蕎麦喰らいの日記

蕎麦の食べ歩き、してます。ついでに、日本庭園なども見ます。風流なのが大好きです。

鯖江の料亭

2008-05-10 17:45:57 | 古民家、庭園
かつて福井は絹織物で栄え(湿度の高い気候が適していたらしい)、その取引の中心となった武生や鯖江の街には数々の料亭が、軒を並べていたそうだ。


こちらは鯖江で最も古くからの料亭の天狗楼さん。料亭らしく、肩肘を張ってはいないが贅を尽くした建物である事が見て取れる。




こういう所には、なかなか入れないので、貴重な機会だ。写真はすこしボケてしまっているが、看板の上に天狗様が納まっているのが分る。


まず、通された一階の小部屋。とても暑い日だったのだが、障子を開け放したこの部屋は非常に涼しく、ひんやりとするくらいだった。古い日本建築は少しの暑さならば、冷房なしで風を通した方が気持ちがいい。


二階の大広間の床の間。床柱には、独特の奇木が使われている。これで、築約百年だそうだ。廊下なども広々しており、また良く手入れして使われている感じだ。


こちらが、お昼のお弁当。これは、相当に手がかかっている。


二階から先ほどの庭を見下ろす。二階の広間も、吹き抜ける風が涼しくて、気持ちがいい。


こちらは、近くの藤の家さん。御簾が涼しげに使われている。


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (たつや)
2008-05-10 22:16:19
鯖江のことをたくさん紹介していただき、
ありがとうございます。
天狗楼さんは、何度も行ってますが、
夜に行くことがほとんどなので、
お庭の美しさや、看板の上の天狗さんのことは
つい最近まで知りませんでした。

今回の企画は、参加者のkikouchiさんが、
こんな素敵なブログに紹介していただき光栄です。

返信する
ありがとうございました (kikouchi)
2008-05-11 22:50:32
>たつやさん
つつじ祭りの企画と、当日の準備などお疲れ様でした。
御蔭様で、鯖江市の街歩きを楽しく体験させていただきました。
鯖江は、街の雰囲気という点でも、日本史とからめた視点でも、興味はつきません。いずれ、小ネタとしてブログに書き込みたいと思っております。
返信する

コメントを投稿