《乱心しなければ》安倍止められない。
細川都知事候補直撃、
誰かが出なければ、不条理を
変えられないからだ!と言い切る。
その壮絶な覚悟に有権者は
耳を傾けるべきだろう。
日刊ゲンダイより
瀬戸内寂聴さんや澤地久枝さんが、
これは歴史的転換の選挙だから、
老体にムチを打って出て
行かなきゃならないとおっしゃって。
88歳の梅原猛さんもです。
街宣車にのぼるというので……
細川都知事候補直撃(上)
「乱心しなければ安倍止められない」
日刊ゲンダイ
細川の都知事選出馬を「殿、ご乱心」と揶揄(やゆ)した閣僚がいたが、細川は「乱心でなければできませんよ」「腹をくくって出てきた」と、切り返した。
細川、小泉連合は合わせて、148歳。悠々自適の生活を捨てて挑むのは、
「誰かが出なければ、不条理を変えられないからだ」と言い切る。その壮絶な覚悟に有権者は耳を傾けるべきだろう。
■郵政民営化以上の盛り上がり
――舛添候補の優勢が伝えられますが、選挙戦の手応えはどうですか?
小泉さんは、(街頭演説をした)立川でも池袋でも、郵政選挙の時より凄いと盛んに言われるんですよ。私は日本新党の時と同じくらいかと思いますが、手応えはあります。これをどれだけ拡散していけるかですね。
――これから文化人などの著名人も応援に入ります。
瀬戸内寂聴さんや澤地久枝さんが、
「これは歴史的転換の選挙だから、老体にムチを打って出て行かなきゃならない」とおっしゃって。
88歳の梅原猛さんもです。街宣車にのぼるというので、それは危ないからやめてくださいと申し上げているんです。
覚悟の乱心/(C)日刊ゲンダイ
――みなさん、相当熱いですね。そこに世論調査とは違うムードを感じます。細川さんは、「ご乱心でなければできない」と言って、出馬表明しました。
そりゃそうですよ。「いい年して」と、いろんな人から手紙をもらいました。「幕府の大老まで務めた人が、なぜ今さら江戸町奉行をやるんだ」と言って、私の出馬を止めようとした人もいました。
しかし、若い人は出てこないし、それに年齢の話じゃない。若いか年寄りかの分かれ目は、不条理に対して闘う気概があるかどうかということです。
私は不条理と闘わなければいけないという気持ちになった。せっかく平和な暮らしをしていたのに、ボロクソに週刊誌やなんかで叩かれ、殿のパンツは誰が洗っているんだとか、何から何まで書かれている。
もちろん、そうなることは百も承知です。
「ヤリでも鉄砲でも持ってこい」ってことですよ、そういう覚悟はできています。
――そこまでの決意をさせた不条理とは、どんなことですか?
安倍政権の外交、対外的な関係や、秘密保護法を決めたり、集団的自衛権行使容認に向けた安保法制懇やNHK会長の人事、TPPもそうですが、こうしたことについて、ずっといかがなものかと感じてきました。
五輪にしても、こんなケンカ腰外交をしていて、中国、韓国が来てくれるだろうか。そんな中、決定打は、政府が去年12月に、新たな「エネルギー計画」で原発を基幹エネルギーの電源として位置付けたことです。
最終の閣議決定はこの選挙が終わるまで引き延ばしているのでしょうが、原発再稼働の方向が決まってしまった。
これが出馬を決意した直接のきっかけです。核の後始末もできず、原発事故の原因も究明できず、放射能を垂れ流しているのに、知らん顔です。
たった3年前のことなのに口をぬぐって、そういう原発をトルコのような地震の多い国に売り込む。本当に無責任な話だと思いますよ。
▽ほそかわ・もりひろ 1938年1月14日、東京都文京区生まれ。上智大法卒。元熊本県知事。第79代内閣総理大臣。公益財団法人「瓦礫を活かす森の長城プロジェクト」理事長。
細川護熙元首相が理事長、被災地の瓦礫と植樹から防潮堤をつくる「森の長城プロジェクト」を応援しよう
ゲンダイネットより 2014・1・31
http://gendai.net/articles/view/news/147618
都知事選「対舛添」で共闘「脱原発候補」一本化で接戦のウルトラC、自然発生的に……!!
