カセットテープがワカメ

キノコ国本剛章の音楽活動・妄想・ノリツッコミなど。

ファミコンBGMを完全に聴くために攻撃しないで逃げてみた【迷宮組曲・井戸】

2021年01月31日 | 迷宮組曲
ファミコンBGMを完全に聴くために攻撃しないで逃げてみた【迷宮組曲・井戸】

 honeybitさんという方が制作した動画です。「BGMをちゃんと聞きたくて、タマを撃たずにずっと逃げ続たり、安全地帯を見つけてじっとしてたりしました」というおハナシをイベント会場等で何度か耳にしていましたが、それを現実に絵で見せてくださったのがこの動画です。サウンドトラックの音源が世に出回ってない時期には、こうやって自分で工夫して音楽聞くしかないですもんね。こういう苦労話がキノコさん大好物です。自分にあてはめて思いだすとファミコンの「MOTHER」のBGMが好きでラジカセに録音してましたね。特に「スノーマン」「マジカント」が好きだったんですがMOTHERのBGMは録音しやすかったんですよ。RPGですからね。街に入った後何もしないで放置していれば純粋にBGMだけがループし続ける、と。それを90分カセットテープの両面にびっしり録音して、寝る時の「睡眠導入用」音源として使ってました。で、ある朝枕元でキュルキュル変な音がしてイヤーな予感とともに起きあがると「カセットテープがワカメ」になっている、と。このブログのタイトルであり、原点ですね。「ファミコンやテレビ番組のBGMをラジカセに録音する」その楽しさがずーっと忘れられず、ハードウェアは進化しても気持ちの上では何も変わっていない。なんだかそんな事を思い出させてくれた「温故知新」な動画でした。ありがたいです。ところで温故知新と「うんこちんちん」は似てるよね。ちょっとだけよーん。イチ、ニ、サン、シ、やったぜカトちゃん♪
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全日本フィルの旗揚げ公演に行ってきた

2021年01月27日 | ともだち
【GoPro】指揮者の目線。入場~通し練習(交響曲 第7番 第1楽章 / ベートーヴェン)

 市原雄亮さんが新しく立ち上げたオーケストラ「全日本フィル」の第1回演奏会。いくつか気づいたことがあったので書き留めておきます。
 ●管楽器はステージ上、弦楽器はステージ下、指揮者もステージ下
この配置には驚きました。動画を見ていただけるとお分かりの通りです。「フィジカル・ディスタンス」をとるための措置だそうです。
通常は座席が置かれている観客席の前側(100席くらいかな?)のイスを団員のみなさんが撤去して空間を作ったんだそうです。
なんだか斬新なレイアウトでキノコさんは結構気に入ってコーフンしました。気のせいか各パートごとの音が分離して、それぞれよく聞こえたような気もします。
市原さんの指揮も今まで以上に「上下」の動きが増えて忙しそうでした。でも見る側からすると「う~ん。いわば3D指揮だな。これはイイぞ、うひひ。」と勝手なもんです。
 ●市原さん、全暗譜
これはとにかくカッコよかった。演奏時間35分以上かかる交響曲を2曲、まるまる暗譜してるなんて尊敬します。
バンド演奏でもいえるんですが、暗譜しているのと、してないのでは比較にならないくらい「暗譜してる方がイイ」のです。
イイとはわかっていてもそこにはかなりの努力が必要だし、ついつい「保険」で楽譜を置いちゃう場合もあるあるなんですが
そこはカッコよく全暗譜で振り切った市原さん。すばらしいです。
 ●賛否両論、逆風を乗りこえて
キノコさんはもちろん「サンセイ」側ですが世の中には「ハンタイ」の方や「サンセイのハンタイなーのだ」の方もいらっしゃいます。それでいいのだ。ハジメちゃんは天才なのだ。
サンセイ側を代表して一言感想を申しあげますと「おっほん。ワタシは感動して涙が出たのであります。」この一言です。
市原さんと楽団員の皆さんには客の1人が演奏を聴いて感動して泣いていた、ということだけを伝えたいと思います。それでいいのだ。おでかけですかレレレのレー
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少女が唄って踊る『迷宮円舞曲』にカンゲキ

