カセットテープがワカメ

キノコ国本剛章の音楽活動・妄想・ノリツッコミなど。

[Stack Cats] #02 チャレンジャーの休息

2020年10月31日 | オール1ブラザーズ
キノコ国本のギャフンといってみよう 第37回

 「チャレンジャーの休息」/ オール1ブラザーズ
キノコ国本剛章(作曲、Bass)
テンドウ(Guitar)
 《ゲスト》
滝澤博之(Drums)
荻原和音(Keyboard)
 ※動画の 1:22:30 くらいからご覧ください

 この曲はFC『チャレンジャー』噴水ステージ(洞窟ステージ?)のBGMをアレンジしたものです。アレンジに深い意味は全くなくて「ただ、なんとなくカフェ・ミュージックっぽい曲を作ってみたかった」の一言です。
テンドウさんは主にエレキ・ギターを使うイメージがありますが実はアコースティック・ギターの演奏もとてもすばらしいんです。そこをフィーチャーしたかった、というのも動機のひとつです。
 荻原さんのソロも音数少な目でリラックスして聞ける感じに仕上がってます。皆さんが日常なにげなく流すBGMの1曲に加えていただくとうれしい1曲です♪
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8か月ぶりのイベント参戦♪

2020年10月24日 | FKS37
 明日は都内で「M3」が開催されます。今年は2月後半くらいから新型コロナウィルス感染拡大の影響でいろいろなイベントが中止・延期・規模縮小となり、自身主催のイベントもすべて開催を断念せざるを得ませんでした。
M3も春開催は中止でしたからね。キノコさんが人前に登場させてもらうのは2月中旬の「東京ゲーム音楽ショー」以来。6月に発表したこのCD「キノコともちこ」/FKS37 もamazon等での通販が中心でイベント会場に持っていくのは明日が初めてというワケです。 会場でお求めいただきますとamazonよりお安くさせていただきます。あとご希望であればオリジナル・ギャグ、一発芸、モノマネ、ひとりボケひとりツッコミなどもやらせていただきます。北九州「BIT VADER」さんが制作された渾身の木工アート『協撃カルテットファイターズ』も本邦初展示! どうぞモノレールに乗って東京流通センターへ足をお運びください。ぼくも乗れーるキミも乗れーる東京モノレール♪
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キノコ曲演奏動画・探索の旅①

2020年10月18日 | カトちゃん&ケンちゃん
カトちゃんケンちゃん

   ♪PCエンジン「カトちゃんケンちゃん」空ステージ / Famicom Guitar (2009)
 新しいシリーズ物を始めます。キノコさんが携わってきたゲーム音楽を大勢の方がコピーしたりアレンジしたりして動画として発表されています。これらを探しに行く旅をし、感じたことをつれづれなるままにヒグラシすずりに向かいてそこはかとなく書きつくればあやしうこそものぐるほしけれみたいな事をやろうかと。なんか新発見があるんじゃないかと。面白いかと。ユカイかと。かかと。しかと。カトちゃんペ。ってことで第1回目は「カトちゃんケンちゃん」のアレンジ曲。演奏しているのは「Famicom Guitar」さん。実はこの方、何を隠そう「テンドウ」さんね。、彼と知り合ったのは2011年夏の「ゲームミュージックCHALLEMGER」っていうイベントだったんですよ。たしか。ゲー音部の一員として参加されてて、部長のさんに紹介していただいたように記憶しています。たしか。あしか。はしか。かもしか。かくかくしかじか。って最近ジョイマンみたいだなオレ。まことにスミマメ~ン。ぎゃはは。
 で、この演奏動画が発表されたのが2009年。何が言いたいかというと「ワタシとテンドウさんが知り合う以前に発表された」という点ね。やっぱこういうのうれしいですよ。そして面白いことには、この曲テンドウさんが発表してから約3年後に「ひつじの丘」というワタシの1st アルバムにほぼこのアレンジのままで収録されることになるんです。ギターソロもほぼ同じフレーズ。この段階で「完成形になってた」んですね。メロディーやコード進行は原曲通りですが、リズムパターンを大きく変更しているアレンジ。このあとバンドでも定番の演奏曲となりました。ワタシにとって、とても大切な1曲です。2009年のテンドウさん、ありがとうございました♪
   ~~~その②へ続く~~~
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チャレンジャー発売の翌日に阪神、優勝してたんだ

2020年10月15日 | チャレンジャー
阪神 優勝の瞬間 1985/10/16

 キノコさんのデビュー作、FC「チャレンジャー」。発売されたのが1985年10月15日。今日は35周年記念日です。発売当時、世の中ではどんな出来事があったのかニャー。すっかり忘れちゃったニャーと思って調べてみたらなんとビックリ!
 「翌日(10月16日)に我らが阪神タイガース、セ・リーグ優勝を決めてました」!
1985年っていうのは、バース掛布岡田による伝説の『3者連続バックスクリーン・ホームラン』が飛び出した、あの年だったんです。この動画を見てると「ダブル・ラジカセ」や『四角いボタンのプッシュホン』なんかが映っていて35年前の雰囲気が伝わってきてイイ感じです。携帯電話、インターネット、電子メールがまだ存在しない時代でしたからね。 留守番電話で仕事の依頼を受け、MSXコンピュータで作曲。カセットテープに音符データをセーブして、地下鉄に乗ってハドソン社へ出向いて手渡し納品。阪神優勝のことを全然覚えてなかったのは、当時まだ阪神ファンじゃなかったからなんです。もし阪神ファンだったらチャレンジャーBGMのどこかに隠し味的に「六甲おろし」のフレーズを混ぜてたかもしれませんね。あはは。
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AMラジオで聞いてた名曲⑲

2020年10月10日 | My Favorite
さよならの言葉 / 小野香代子

   ~~~ シリーズものです。最初から読む ~~~
『さよならの言葉 』 / 小野香代子 (1977)
 ヤマハ主催のコンテスト『POPCON』グランプリ受賞曲です。知らんぷり、グランプリ! のちに八神純子さんがこの曲をカバーしていて、そちらのバージョンの方がよく知られているかもしれません。ただワタシのブログは『作曲者リスペクト』なので小野さんを取り上げさせていただきます。小野さんのことをググってもほとんど情報が出てきません。生年月日もわからない。おうちを訊いてもわからない名前を訊いてもわからないニャンニャンニャニャンニャンニャンニャニャンなーいてばかりいる子猫ちゃん~な感じです。でもこの動画から推測するに当時おそらく大学生くらいだったのでしょう。フォークギター1本で片思いの唄を弾き語る姿は、当時中3だったキノコ少年にとって『はるか年上のオトナなお姉さん』に映りました。
 歌詞も曲も『これぞ思春期!』という感じの甘酸っぱさであふれてます。でも、それでいてどこかクールな風情もある。なんとも浮遊感のあるフシギで魅力的な楽曲だと思います。

