カセットテープがワカメ

キノコ国本剛章の音楽活動・妄想・ノリツッコミなど。

AMラジオで聞いていた名曲⑩

2019年03月31日 | My Favorite
Black and White Three Dog Night YouTube

〜〜〜シリーズものです。最初から読む〜〜〜
 Black and White/ Three Dog Night (1972)
読者のみなさん、音楽用語で「スリー・コード」ってごぞんじですか?ギターを演奏される方には、きっと耳になじみのある言葉だと思います。「コード(和音)の押さえ方を3種類だけ覚えれば、だいたいの曲の伴奏ができる!」っていう例のアレですね。 例えばキーがAメジャーだったら「A」と「D」と「E」の3つのコードフォームだけを覚えれば、簡単な童謡唱歌ポップスブルースの伴奏ができるっちゅー便利なシロモノです。 しかし手軽で便利である一方、なんだか物足りなくなる感じもするワケです。カップヌードルは美味しいけれど年365日3食全部カップヌードルだったら「あー。飽きたニャー。たまには違うモノが食べたいニャー。そうそう袋のチキンラーメンとか」←はいココ! …っていう気持ちが起きるワケです。 で、音楽のハナシに戻るとスリー・コードだけでは物足りなくなってきて、他のさまざまな和音も使うようになるんですね。流行歌のほとんどはスリー・コードだけでは伴奏できないというのが実際のところなんです。で、そんな流行歌の世界において「スリー・コードだけで伴奏が成り立っている」曲が稀にあるんです。それがこれ「ブラック・アンド・ホワイト」。なんてステキなメロディーなんでしょう。AMラジオで聞いていた小学生時代、まだ「スリー・コード」の概念なんか持ってなかったキノコ少年。ホントにこの曲が好きで登下校の道の途中で鼻歌でフンフン唄ってた記憶があります。「スリー・コード」でステキな曲を作る…。作曲家として取り組みたい一つのテーマだと思います。
   〜〜〜その⑪へ続く〜〜〜
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アドベンチャー・ゲームに出演させていただきました

2019年03月24日 | My Favorite
 ファミコンの名作アドベンチャー「オホーツクに消ゆ」に寄せて寄せて寄せすぎて寄りきりで白鵬の勝ちくらい寄せて作られた夢いっぱいの新作ゲーム『偽りの黒真珠』(ハッピーミール社)
なんてったってキャラクター・デザイン担当が荒井清和さんですからね。寄せるどころかご本人登場ですからね。こりゃ「オホーツク」ファンにはタマラん企画なワケですよ。 NINTENDO Switch で遊ぶ最新作なのにあえて「ドット絵(使用色数、制限あり)」+ファミコン仕様音源(PSG3和音+1ノイズ) 縛りですからね。 さて、このゲームにキノコさんは音楽制作では全く関わっていないのですが、なぜか「出演」させていただいております。コインロッカーの管理人というチョイ役ですね。セリフがいくつかあるんですが、画像をご覧ください。「ギャフンといってみよう」って言ってます。このセリフを言う人はおそらく世界にワタシ1人だけですからね。間違いなくこの管理人さんはワタシですね。 どうやら聞く話によるとこの管理人さんの顔を描いたのは荒井清和さんではなく、ハッピーミールの関社長。最初から国本に似せて描いたのではなく、描いた後に何気なく「似てるなー」と気づいて「こりゃおもしろい」ということでキノコさんに「セリフとかどうですか?」と提案してくださった経緯があるんです。 YouTube LIVE「ギャフンといってみよう」はほとんど世の中に知られてない番組なので、「偽りの黒真珠」で遊んでるプレイヤーの1%くらいしかこの部分に引っかからないと思うんですよね。99%の方はスルーだと思います。 そして通常「ギャフン」を使うセリフだと「ギャフンと言わせてやる」が正しく「ギャフンといってみよう」という言い方はありえないですから、「このスクリプト書いた人、日本語知らないんじゃない?」と思われても致し方ない感じです。でも本当にユカイなチョイ役を与えていただき、大カンゲキです。ハッピーミール社、関社長の「遊び心」、大好きです♡
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Disc-2 #11「Hector Cathedral」

