東海第二原発でも
「全電源喪失」寸前だった!
福島第二、女川、東通原発も危機一発!
日本消滅だった!3・11東日本大震災
原発再稼働など、あり得ないのです!
御嶽山噴火/日本列島は、千年ぶりの大変動、大地動乱の時代が始まっている!東日本大震災後/鎌田浩穀教授。 日本列島、110個の火山のうち、20個の火山が、地下で地震が起きはじめている!
秋葉龍一のねごと:
【ただちに危険だ! 原発通信】№9
2011年9月23日金曜日
【ただちに危険だ! 原発通信】№9
「あと40センチで発電機が水没する!」
東海第二原発でも「全電源喪失」寸前だったことを東海村村長がテレビで暴露
今年3月11日。
福島第一原発は地震による振動で重大なトラブルが起こり、さらに津波によって全電源喪失する事態に陥り、未曾有の大事故につながった。
そして、この福島第一原発の事態が茨城県東海村にある東海第二原発(110万kw)においても、同時並行するように起きていたのだ。
ぼくが以上の事態を知ったのは、8月31日(午後3時15分)NHK総合で放送された「茨城スペシャル『原発事故 未来への提言』-4人のキーマンが語る茨城のこれから-」という番組の、東海村村長の発言によってである。
3月11日の大地震と大津波で福島第一原発だけではなく、福島第二、女川、東通の各原発もかなり危機的状況に遭遇していたことは承知していたけれど、東海第二原発でそれ以上の事態に遭遇していたことは、この放送を視聴するまで知らなかった。
このような重大なことなのに、いままでマスメディアで報じられたのだろうか。また、ネットでも、あまり話題になっていないはずだ。ぼくは千葉県(柏市)在住なのだが、この番組はどのエリアで放送されたのだろうか。もし、東京や全国で放送されたら、大きな話題になっていたはずだ。
東海村の村上達也村長はNHKのインタビューにこたえて次のように語った。その発言を番組ナレーションとともに要約してみた。
【ナレーション】
東海第二原発は震度6弱の地震に見舞われました。そこに襲ってきた高さ5メートルを越える津波。ただちに運転は停止し非常用電源が作動。炉心の冷却作業が始まりました。頼みの綱だった非常用電源の一つが使えなくなりましたが、残った電源で難を逃れることができました。しかし、福島(第一原発)と同じことが起きかねない、危険な状況だったことが後日あきらかとなったのです。
【村上村長】
寒気がした。背筋がぞうっとした。東海第二(原発)が、あと40センチで水中ポンプの発電機が水没するというのを聞いたとき。全電源喪失。われわれ(東海村)も、(福島第一に近い)双葉町、大熊町、富岡町、浪江町などと同じ壊滅状態になっていたのです。(東海第二原発は)東京との距離が福島第一原発の220キロとは半分の110キロ。(もし福島第一原発と同様の事故が東海第二で起きていたら)これで日本は成り立つのかと思った。
3月11日。東海第二原発も津波に見舞われた。非常用電源によってかろうじて冷却されていたものの、その唯一の命綱ともいえる非常電源の発電機に津波が迫っていたのだ。そう、あと40センチで水没し使用不能となるところまで。
菅前首相は最近のマスメディアのインタビューで福島第一原発事故で3000万人の避難を考えたというが、もし東海第二原発が福島第一と同じような事態になっていれば、それが現実となる可能性はもっと高くなっただろう。
ただし、ちょっと冷静に考えれば、そんな膨大な数の人びとを緊急に短時間で避難させることなど、どう考えても不可能である。100万人だって、無理ではないだろうか。
事実、村上村長は「3万7千人の(東海村)全村避難はできるのだろうか。あとは壊滅ですわな」と、そして「周辺30キロ圏内の100万人の避難などできるのだろうか」とも。さらに「東京にたいするインパクトもものすごく強かっただろうと」と言い、「これで日本は成り立つのだろうか」という言葉につながるのだ。
また、作業員が死亡し周辺住民が被ばくした1999年の「東海村JCO臨界事故」のあと、東海村では防災訓練が実施されたが、この訓練にたいして村上村長は「あの防災訓練は役に立たない。気休め、猫だまし、矮小、狭小」なものだったという。この発言は、原発をかかえる自治体の長という防災の最高責任者としての、きわめて現実的な心情なのだろう。
