富山港の中心、神通川の河口近くを川沿いに岩瀬大町通りという藩政時代からの通りがある。この通り沿いには多くの回船や北洋漁業で活躍した旧家が並び、独特な町筋の景観を形作っている。
銀行の建物なども、その景観に溶け込むような造りになっている。
その一画に、代々四十物屋千右衛門と称した森家の住宅がある。
住宅といっても、事務所兼用で、町屋の構造をしている。入口脇の帳場から裏庭まで「通り庭」の土間が通っている。
前庭に面したガラス戸は突合せで、柱を立てていない。細かい所に贅をこらしたものだ。
裏庭と土蔵。こちらの柱も、申し訳のような太さだ。
座敷から前庭を見通す。町屋らしく、奥行きが深い建物であることがわかる。
銀行の建物なども、その景観に溶け込むような造りになっている。
その一画に、代々四十物屋千右衛門と称した森家の住宅がある。
住宅といっても、事務所兼用で、町屋の構造をしている。入口脇の帳場から裏庭まで「通り庭」の土間が通っている。
前庭に面したガラス戸は突合せで、柱を立てていない。細かい所に贅をこらしたものだ。
裏庭と土蔵。こちらの柱も、申し訳のような太さだ。
座敷から前庭を見通す。町屋らしく、奥行きが深い建物であることがわかる。