪チロリア〜ンって唄ってる。いやー便利な世の中ですね。おかげさまで40年越しの謎が解け、胸のつかえがスッとなくなりました♪
でも40年前の当時、北海道に住んでいたワタシだけでなく福岡以外に住んでいた多くの方々がこのギャグの元ネタがわからずにモヤモヤしていたんじゃないのかなー。当時はインターネットもないしね。今度ファン同士で話す機会があったらその辺りを聞いてみたいと思います。はーすっぽんすっぽん。いいかげんにしてくださいドゴン。バビロニア!
コメント (4)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ナマ演奏で「協撃カルテットファイターズ」

2018年04月22日 | キノコ国本剛章BAND
(公式)「協撃 カルテットファイターズ」ゲーム紹介PV

 Nintendo Switch 『協撃カルテットファイターズ』、みなさんお楽しみいただいてますでしょうか。キノコさんが作曲したBGM、あの懐かしいキャラバン・シューティング時代の「スター○ルジャー」や「○クター87」を彷彿とさせる曲は覚えていただけましたでしょうか。 来たる4月29日、品川区中延ボナペティで行われるライブイベントゲームミュージックFENDEZVOUS(ランデヴー)4キノコ国本剛章BANDとして本邦初の「協撃」ナマ演奏を敢行させていただきます。メンバーはキーボード;マツケん、ギター:テンドウ、ドラムス:東光寺宗徳(from九州)。例によって手弾きで演奏するには難易度が高い曲なんですが、限界に挑戦ですよ。どんな演奏になるのかぜひご期待ください。当日、会場にはハッピーミール関社長もお見えになります。ゲームのご感想とか直接伝えるチャンスもありますよー。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

さかさことばのうた / オール1ブラザーズ

2018年04月15日 | オール1ブラザーズ
さかさことばのうた / オール1ブラザーズ

 オリジナル曲を動画にして発表しました。キノコさんお得意の「ナンセンス路線」まっしぐら。「さかさことばのうた」です。まったくもって何の意味もなく、毒にも薬にもなりません。マジメな方からはたぶんお説教される内容です。あはは。でもこのブログの読者なら「ふふん」と暖かく鼻で笑ってくださることでしょう。そして「ホント、キノコってバカだよね」と言ってくださったらそれがサイコーのおホメの言葉なのです。
 ワタシのバカさ加減は死ぬまで治らないと思いますが、それにつきあってくださる周囲の方々、テンドウさん、滝澤さん、荻原さん、動画制作のGREEN RACCOONの皆様には厚く御礼申しあげます。
 なお、このブログだけで公開する「特別情報」。ジャジャーン!「さかさことばのうた」は実は下記のROCK名曲3曲にインスパイアされております。パクったんではありません。インスパイアですよ。インスパイアなんですったら。あとリスペクト。「インスパイア&リスペクト」ですね。パクったんでしょ?って言わないで。うふん♡
「Mr.Big」/FREE
「Time」/PINK FLOYD
「Dazed and Confused」/LED ZEPPELIN

興味のある方は聞いてみてください。「そうか。この曲をこうやってパクったのか!」もとい「この曲にインスパイアされたのか」ってわかりますから。ぎゃはは。 じゃあこれからもおバカな曲を作っていくから「釧路ヨロシク」!
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

#55 これも何かの縁トロピー

2018年04月09日 | PC園児
 テンドウさんの「うねうねギター」とキノコさんの「よれよれシンセサイザー」が炸裂するやりたい放題、ユカイ痛快奇々怪々(自分にとって)なインスト曲です。 この曲は複数の方から曲のタイトルに関して質問をいただきまして。「縁トロピー」とはなんですか、と。答えるなら「あたり前田のクラッカー」と一緒ですね。もしくは「その手は桑名の焼き蛤よ」とか。自身の過去の曲では「それとこれとは別冊マーガレット」というのがあります。 言葉遊びでほとんど意味はないんですね。ただ、「エントロピー」という単語が日頃あまり馴染みがないものなので「何か隠されたウラの意味があるのでは?」と深読みされた方がいらっしゃったようです。ホントに何もありません。自身が若い頃にSF小説ブルーバックスを愛読していてちょっとした科学モンかぶれだったもので、ふと出てきちゃった感じです。
 インスト曲は場面情景ありきな場合は、それに相応しいタイトルをつけるのがよろしいかと思いますが、この曲なんかはそういう動機ではなく単に「ジェフベック&ヤンハマー」みたいな曲を作ろう、そうだそれがいいそうしましょう。という軽い感じだったのでタイトルもこれでいいのだハンタイのサンセイなーのだ♪
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ガッチャマン進行を考察してみる⑩

2018年04月01日 | ガッチャマン進行
Brown Sugar - The Rolling Stones

 〜〜〜シリーズものです。最初から読む〜〜〜
 Brown Sugar / The Rolling Stones 1971年のヒット曲です。ブルースが根底にある、全体的にセブンスの響きを多用している曲なんだけど、なんだか泥臭さの中にフワフワした感じがあって好きな曲です。
 ガッチャマン進行の本来の定義からは外れていて、マイナーになる箇所は1回もないんだけど間奏のコード進行「Eb⇒C⇒Ab⇒Bb⇒C」はなんだかフシギな「励まし感」みたいなのがあって「細かいことをくよくよ考えててもしょうがないよ。どうせそのうちみんな死ぬんだから」みたいな、極端だけどね。そういう感じにガッチャマン進行が使われててホント、フシギに好きな曲です。ふわふわ〜♪
 〜〜〜その⑪へ続く〜〜〜
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする