カセットテープがワカメ

キノコ国本剛章の音楽活動・妄想・ノリツッコミなど。

[スターニンジャ] #25 Caravan-Life(Star Soldier Remix) / 牧歌電子

2021年04月29日 | キノコ国本History
キノコ国本のギャフンといってみよう 第32回 5周年記念

 この曲はCDに収録するより前のタイミングでLIVEで聞かせていただきました。 2018年秋大阪で開催された「Game! Game! Game! 5」というイベントで対バンだったんです。
↑ はりつけた動画で、この時の牧歌電子さんのパフォーマンスを1曲チラッと見ることができます(13:06くらい~ なお動画の演奏曲とCD収録曲は違う物です)。
 収録された表題アレンジ曲の特徴はキノコさん流に言わせていただくと「エロい」ですね。もちろんホメ言葉ですよ。
このエロさを短歌に詠んでみると
  「じわじわと 遠いとこから じわじわと 外堀うめて 攻めてくるのね」
もしくは
  「じりじりと 離れたとこから じりじりと ゆっくり近づき 攻めてほしいの」
という感じですね。
普通、JAZZの演奏だったらまず最初に「テーマ」の演奏をしてから「アドリブ」へ展開、というパターンじゃないですか。でもこのアレンジの場合は順序が逆ですもんね。
「大きく崩して演奏されたテーマ」から始まって、だんだん主題が原曲の形に近づいていって、相当じらされた頃に、やっとズドンと正しいテーマがやってくる。
この瞬間がなんだか「カタルシス」なんですよね。牧歌電子さん、ユカイでエロイいアレンジありがとうございました。ちょっとだけヨ。アンタも好きネ♡
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【新事実】井上大介氏は[FC]桃太郎伝説BGMの「アダプター」だった

2021年04月24日 | ファミコンBGM
[FC]桃太郎伝説(Momotarou Densetsu)BGM集

 先日YouTubeLIVE「キノコ国本のギャフンといってみよう」第46回で、「井上大介氏の作品を追え!」という企画をやりました。電話でトークしているうちに昔の記憶がだんだん蘇ってきて、ユカイな新事実もわかったりしました。
その中でも興味深かったのが「桃太郎伝説」に関する話題ですね。 大介さんが提供してくださった写真に「桃太郎伝説」のファミコン・カセットが写ってました。ということは彼が「何らかの形で」この作品に係わっていたことの証明なんです。 
 ① 当時「係わった作品の完成品カセットはハドソンから支給される」
 ② 大介さんは、自分ではファミコン・カセットは買わな
 ③ 「桃太郎伝説」のカセットを所持している
3段論法で証明できますよね。あはは。
 しかし、この動画で聴くことができる全26曲。大介さんの記憶には「作曲者として関わった曲」は1曲も引っ掛からない。そしてじわじわと思い出したこと。
関口和之さんが作曲したデモ音源をファミコンで鳴らせるように最適化作業(アダプテーション)した」というのです。これは面白い。そして納得できます。
ワタシは関口さんのデモ音源を聞いてませんので、以下は仮説なんですが、ひょっとしてそのデモ音源というのは「メロディー+コードバッキング」だったのではないか、と思うのです。
ファミコンの仕様「3和音+1ノイズ」で曲を成立させるためには、「それなりのアレンジ・テクニック」が必要で、ちょっと面倒な作業でもあるんですね。たとえばデモ音源でギターで♪ジャラーンとコードバッキングをしている曲があったら、それをファミコンで再現するのは不可能なので「再構築」しなければならないんです。これが結構たいへん。
サザン・オールスターズのメンバーとしてご多忙な関口さんには「作曲」だけで参加してもらい、ファミコン音源への「アダプテーション」を大介さんが担当する。
この分業制はとても「腑に落ちる」おハナシなのです。「アダプター」は裏方のお仕事なのでウィキペディアを見ても大介さんのお名前は載っていません。なのでここでワタシが新事実として記録に残しておきます。
 大介さんの仕事を一つ掘り起こすことができてなんだかうれしいキノコさんでした。
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キノコ曲演奏動画・探索の旅④

