新潟市の南部は、海沿いに弥彦山が展開するが、信濃川流域の内陸には延々と平地が続く。その地形を活かして、旧白根町と旧三方町では凧合戦が有名なようだ。
この辺りは江戸末から明治初期にかけて多数の豪農を産出した。近くには大庄屋笹川家や、田上家の椿寿荘がある。
高橋家もそのような新潟の旧家の一つである。広大な敷地の中の主庭を今年(2012年)の5-6月、公開された。
20年ほど前までは、割烹を営んでいたというが、苔の具合は近年どんどん良くなってきたという。
規模は大きいとは言えないが、築山の奥にも十分な空間があてられ、奥行きを感じさせる。
個人所有の庭らしい、家主の趣味が表に現れる良さが素晴らしいと思う。
このような質の高い庭園が全く無償で公開される、という事にこの地域の人々の意識の高さを強く感じた。いや、それどころか、無理を言って訪問させていただいたにも関わらず、凧合戦にちなんだお菓子まで頂戴してしまった。本当に暖かいおもてなしの心を感じた。
この辺りは江戸末から明治初期にかけて多数の豪農を産出した。近くには大庄屋笹川家や、田上家の椿寿荘がある。
高橋家もそのような新潟の旧家の一つである。広大な敷地の中の主庭を今年(2012年)の5-6月、公開された。
20年ほど前までは、割烹を営んでいたというが、苔の具合は近年どんどん良くなってきたという。
規模は大きいとは言えないが、築山の奥にも十分な空間があてられ、奥行きを感じさせる。
個人所有の庭らしい、家主の趣味が表に現れる良さが素晴らしいと思う。
このような質の高い庭園が全く無償で公開される、という事にこの地域の人々の意識の高さを強く感じた。いや、それどころか、無理を言って訪問させていただいたにも関わらず、凧合戦にちなんだお菓子まで頂戴してしまった。本当に暖かいおもてなしの心を感じた。
特段、石組とかがなくても、
それだけで見栄えがします。
新潟の豪農の館には、
ちゃんと庭園があるんですね。
文化の高さを感じます。
大きな葉が気になりますが、
水芭蕉ですか。
微妙に庭園の雰囲気が変わります
この庭園は信州の北部で見る庭園の雰囲気に近い感じがしました
造作でもなく
石組でも無い
何かが違うんですよね
石も、灯篭も主役としないこのスタイルは、宗教とそれ程結びつかず、突き詰めた物をテーマにしないで伸びやかに造られた庭だから実現できたようにも思えます。
あまりに理念に走らなくても庭は庭。そこに居るだけで心地よい存在。
そうそう、水芭蕉と伺いました。
私の知る信州も北部は信州中野や飯山です。
その土地の庭園は平地にあるような顔をして、水の流れが自然に速くなる土地にありました。小川のような水幅の流れが、結構な水量があり、それが絶えず耳元で響いていた記憶はあります。