2021年01月23日 | 迷宮組曲
れとろげ!外伝 総集編

 ※動画の 22:30 くらいからご覧ください
 昨年11月にFGMF(福岡ゲームミュージック・フェス)さんが配信した『れとろげ!外伝 24Hours』の中から演劇集団「吉田商店」さんの作品をご紹介します。
レトロゲームを題材としたコミカルなオリジナル演劇を毎年披露してくださる「吉田商店」さんですが、今回は劇中の挿入歌として『迷宮円舞曲』を採用いただきました。
かわいらしいお嬢さん2人がミロンくんのコスチュームで、ミュージカルっぽく唄い踊っています。これはメチャメチャうれしい。じ~んときます。
 「迷宮円舞曲」はファミコン「迷宮組曲」城内BGMに、おともだちの「つるぎ」さんが歌詞をつけてくださった物で、キノコさんはよくライブで演奏する定番曲。JOYSOUND 系のカラオケ店で唄うこともできるんですよ。
ただフツーに考えるとこの曲をごぞんじなのは30代後半から上の世代。ローティーンの女の子が知っているはずがありません。こういう風に世代を超えて曲を親しんでいただけるのは、これ以上にない「ご褒美」でして、いつもよりハイボールを濃いめに作って周囲半径1メートルが涙の池。おぼれそうになったのでスワンボートに乗っているという最早おなじみの風景となっております。 35年前にこの曲を作った時は全く予想していなかった出来事であり、福岡の皆さんとの良きご縁についてもいろいろと思いを巡らせながら「配信もイイけどこれナマで観たかったニャー」と斜め上45度を見上げたりしております… ♪世界は音色でー満ちてるよ~
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[スターニンジャ] #29 スターソルジャー パワーアップ / GOURMET MANIA

2021年01月16日 | キノコ国本History
グルメマニア~ゲームミュージックRENDEZVOUS (ランデヴー)