2021年04月17日 | ヘクター’87
ARM - ヘクター'87 / Starship Hector - メインテーマ / Main Theme

   ~~~シリーズものです。最初から読む~~~
 「ヘクター'87」HISTORY 1 をアレンジされています。製作者は「ARM」さんとおっしゃるのかな? 面識はないです。
英語の歌詞がつけられていて、ボコーダーみたいなエフェクトをかけて唄われてます。 ノリがいいし、シンセの音色も魅力的だし、原曲にないイントロ間奏もカッコイイです。
2009年にアップされている動画なので、YouTube 黎明期くらいですかね。 調べてみたらシューティング・ゲームのBGMをアレンジしたオムニバスCD「HAPPY TRIGGERに収録されているみたいです。
ARM さんという方は「IOSYS」という団体に所属していらっしゃるようでこれは札幌の団体なのかな? キノコさん不勉強でよく知らないんですが札幌は狭いので、もしかしたら「ともだちのともだち」くらいのつながりがあるかもしれません。
 YouTube チャンネル主の「Anthinio Peaches」さんも存じあげませんが、どうやら「ゲームの好きな外国人」の方みたいですね。 この方が動画をあげてくれなかったら、ワタシはこのアレンジに出会ってないかもしれないので、感謝です。作曲者としては自分の曲がアレンジされて発表されていることが、とてつもなくうれしいんですよ。 しかも拙曲は楽譜が市販されてませんからね。苦労して耳コピーして、ご自身でアレンジを工夫されて、歌詞までつけてくださって。 ARM さん、もしなんらかのきっかけでこのブログを読まれましたらご一報いただけるとうれしいです。ひとこと御礼を申しあげたいです♪
   ⇒ その⑤へ続く
コメント (2)
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ファミコンBGMを完全に聴くために攻撃しないで逃げてみた【スターソルジャー】

2021年04月10日 | スターソルジャー
ファミコンBGMを完全に聴くために攻撃しないで逃げてみた【スターソルジャー】

 シリーズ動画、第3弾です。プレイヤーはいつもの「honeybit」さん。
この動画はある意味「神ワザ」だと思いますね。敵の攻撃パターン多種多様で、一口に「逃げる」と言っても相当難しいですよ、これは。
ずーっと隅っこにいてじーっとしてりゃあイイってもんじゃありませんからね。ここまでキレイに逃げ切るまでには、敵の攻撃パターンを覚えるために相当数の「逃げ専用プレイ」をされたのでは、と推察します。
残念なのはスコアが0点なことですね。タマ1発も撃たずに最後までいったんだから特別ボーナス100万点くらい入ってもよさそうなもんだけど。
 作曲者としては「スターソルジャー」の2チャンネル音(効果音が出るときミュートされる)は結構大事な役目として丹精込めて作りこんだので、こうやって聴いていただけるのは大カンゲキですね。
さあ、全国・全世界の数少ない賛同者の皆さん。一緒にうまいハイボールをいただきましょう。カンパーイ♪
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DTMコンペ、作品募集中♪

2021年04月04日 | キノコ国本のギャフンといってみよう
キノコ国本のギャフンといってみよう 第41回

*** DTMコンペ開催 ***
迷宮組曲』『ヘクター'87』アレンジ曲募集

《応募要項》
●ファミリー・コンピュータ用ソフト
『迷宮組曲』(1986)または『ヘクター'87』(1987)
ゲームBGM・アレンジ作品
●制限時間 4分以内
●使用楽器、機材、曲調は自由。
●歌詞をつける場合、公序良俗に反する文言はNGです。

mp3 もしくは wav ファイル形式のデータ
 ★作品のタイトル
 ★製作者名(HN)
 ★ひとことアピール
 をご明記の上、下記メールアドレス宛にご応募ください。

kunimoto301@yahoo.co.jp

●応募締切=5月9日(日)

《表彰・賞品》
●応募要項を満たした全作品をYouTubeLIVE「キノコ国本のギャフンといってみよう」で配信させていただきます。
●CD「キノコ国本剛章History」シリーズに収録される場合があります。収録された方へは完成したCDをプレゼントさせていただきます。

締切日まであと1か月ちょっとです。GWのセテイホーム時間を活用して是非ご参加くださーい。
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