瑞泉寺は鎌倉の谷の中でも、随分奥まった所にあると思った。門をくぐる前にも、坂道を大分上がる所に位置する。
山門の先にも、時代の付いた石段が待っている。海沿いの事もあるのか、大分湿気の厳しい土地なのか、石段はどんどん傾いてしまうようだ。
境内に入れば、平らな土地が広がり花の寺として知られている。ちょっとした別世界が開ける感じがする。
本堂裏の庭園は、花の世界とは全く異なる厳しい世界である。夢窓疎石が作庭されたと伝えられ、1970年頃に富士山の火山灰から発掘された。
まさしく、禅のための装置と感じられる。
岩盤は変わることなく伝えられ、厳しい論理によって支えられているような姿に見える。
その年の紅葉は変わっても、背景の岩の姿は変化しないのだ。
山門の先にも、時代の付いた石段が待っている。海沿いの事もあるのか、大分湿気の厳しい土地なのか、石段はどんどん傾いてしまうようだ。
境内に入れば、平らな土地が広がり花の寺として知られている。ちょっとした別世界が開ける感じがする。
本堂裏の庭園は、花の世界とは全く異なる厳しい世界である。夢窓疎石が作庭されたと伝えられ、1970年頃に富士山の火山灰から発掘された。
まさしく、禅のための装置と感じられる。
岩盤は変わることなく伝えられ、厳しい論理によって支えられているような姿に見える。
その年の紅葉は変わっても、背景の岩の姿は変化しないのだ。
これが庭園なのか、
今の姿だけでは、
どうもピンときません。
想像力も必要ですね。
J-gardenさん程の方から、このようなコメントをいただくと非常に安心します。確かに、エデンの園に通ずるような豊饒の地を感じさせるものは何もなく、西アジアの岩を穿った寺院を想い起させます。
人の力の限界に挑戦するような意欲と、計り知れない洗練された知性と、礎石の京都の庭よりも迫る感じもありました。