2019年03月17日 | タケちゃん健ちゃん
 Hector'87 History 3/5 のBGMをほぼ原曲のままの構成で演奏しています。この曲はワタシの作品の中では曲調が異色でして、ディミニッシュ・スケールを多用したバロック調になっています。国本作品の中で言えば暗く、厳格、ストイックな方の部類ですよね。 自分の勝手なイメージだと文系というより理系寄り、女性的というよりは男性的…そう考えていったら主旋律担当楽器はチェロがぴったり当てはまるのでした。しかもNJBPにはイケてる男性チェリストがいらっしゃるではありませんか。
《パーソネル》
神野洋平 (Chello) from NJBP (新日本BGMフィルハーモニー管弦楽団)
滝澤博之 (Drums)
・キノコ国本剛章 (Bass)
マツケん (Keyboard,Mix)
 神野さんは「かんの」と読みます。 昨日開催された「ゲームミュージックSALUTE3」にはNJBPストリング・カルテットの一員としてご出演いただきました。キノコさん、主催者特権をブンブン振りかざしてリハーサルは奏者の至近距離でじっくり聴かせていただいたんですが、奏者の2メートル前で聴く弦楽四重奏はシビレますね。「聴く」というよりは「浴びる」。いや、「パンチをもらう」感じですね。神野さんのボウイングが時に荒々しく「これでもくらえ!」と言わんばかりにノイズを混ぜてくるんですが、このバイブレーションが床を伝わってキノコさんの足を通って、ケツを経由して腹にズシンと届く。いやータマラんです。 ごきげんWCDのレコーディングの際も、低域を強めにボウイングする部分の迫力をできるだけ忠実に収録しようと、がんばったつもりです。お楽しみいただければ幸いです。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

閲覧注意。センシティブな画像らしいです。

2019年03月09日 | オール1ブラザーズ
 3月16日(土)ゲームミュージックSALUTE 3 @品川区中延ボナペティ
《出演》
オール1ブラザーズ
  テンドウ(Guitar)
  キノコ国本剛章(Bass)
    【ゲスト】
   滝澤宏之(Drums)
   荻原和音(Piano)
    
NJBP ストリング・カルテット
  小林明日香(ヴァイオリン)
  白壁美緒(ヴァイオリン)
  青柳萌(ヴィオラ)
  神野洋平(チェロ)
    市原雄亮(司会):指揮者、NJBP代表

開場 19:00   開演 19:30
前売 ¥2,800  当日 ¥3,300  いずれも1drink 込み

 この写真は先日、オール1ブラザーズ with 滝澤 & 荻原 のリハーサルを行った際に撮ったモノです。
これがTwitter上で見事、栄えある「センシティブ判定」をいただきまして。キノコさん、自分が写ってる写真関係で初受賞だったもんで、うれしくなって記念にブログにも載せておきますね。うんうんそれがいいそうしましょう。ところでこの写真のどこかセンシティブなんでしょうね。キノコさんのヒゲでしょうか?滝澤さんのヘアスタイルでしょうか?それとも…?
 この問題について大いに討論して盛り上がりたいと思います。ご興味のあるアナタ、是非お越しくださいませ。ご予約お待ちしておりまーす♪合い言葉は「センシティブ」!

コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ゲーム実機音源楽団(GJOG)旅立ちの日

2019年03月04日 | 自動演奏
 3月2日に開催された第1回コンサートに行ってきました。500席のホールでしたが予約の段階で満席。大きな機材トラブルもなく、すばらしい演奏を聞くことができました。大成功ではないか、という感想を持ちました。
 団長のマツケんさんが率いるNES BAND。結成して8年目となります。このバンドでいくつもの成功体験、時には失敗を繰り返してきました。メンバーチェンジもありました。技術担当の「へけけくん」が「ふぁみみみっでぃ」の機能進化させ続け、それに伴って奏者の技術、「新奏法」も開発されてきました。 そういう過去の積み重ねが財産としてあり、さらにもう1人の優秀な技術者「えすえる」さんが「ふぁみみみっでぃ」の「PCE」版、「SNES」版を開発。2年以上前から構想をあたため、周到に準備してきた努力が実を結んだのが、この日のGJOGデビュー・コンサートだったのです。
 彼らのコンサートの特徴は、客席から演奏風景を眺めていると「普通にゲームBGMを手弾きで演奏している」ように見えることです。そうです。普通に。そこが彼らの普通じゃない特殊なところ。
メンバーは無口な方が多く、ネット上でも「これこれ、こんな苦労があったよ」とか情報を公開してるのをほとんど見かけません。そこで登場するのが呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーン!このワタシ。キノコ国本なのです。え?お呼びじゃない? お呼びじゃない……。  こりゃまったっ失礼いたしました〜♪ あ、これ「シャボン玉ホリデー」の植木等さんのギャグです。みんな知らないんだろうなー。ショボーン。
 で、気を取り直してGJOGの件ですが、今後YouTubeLIVE「キノコ国本のギャフンといってみよう」の中でいろいろと取り上げていきたいと思ってます。ゲーム実機音源楽団ファンのみなさん、どうぞお楽しみに〜。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする