ハゲタカ外資 株価操縦3つの手口
‥‥1000分の1秒の音速で決済する
システムと金融工学
ハゲタカ外資にシロウト投資家は‥‥
外資は金融工学を駆使して
上げ下げどちらの流れでも、
利益を出せる仕組みを作っています。
値動きが激しい方が利益を出しやすい。
彼らはそこに目をつける。そのために
1000分の1秒の音速で
決済するシステムがありますからね!!
ゲンダイネット2013年6月5日 掲載より
……………………………………………………
ハゲタカ外資 株価操縦3つの手口
1万6000円をうかがう展開だった平均株価は
ジェットコースターのように乱高下を繰り返しながら、
2000円以上も値を下げた。
その奇妙な動きは、市場の6割を牛耳る外資が仕掛けたともっぱらだ。
では、外資の動き方には、どんな法則があるのか?
<1段仕込み 先物で仕掛ける>
「外資は金融工学を駆使して、上げ下げどちらの流れでも、
利益を出せる仕組みを作っています。
どちらの流れを作っているかは、
現物株に先行して動く先物の数字をチェックすると、見て取れる。
たとえば、〈日経225先物〉を売り、先物価格を下げたときは、
〈日経225〉も下がります」
(東海東京証券チーフエコノミスト・斎藤満氏)
相場の流れを読むのが難しいから
シロウト投資家は売りも買いも悩む。
しかし、225先物を見ていれば、
彼らの動きが分かり、これほど楽なことはない。
<2段仕込み 寄与度の高い銘柄で流れ作る>
1717ある東証1部の銘柄のうち、
平均株価に組み込まれるのは約8分の1の225銘柄。
先物で流れを作ったハゲタカ外資は、ここで2段仕込みをする。
「225銘柄ごとに、平均株価への寄与度が微妙に違うのがミソ。
つまり、寄与度が大きい銘柄を売り買いすれば、
無駄な力を使わずに平均株価を上げ下げできますからね」
(米系ファンド関係者)
寄与度が最も大きいのがユニクロで、
株価が1000円上がると、平均株価を40円ほど上げる。
世界的な知名度はトヨタが上だろうが、
こと株価を動かすためなら、
トヨタ よりユニクロを選ぶのがハゲタカ外資の考え方なのだ。
ちなみに、ファナックやKDDI
ソフトバンク、京セラなども寄与度が高い。
<3段仕込み ネタ銘柄で稼ぐ>
ハゲタカ外資の中でも悪名高いのが、ヘッジファンド。
だが、目を皿のようにして虎視眈々(たんたん)と
相場をうかがっているのかと思いきや、そうでもなかった。
「日本市場の担当者は大体2、3人、せいぜい5人。
この人数で市場の隅々をチェックするのは無理だから、
ちょっとした材料をネタにして、最終的な利益を確保しています。
相場の流れができているところに、
ちょっとしたネタが重なった企業の株価は、
“瞬間風速”が速くなる。“風向き”はどちらでも稼げる。
値動きが激しい方が利益を出しやすい。
彼らはそこに目をつける。そのために
1000分の1秒の音速で
決済するシステムがありますからね」
(前出の関係者)
周りに転がっている話がネタになる。
為替が円高に振れたら、商社や自動車などの
輸出産業を売り浴びせ、
金利が上昇して住宅ローン金利が上がりそうなら、
不動産株を売るというマニュアルだ。
単純なことだが、2段仕込みがテコになっているから、
ちょっとの動きで十分な稼ぎになるという。
個人投資家も、ハゲタカ外資の手の内を見習い、
ホップ・ステップ・ジャンプで稼ぐことだ。
それができないズボラ人間は、早く撤収した方がいい。
ゲンダイネット2013年6月5日 掲載より
http://spweb.gendai.net//articles/view/kenko/142752
‥‥1000分の1秒の音速で決済する
システムと金融工学
ハゲタカ外資にシロウト投資家は‥‥
外資は金融工学を駆使して
上げ下げどちらの流れでも、
利益を出せる仕組みを作っています。
値動きが激しい方が利益を出しやすい。
彼らはそこに目をつける。そのために
1000分の1秒の音速で
決済するシステムがありますからね!!
【アベノミクスはサラリーマンの敵だ】 地獄を見るのは変動金利の住宅ローンだ!!
ゲンダイネット2013年6月5日 掲載より
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ハゲタカ外資 株価操縦3つの手口
1万6000円をうかがう展開だった平均株価は
ジェットコースターのように乱高下を繰り返しながら、
2000円以上も値を下げた。
その奇妙な動きは、市場の6割を牛耳る外資が仕掛けたともっぱらだ。
では、外資の動き方には、どんな法則があるのか?
<1段仕込み 先物で仕掛ける>
「外資は金融工学を駆使して、上げ下げどちらの流れでも、
利益を出せる仕組みを作っています。
どちらの流れを作っているかは、
現物株に先行して動く先物の数字をチェックすると、見て取れる。
たとえば、〈日経225先物〉を売り、先物価格を下げたときは、
〈日経225〉も下がります」
(東海東京証券チーフエコノミスト・斎藤満氏)
相場の流れを読むのが難しいから
シロウト投資家は売りも買いも悩む。
しかし、225先物を見ていれば、
彼らの動きが分かり、これほど楽なことはない。
<2段仕込み 寄与度の高い銘柄で流れ作る>
1717ある東証1部の銘柄のうち、
平均株価に組み込まれるのは約8分の1の225銘柄。
先物で流れを作ったハゲタカ外資は、ここで2段仕込みをする。
「225銘柄ごとに、平均株価への寄与度が微妙に違うのがミソ。
つまり、寄与度が大きい銘柄を売り買いすれば、
無駄な力を使わずに平均株価を上げ下げできますからね」
(米系ファンド関係者)
寄与度が最も大きいのがユニクロで、
株価が1000円上がると、平均株価を40円ほど上げる。
世界的な知名度はトヨタが上だろうが、
こと株価を動かすためなら、
トヨタ よりユニクロを選ぶのがハゲタカ外資の考え方なのだ。
ちなみに、ファナックやKDDI
ソフトバンク、京セラなども寄与度が高い。
<3段仕込み ネタ銘柄で稼ぐ>
ハゲタカ外資の中でも悪名高いのが、ヘッジファンド。
だが、目を皿のようにして虎視眈々(たんたん)と
相場をうかがっているのかと思いきや、そうでもなかった。
「日本市場の担当者は大体2、3人、せいぜい5人。
この人数で市場の隅々をチェックするのは無理だから、
ちょっとした材料をネタにして、最終的な利益を確保しています。
相場の流れができているところに、
ちょっとしたネタが重なった企業の株価は、
“瞬間風速”が速くなる。“風向き”はどちらでも稼げる。
値動きが激しい方が利益を出しやすい。
彼らはそこに目をつける。そのために
1000分の1秒の音速で
決済するシステムがありますからね」
(前出の関係者)
周りに転がっている話がネタになる。
為替が円高に振れたら、商社や自動車などの
輸出産業を売り浴びせ、
金利が上昇して住宅ローン金利が上がりそうなら、
不動産株を売るというマニュアルだ。
単純なことだが、2段仕込みがテコになっているから、
ちょっとの動きで十分な稼ぎになるという。
個人投資家も、ハゲタカ外資の手の内を見習い、
ホップ・ステップ・ジャンプで稼ぐことだ。
それができないズボラ人間は、早く撤収した方がいい。
ゲンダイネット2013年6月5日 掲載より
http://spweb.gendai.net//articles/view/kenko/142752