蕎麦喰らいの日記

蕎麦の食べ歩き、してます。ついでに、日本庭園なども見ます。風流なのが大好きです。

二宮家  聖籠町  新潟

2013-07-03 21:40:01 | 古民家、庭園
新潟市から新発田市へは、米所とでも言うべき平地が続く。
聖籠町は、その一画にある。


画面の中程にみえる弁天潟は、この家の庭園の一部分であった。
それが成程と思えるくらいに、弁天潟の借景がしっとりと、この庭に取り込まれている。




広々とした立地にあるので、あまり意識しないのだが、実は庭石のレベルも非常に高い。




なかなか複雑に屋根が造り込まれていて、それを日本庭園側から眺めるのも悪くない。


藤棚の向こうに、池に張り出した茶室が見える。
このスケールの大きな庭では、小さくまとまった印象を与える。




よく見れば、この庭は燈籠の宝庫である。



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2 コメント

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Unknown (j-garden-hirasato)
2013-07-06 21:30:21
これだけ敷地が広いと、
どう造作すればいいか、
非常に悩みますね。
ポイントを決めようとしても、
なかなか定まらない。
そこで建物とセットになるわけですが、
やはり、建物の内から眺める庭園が、
額縁効果と相まって、
一番見栄えがするのではないでしょうか。
いかがでしたか。
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Unknown (kikouchi)
2013-07-07 22:11:03
>j-gardenさん
平坦な新潟平野にだだっ広い土地がある状態です。確かに、どちらを向けていいのかはっきりとした軸線もなく、また借景となる景色から明確な指示もありません。
おそらく、ゼロから建物まで含めてプランを練ったのではないでしょうか。
そうならば、当然建物の内部からの姿が最適化されるのだろうと思います。
庭の方から屋敷を見通す姿も、ピンポイントで立ち位置が定まっている感じがしました。
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