膝がまだ完全に治っていないので、山登りは無理。
だけど山奥で車中泊ならいけるだろうと、25日の18時頃家を出発しました。
目的地は蔵王刈田岳レストハウスの駐車場。お釜のすぐ目の前です。
なぜなら、お釜と日の出のコラボが見たかったからです。
気になるのは下り坂のお天気。
朝日を拝めるかは微妙なので、今日はやめようかと、脳裏をよぎる。
しかし、連休じゃなければ朝一でお釜を見るなんてのは、今の自分にはキビシイし、当分連休はなさそうなので、車中泊する機会もないかもしれない。
いいや、だめでもともと。天気が悪くても空の変化が楽しめるかもしれないと思い、夕方蔵王へと出発しました。
せっかくなら夕日に間に合うようにいきたかったですが、眠気に勝てず陽が沈む直前の出発となりました。
高舘山の向こうに沈んでゆきました・・・。
すぐに辺りは暗くなり、車とはいえ山に登るのは怖かったですが、なんとか、音楽で気分を盛り上げ、刈田峠に到着。
あたりに人の気配は皆無、レストハウスのかすかな非常灯と、山形の温泉街?の明かりが見えたのが救いでした。
1時頃に目が覚めた時は雲の間から月が出ていたので、もしかして雲海にきらめく朝日が見れるかも?と期待したが、3時に目を覚ますと、あたりは濃い霧でおおわれてしまっていました。
真っ暗も怖いけど、真っ白も怖い!!!
場違いな(失礼!)大きいトラックが停まってたのにもびっくり。だって、霧で運転席の部分しか見えなかったし・・・。なんか幽霊の顔しか見えない感じに似てた・・・。
恐怖すぎてお釜見学はあきらめ、下山すると、エコーラインわきには、桜が咲いていました。雪も残っているし、写真を撮りたかったのですが、濃霧の中で路上駐車は危険!
エコーラインをそれて、すみかわスノーパーク内を横切る林道の方を走ってみました。こちらなら砂利道なので、通る車も少ないです。
霧の中に桜と残雪の景色があらわれました。なかなかきれいです・・・。
ムラサキヤシオとオオカメノキがいっしょに咲いています。
あとみの壁のまえにきたら、地滑り痕があってびっくりしました。
コマクサ平あたりも霧で視界が悪い。
賽の河原を過ぎると、霧は晴れ、太陽も顔を出していました。
エコーラインわきの林の中はヤマツツジが満開。なかなか見ごたえがありました。
朝露と柔らかな日の光に新緑がとてもきれいに輝いていました。
いつもの三階の滝展望所にも立ち寄ってみました。
何気ない写真も花のおかげでサマになりますね。
キノコチェックをしてみたら、なんと発見しました。
たぶんスッポンタケかな?結構大きいな。
落ち葉と同じ色で危うく見落とすところでした。
うつくしいヤマツツジと新緑。
午後から病院に行くので急いで帰宅しました。