おそらく原発をかかえる地元の長の心情も村上村長と同じだろう。もし福島と同じことがわが村、わが町、わが市、わが県で起これば、避難などできないと。
そして村上村長はインタビューの最後にこう語っている。
「福島原発事故によって日本は世界を震撼させた。そのことがあってドイツ、イタリア、スイスで原発は廃止されることになった。そのことを日本は真っ先に考えるべきだ。日本で原発の安全宣言などするべきではない。こういう(日本)国では原発を持つべきではないと私は思っています」
秋葉龍一のねごとより
http://akiba1.blogspot.jp/2011/09/9.html
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sohnandae Twitter→Twitter
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今年3月11日。
福島第一原発は地震による振動で重大なトラブルが起こり、さらに津波によって全電源喪失する事態に陥り、未曾有の大事故につながった。
そして、この福島第一原発の事態が茨城県東海村にある東海第二原発(110万kw)においても、同時並行するように起きていたのだ。
ぼくが以上の事態を知ったのは、8月31日(午後3時15分)NHK総合で放送された「茨城スペシャル『原発事故 未来への提言』-4人のキーマンが語る茨城のこれから-」という番組の、東海村村長の発言によってである。
3月11日の大地震と大津波で福島第一原発だけではなく、福島第二、女川、東通の各原発もかなり危機的状況に遭遇していたことは承知していたけれど、東海第二原発でそれ以上の事態に遭遇していたことは、この放送を視聴するまで知らなかった。
このような重大なことなのに、いままでマスメディアで報じられたのだろうか。また、ネットでも、あまり話題になっていないはずだ。ぼくは千葉県(柏市)在住なのだが、この番組はどのエリアで放送されたのだろうか。もし、東京や全国で放送されたら、大きな話題になっていたはずだ。
東海村の村上達也村長はNHKのインタビューにこたえて次のように語った。その発言を番組ナレーションとともに要約してみた。
【ナレーション】
東海第二原発は震度6弱の地震に見舞われました。そこに襲ってきた高さ5メートルを越える津波。ただちに運転は停止し非常用電源が作動。炉心の冷却作業が始まりました。頼みの綱だった非常用電源の一つが使えなくなりましたが、残った電源で難を逃れることができました。しかし、福島(第一原発)と同じことが起きかねない、危険な状況だったことが後日あきらかとなったのです。
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事実、村上村長は「3万7千人の(東海村)全村避難はできるのだろうか。あとは壊滅ですわな」と、そして「周辺30キロ圏内の100万人の避難などできるのだろうか」とも。さらに「東京にたいするインパクトもものすごく強かっただろうと」と言い、「これで日本は成り立つのだろうか」という言葉につながるのだ。
また、作業員が死亡し周辺住民が被ばくした1999年の「東海村JCO臨界事故」のあと、東海村では防災訓練が実施されたが、この訓練にたいして村上村長は「あの防災訓練は役に立たない。気休め、猫だまし、矮小、狭小」なものだったという。この発言は、原発をかかえる自治体の長という防災の最高責任者としての、きわめて現実的な心情なのだろう。
おそらく原発をかかえる地元の長の心情も村上村長と同じだろう。もし福島と同じことがわが村、わが町、わが市、わが県で起これば、避難などできないと。
そして村上村長はインタビューの最後にこう語っている。
「福島原発事故によって日本は世界を震撼させた。そのことがあってドイツ、イタリア、スイスで原発は廃止されることになった。そのことを日本は真っ先に考えるべきだ。日本で原発の安全宣言などするべきではない。こういう(日本)国では原発を持つべきではないと私は思っています」
秋葉龍一のねごとより
http://akiba1.blogspot.jp/2011/09/9.html
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