玉泉園は廻遊式庭園ではあるが、池の正面に当たる座敷の側から眺めるのが一番座りが良いように思う。
座敷の前には、なかなかと思われる敷石が敷かれ、いろいろな方向を眺めるのに都合がよい。
少し視線を動かすだけで、次々と目の前に形作られる世界が変わって行く。
見事な計算だと思う。
あまり素晴らしい庭なので、座敷にて御抹茶をいただくことにした(写真は座敷の隣の寒雲亭)。
そうすれば、しばしの間、座敷から庭を楽しむ事ができる。
生菓子は市販されていず、この席のためだけに特別に造られたもの。
打ち水により、石がさらに深い表情を見せる。手水鉢は越前松平家伝来のもの。
御抹茶をいただくとともに、この庭を眺める一番の場所は、寒雲亭である事も教えていただいた。確かに、2つの瀧とその上の灯篭が揃うのは、ここである。
玉泉園の庭は玉澗流庭園であると言われるそうだ。玉澗流は中国の南宋時代の画家芬玉澗の様式らしく、築山を二つ設ける、築山の間に瀧を組んである、瀧の上部に石橋を組んである、石橋の上部は洞窟式になってる、ものだそうだが、確かにその条件を満たす感じである。
兼六園の隣だというのに、他に客もいなくて、実に豪華なひと時を過ごす事ができた。
座敷の前には、なかなかと思われる敷石が敷かれ、いろいろな方向を眺めるのに都合がよい。
少し視線を動かすだけで、次々と目の前に形作られる世界が変わって行く。
見事な計算だと思う。
あまり素晴らしい庭なので、座敷にて御抹茶をいただくことにした(写真は座敷の隣の寒雲亭)。
そうすれば、しばしの間、座敷から庭を楽しむ事ができる。
生菓子は市販されていず、この席のためだけに特別に造られたもの。
打ち水により、石がさらに深い表情を見せる。手水鉢は越前松平家伝来のもの。
御抹茶をいただくとともに、この庭を眺める一番の場所は、寒雲亭である事も教えていただいた。確かに、2つの瀧とその上の灯篭が揃うのは、ここである。
玉泉園の庭は玉澗流庭園であると言われるそうだ。玉澗流は中国の南宋時代の画家芬玉澗の様式らしく、築山を二つ設ける、築山の間に瀧を組んである、瀧の上部に石橋を組んである、石橋の上部は洞窟式になってる、ものだそうだが、確かにその条件を満たす感じである。
兼六園の隣だというのに、他に客もいなくて、実に豪華なひと時を過ごす事ができた。
夏の強い陽射しも、ここ数日は穏やかです。
kikouchiさんの金沢、五箇山巡りを拝見していて・・・なるほどこういう見方があるのかと感心しております。
こちら玉泉園も素晴らしいお庭ですね。
兼六園ですら、年に一度もいかない私ですので、こちらの玉泉園もまだ未踏でございます。
こちらが教えていただくことのほうが多いです。
玉泉園は、本当に印象の深い庭です。
座敷からの眺めが素晴らしいので、お抹茶はさらにお薦めです。
この数年、縁があって日本海沿いの街を訪れる機会があり、その文化の深さに驚かされています。