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小泉純一郎の「原発ゼロ」山田 孝男 本

2014-01-20 17:13:21 | 
  小泉純一郎の「原発ゼロ」

山田 孝男 本




安倍の破綻は存外、早い速度で来るかもしれない!「改憲軍拡・軍国主義化」厳しい国際社会の監視!-

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「総理が決断すればできる。原発ゼロしかないよ! 」

元総理の電撃発言で政界・世論は騒然!

その発言の真意は?影響はどこまで及ぶ?

発言をスクープした毎日新聞記者が迫る!




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●目次
はじめに
第1章 小泉純一郎が私に語った「原発ゼロ」
小泉元首相の「原発ゼロ」のウワサ
「小泉です。オーいいよ、帰ったら話すよ」
風知草:小泉純一郎の「原発ゼロ」
三万を超える「いいね」
八月二三日夜、東京・赤坂
核武装は脅しにならない
原発社会は「トイレなきマンション」
小泉「原発ゼロ」劇場がスタート
「原発ゼロ」の伝道者
安倍首相の発言
恩讐を超えたエール
野党喝采、自民冷淡は本当か

第2章 「首相決断で原発即ゼロ」日本記者クラブ講演
一一月一二日、日本記者クラブ
「読売新聞」社説への反論
フィンランド訪問
総理の権力
中国問題
沖縄基地問題
ピンチはチャンス
質疑応答
揮毫の書の披露

第3章 小泉元首相の原発ゼロの行方
小泉元首相の狙い
恩師・加藤寛の遺言
安倍政権の閣僚と自民党三役は当惑
ポスト安倍の最右翼・石破幹事長の本心は
小泉進次郎はどう動くか?
覆面官僚作家の声

第4章 風知草

津波が剥ぎ取ったもの/浜岡原発を止めよ/「原発への警鐘」再び/再び「浜岡原発」を問う/暴走しているのは誰か/原発に頼らぬ幸福/「電力消費増大神話」/安らぎを取り戻す/株価より汚染防止だ/どうにも止まらない/こっちへ来てみろよ/除染の現実と模索/福島には届かない絵/信金理事長の直球/フクイチの社員に聞く
おわりに
内容(「BOOK」データベースより)
「総理が決断すればできる。原発ゼロしかないよ!」元総理の電撃発言で政界・世論は騒然!その発言の真意は?影響はどこまで及ぶ?発言をスクープした毎日新聞記者が迫る!


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風知草 小泉純一郎の「原発ゼロ」=山田孝男


毎日新聞 2013年08月26日 東京朝刊

 脱原発、行って納得、見て確信--。今月中旬、脱原発のドイツと原発推進のフィンランドを視察した小泉純一郎元首相(71)の感想はそれに尽きる。

 三菱重工業、東芝、日立製作所の原発担当幹部とゼネコン幹部、計5人が同行した。道中、ある社の幹部が小泉にささやいた。「あなたは影響力がある。考えを変えて我々の味方になってくれませんか」

 小泉が答えた。

 「オレの今までの人生経験から言うとね、重要な問題ってのは、10人いて3人が賛成すれば、2人は反対で、後の5人は『どっちでもいい』というようなケースが多いんだよ」

 「いま、オレが現役に戻って、態度未定の国会議員を説得するとしてね、『原発は必要』という線でまとめる自信はない。今回いろいろ見て、『原発ゼロ』という方向なら説得できると思ったな。ますますその自信が深まったよ」

 3・11以来、折に触れて脱原発を発信してきた自民党の元首相と、原発護持を求める産業界主流の、さりげなく見えて真剣な探り合いの一幕だった。

 呉越同舟の旅の伏線は4月、経団連企業トップと小泉が参加したシンポジウムにあった。経営者が口々に原発維持を求めた後、小泉が「ダメだ」と一喝、一座がシュンとなった。

 その直後、小泉はフィンランドの核廃棄物最終処分場「オンカロ」見学を思い立つ。自然エネルギーの地産地消が進むドイツも見る旅程。原発関連企業に声をかけると反応がよく、原発に対する賛否を超えた視察団が編成された。

 原発は「トイレなきマンション」である。どの国も核廃棄物最終処分場(=トイレ)を造りたいが、危険施設だから引き受け手がない。「オンカロ」は世界で唯一、着工された最終処分場だ。2020年から一部で利用が始まる。

 原発の使用済み核燃料を10万年、「オンカロ」の地中深く保管して毒性を抜くという。人類史上、それほどの歳月に耐えた構造物は存在しない。10万年どころか、100年後の地球と人類のありようさえ想像を超えるのに、現在の知識と技術で超危険物を埋めることが許されるのか。

 帰国した小泉に感想を聞く機会があった。

 --どう見ました?

 「10万年だよ。300年後に考える(見直す)っていうんだけど、みんな死んでるよ。日本の場合、そもそも捨て場所がない。原発ゼロしかないよ」

 --今すぐゼロは暴論という声が優勢ですが。

 「逆だよ、逆。今ゼロという方針を打ち出さないと将来ゼロにするのは難しいんだよ。野党はみんな原発ゼロに賛成だ。総理が決断すりゃできる。あとは知恵者が知恵を出す」

 「戦はシンガリ(退却軍の最後尾で敵の追撃を防ぐ部隊)がいちばん難しいんだよ。撤退が」

 「昭和の戦争だって、満州(中国東北部)から撤退すればいいのに、できなかった。『原発を失ったら経済成長できない』と経済界は言うけど、そんなことないね。昔も『満州は日本の生命線』と言ったけど、満州を失ったって日本は発展したじゃないか」

 「必要は発明の母って言うだろ? 敗戦、石油ショック、東日本大震災。ピンチはチャンス。自然を資源にする循環型社会を、日本がつくりゃいい」

 もとより脱原発の私は小気味よく聞いた。原発護持派は、小泉節といえども受け入れまい。5割の態度未定者にこそ知っていただきたいと思う。(敬称略)(毎週月曜日に掲載)

毎日新聞社説より
http://mainichi.jp/shimen/news/20130826ddm003070155000c.html


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