朝一番で人気のない寺を訪ねる。大黒さんが応対して下さり、庭を回遊させていただく。
大黒さんは、散らかしておりますので、と恥ずかしそうに言われたが、実に大事に手入れされている庭と一目で分かった。
池の左手は、手前の石橋とよく苔の付いた手水鉢が主役のようだ。緑が鬱蒼とする夏場ではなく、新緑の直後に出かけたのが調度よい感じだった。
池の右手は、奥の石橋や灯篭が並び庭の奥深さを感じさせる。
庭の奥には茶室があり、そこへ至る飛び石にも仕掛けが感じられる。
この庭は、もともとは木舟城主左近の下屋敷であった、という。宝性寺は後の時代にこの土地に移り、先代の住職が「左近の庭」と命名したそうだ。
歴史的考証などとヤボは言わないで、回遊式庭園を歩いてみることをお勧めする。
名所になっていないので、その楽しみがつくづくと味わえる。
大黒さんは、散らかしておりますので、と恥ずかしそうに言われたが、実に大事に手入れされている庭と一目で分かった。
池の左手は、手前の石橋とよく苔の付いた手水鉢が主役のようだ。緑が鬱蒼とする夏場ではなく、新緑の直後に出かけたのが調度よい感じだった。
池の右手は、奥の石橋や灯篭が並び庭の奥深さを感じさせる。
庭の奥には茶室があり、そこへ至る飛び石にも仕掛けが感じられる。
この庭は、もともとは木舟城主左近の下屋敷であった、という。宝性寺は後の時代にこの土地に移り、先代の住職が「左近の庭」と命名したそうだ。
歴史的考証などとヤボは言わないで、回遊式庭園を歩いてみることをお勧めする。
名所になっていないので、その楽しみがつくづくと味わえる。
庭石への苔の付き具合がいいですね。
手入れもちゃんとされています。
ゆったりとした時間が楽しめそうなお庭です。
今回の旅行のガイドには「北陸の庭園」2000年橋本確文堂刊を使いましたが、訪問するとどこでこの庭を知ることになったのか問われ、素直にお答えすれば、その本に載った姿との違いなども説明して下さり、とてもありがたかったです。
庭の手入れもおろそかにされず、とても気持ち良く過ごさせていただきました。