スターソルジャー パワーアップ / GOURMET MANIA (グルメマニア)
 ~~~LIVE 演奏 @ゲームミュージックRENDEZVOUS (ランデヴー) ~~~
※ 4:27 ~ご覧いただけます

[GOURMET MANIA]
Acky (Guitar)
Takaya (T.Sax)
P-tan (Keyboard)
Famico Famio (Bass)
Chanbom (Drums)

滋賀県と言えば?」「琵琶湖!」「ふなずし!」チッチッチ(顔の前で人差し指を横に振る)「GOURMET MANIAをおわすれじゃないかい?」というワケでズバッと参上。グルメマニアさんです。
見どころ聞きどころ満載。一度見たら忘れられないパフォーマンス。Chanbom & Famico Famio のタイトなリズム隊。P-tan の低い低いキーボードスタンド。Ackyのマシンヘッドでゆらゆら揺れる「どせいさん」。そしてTakayaがときおり見せるコント風の小芝居
JazzFunk のテイストでレトロゲーム曲を独自の色にアレンジ。CD「ファミコン・ディナー」「ファミコン・バル」も是非聞いていただきたい。お問い合わせは…おっ。HPをのぞいたら1年に1度のペースで更新されてる。新作に向けて準備中とのこと。期待しちゃいましょう♪
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カバー演奏「夢を信じて」/ キノコ国本剛章BAND

2021年01月11日 | キノコ国本剛章BAND
キノコ国本のギャフンといってみよう 第44回

 『夢を信じて』 / キノコ国本剛章BAND
 ( Vocal )
東光寺宗徳 ( Drums )
テンドウ ( Guitar )
マツケん ( Keyboard )
・キノコ国本剛章 ( Bass、鍵盤ファーミニカ )
《動画編集》GREEN RACCOON

35分30秒~ ご覧ください
昨年11月に配信された「れとろげ!外伝スペシャル」のために撮りおろした動画です。
月さんの歌唱がすばらしいので、ぜひたくさんの方に聞いていただきたい。

今回は録音も撮影も、5人別々に行ってあとから編集した作品ですが、メンバー一同思い入れがあり、いつの日かライブで演奏したい曲です。
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生演奏・配信LIVE ゲームミュージック Delivery (デリバリー)

2021年01月09日 | キノコ国本剛章BAND
ゲームミュージック Delivery 1

ゲームミュージック Delivery (デリバリー) 
2021年2月14日(日)  16:30 配信スタート
   
キノコ国本剛章BAND
      テンドウ(Guitar)、マツケん(Keyboard)、キノコ国本剛章(Bass)
 《ゲスト》 滝澤博之(Drums)
 《スタッフ》バストラ(Mix)
       まめ (VJ、配信)

 ライブハウスでの対面演奏が難しい状況が続いています。振り返ってみたら中延ボナペティで行った最後のライブが昨年1月18日。かれこれ1年くらいライブをやってない。これほど長いブランクはここ15年くらい一度も経験ありません。 ナマ演奏の配信は昨年2月に一度やってみたことがあります。この時は「電子ドラム」を使ったりして、全部の楽器の音を「ライン」で出してみたんですね。バンドメンバーは全員ヘッドホンを装着して演奏する。 このやり方だとオーディエンス側では「CDのような、まとまりのある聞きやすい音」で聴ける、というメリットがあるんです。ただし『LIVE感』があまり出ない。 そこで今回の企画は生ドラムを使い、ギター、ベース、キーボードも全部アンプから音を出して「マイクでひろう」。バンドメンバーは全員ヘッドホン装着ナシ。ライブハウスで聞いてるような「エアー」の音を目指して準備中です。 初めての「エアーでナマ演奏・ナマ配信」。どんな風になるか楽しみです。アーカイブでもご視聴可能ですが、できれば皆さんもリアルタイムで「ライブハウスがデリバリーされてきた」気分でお楽しみいただければ幸いです♪
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ハイボール3杯イケるBassプレイ⑤ Green earrings / Chuck Rainey

2021年01月03日 | My Favorite
Green earrings - Steely Dan TKV

 ~~~シリーズものです。最初から読む~~~
 『Green earrings / Steely Dan』(1976)
 このシリーズ、5回目にして初めての「ベーシストらしいベーシスト」の登場。名手チャック・レイニーおじさんです。 スティーリー・ダンのアルバム『The Royal Scam』B面1曲目に収録されているこの曲。キノコさんが初めて聞いたのは高校生の時。だけどこの時は全くピンと来ませんでした。 スティーリー・ダンのカッコよさがわかってきたのは22~3歳からかな? ベーシストの好みも年齢とともに変わってきている部分があります。チャック・レイニーは参加アルバムも多いし、スティーリー・ダン以外にもずいぶん聞いてはいたんですが「特に好き」という感情は持たず、聞き流している感じでした。 今までとりあげてきたベーシスト、例えばJaco Pastorius や Anthony Jackson は『音色』や『奏法』だけで誰が弾いてるのか当てられるような、クセが強い感じだったんですがチャック・レイニーの場合はそれとは逆で、音色や奏法だけでは奏者を的中させるのが困難なタイプですね。なんだか『引っ掛かり』がなく、スーっと聞けちゃうタイプのベースです。
 でも自分のベース演奏(録音)を振り返ってみると、最も影響を受けたのはジャコでもアンソニーでもなく、チャック・レイニーおじさんなんですね。知らないうちにフレーズをマネしていたりして、後から「あっ!」と気づくことがありますもん。特にこの曲『Green Earrings』にはメチャメチャ影響受けました。 出しゃばり過ぎず、奇をてらわず。そして要所でサラリとカッコよく。 唄物ベースの弾き方のお手本です。このカッコよさがわかるアナタ、一緒にハイボール飲みましょう♪
   ~~~その⑥へ続く~~~
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