それ |【A】はまる |【F#m7】でゆめ |【C#m7】のよ |う 【Cm7】あな |

【Bm7】たとめ |【E7】ぐりあう |【A】たびに | だか |

【C#m7-5】らわた |【F#7】しはいつ |【Bm】だって | なに|

【E7】もしん | じられ |【A】ない |

ポイントは2段目から3段目に移る部分ですね。ここは作曲する時にいくつか選択肢がある場面だと思います。
1~2段目はホンワカと『夢見る片思いの乙女』風な曲調。3段目以降もこの路線で行くならそういうやり方(波風立てない)も十分アリなところです。
が、しかし詞の内容が一転します。この物語の主人公は『夢見る』だけじゃなく『自覚』もしてるのです。そうです。厳しい現実を。
そこでハイ、出てきた [ C#m7-5 ⇒ F#7 ⇒ Bm ]。ホンワカからいきなりのクールですよ。体感温度25°C ⇒ 5°C、『ツンデレ』ならぬ「ホワクル」ですよ。
このコード進行はキノコさんの数少ない引き出しの「かなり取り出しやすい」位置にありまして、ずいぶんとお世話になっております。小野さん、お元気かなー?青春時代の思い出をありがとうございました♡
 ~~~ その⑳へ続く ~~~
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[Stack Cats] #04 As No Friction

2020年10月04日 | オール1ブラザーズ
キノコ国本のギャフンといってみよう 第39回『オール1ブラザーズ LIVE 配信』でした。

 『As No Friction』 / オール1ブラザーズ
   キノコ国本剛章 (作曲、Bass)
   テンドウ (Guitar)
《ゲスト・ミュージシャン》
   滝澤博之 (Drums)
   荻原和音 (Piano) 
※はりつけ動画の 20:58くらい~ライブ演奏をお聞きいただけます

 アルバム「Stack Cats」(amazonにて発売中)に収録されている「ゲームに関係ない曲」の1つです。4人編成・多重録音ナシ「せーの」で一発演奏できるように作った曲です。
タイトルは直訳すると「摩擦ナシの体(てい)で」。深い意味はありません。学生時代の物理(力学)の試験問題によく「ただし摩擦力については無視してもよいこととする」という条件づけがあったじゃないですか。アレが心のどこかに何となく引っ掛かっていた、ということです。
 インスタントトゥルトゥル麺食べる、もといインストゥルメンタル(唄がなくて楽器だけで演奏)な曲で、構成テーマ⇒ドラムSolo ⇒ピアノSolo ⇒ギターSolo ⇒テーマ という、Jazz風なつくりです。
こういう曲って作曲者としてはとても楽をしている、ズルをしていると思います。テーマとコード進行だけ思いついたらそれで「作曲完了」。あとはメンバーに「Soloあるからヨロシク頼むね」って渡すだけ。あはは。
ワタシは細部までキッチリと作りこむ曲も好きですし、こういう「メンバーがどう演奏するか、開けてみてのお楽しみ」みたいな曲も好きなんです。両方とも。この2種類をバランスとりながらやらないとたぶん発狂します。

1人ではできない。打ち込みでもできない。ユカイなメンバーがいてくれるから出来た曲です。メンバー全員に改めて感謝です。そして聞いてくださるオーディエンスの皆さんがいらっしゃるからこそ音楽は成立しています。いつも温かいご声援ありがとうございます♡
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