細川都知事候補直撃、
誰かが出なければ、不条理を
変えられないからだ!と言い切る。
その壮絶な覚悟に有権者は
耳を傾けるべきだろう。
日刊ゲンダイより
瀬戸内寂聴さんや澤地久枝さんが、
これは歴史的転換の選挙だから、
老体にムチを打って出て
行かなきゃならないとおっしゃって。
88歳の梅原猛さんもです。
街宣車にのぼるというので……
細川都知事候補直撃(上)
「乱心しなければ安倍止められない」
日刊ゲンダイ
細川の都知事選出馬を「殿、ご乱心」と揶揄(やゆ)した閣僚がいたが、細川は「乱心でなければできませんよ」「腹をくくって出てきた」と、切り返した。
細川、小泉連合は合わせて、148歳。悠々自適の生活を捨てて挑むのは、
「誰かが出なければ、不条理を変えられないからだ」と言い切る。その壮絶な覚悟に有権者は耳を傾けるべきだろう。
■郵政民営化以上の盛り上がり
――舛添候補の優勢が伝えられますが、選挙戦の手応えはどうですか?
小泉さんは、(街頭演説をした)立川でも池袋でも、郵政選挙の時より凄いと盛んに言われるんですよ。私は日本新党の時と同じくらいかと思いますが、手応えはあります。これをどれだけ拡散していけるかですね。
――これから文化人などの著名人も応援に入ります。
瀬戸内寂聴さんや澤地久枝さんが、
「これは歴史的転換の選挙だから、老体にムチを打って出て行かなきゃならない」とおっしゃって。
88歳の梅原猛さんもです。街宣車にのぼるというので、それは危ないからやめてくださいと申し上げているんです。
覚悟の乱心/(C)日刊ゲンダイ
――みなさん、相当熱いですね。そこに世論調査とは違うムードを感じます。細川さんは、「ご乱心でなければできない」と言って、出馬表明しました。
そりゃそうですよ。「いい年して」と、いろんな人から手紙をもらいました。「幕府の大老まで務めた人が、なぜ今さら江戸町奉行をやるんだ」と言って、私の出馬を止めようとした人もいました。
しかし、若い人は出てこないし、それに年齢の話じゃない。若いか年寄りかの分かれ目は、不条理に対して闘う気概があるかどうかということです。
私は不条理と闘わなければいけないという気持ちになった。せっかく平和な暮らしをしていたのに、ボロクソに週刊誌やなんかで叩かれ、殿のパンツは誰が洗っているんだとか、何から何まで書かれている。
もちろん、そうなることは百も承知です。
「ヤリでも鉄砲でも持ってこい」ってことですよ、そういう覚悟はできています。
――そこまでの決意をさせた不条理とは、どんなことですか?
安倍政権の外交、対外的な関係や、秘密保護法を決めたり、集団的自衛権行使容認に向けた安保法制懇やNHK会長の人事、TPPもそうですが、こうしたことについて、ずっといかがなものかと感じてきました。
五輪にしても、こんなケンカ腰外交をしていて、中国、韓国が来てくれるだろうか。そんな中、決定打は、政府が去年12月に、新たな「エネルギー計画」で原発を基幹エネルギーの電源として位置付けたことです。
最終の閣議決定はこの選挙が終わるまで引き延ばしているのでしょうが、原発再稼働の方向が決まってしまった。
これが出馬を決意した直接のきっかけです。核の後始末もできず、原発事故の原因も究明できず、放射能を垂れ流しているのに、知らん顔です。
たった3年前のことなのに口をぬぐって、そういう原発をトルコのような地震の多い国に売り込む。本当に無責任な話だと思いますよ。
▽ほそかわ・もりひろ 1938年1月14日、東京都文京区生まれ。上智大法卒。元熊本県知事。第79代内閣総理大臣。公益財団法人「瓦礫を活かす森の長城プロジェクト」理事長。
細川護熙元首相が理事長、被災地の瓦礫と植樹から防潮堤をつくる「森の長城プロジェクト」を応援しよう
ゲンダイネットより 2014・1・31
http://gendai.net/articles/view/news/147618
都知事選「対舛添」で共闘「脱原発候補」一本化で接戦のウルトラC、自然発生的に……!!