冬季閉鎖前 峠越えドライブ2015 ⑦ふたたび鳩峰峠１１月１９日その三

摺上川ダム（茂庭っ湖）に到着した。
集落の後ろにそびえる石垣はダム提で、中央コア型ロックフィルダムという型式だという。
ダムの水を堰き止めるすぐ下に集落があっていいものなのか、戸惑いを隠せない。



管理施設でダムの水量調節の仕組みの模型があったので、実際に動かして見てみる。
自然調整方式でダムに水がたまると段階的に排水されていく仕組みである。
それを体験してから実際のダムを見るとより面白い。



下流の集落の方へ排水されていく。



茂庭っ湖。



キャンプ場や、遊具、日帰り温泉「茂庭の湯」があるので、それなりに楽しめそう。



キャンプ場に行ってみると、いたのはサルの群れだった。



管理所の駐車場を出て、トンネルを抜けたところには、梨平公園があり、ダム底に沈んだ集落の小学校の面影を残しているのだそうだ。桜の木を植樹したそうで、いずれ桜の名所になるかもしれない。



ダムを過ぎると、道が細くなる。



県境を過ぎ、いよいよ稲子地区に入る。



川沿いの細い道路をひたすら走っていく。バイク1台とすれ違った。



稲子地区にあるお堂は、苔むした階段がいい雰囲気を醸し出していた。



稲子を過ぎてさらに鳩峰峠に向かって登っていくと、ついに峠に到着。



工事は終わってゲートが開いていた。他にも一般の車が数台、峠で写真を撮っては下りて行ったので、冬期通行止め前に走りに来た人たちだろう。

龍ヶ岳への登山道を少し登って、峠の様子を撮影した。




かつては牛が放牧されていたため、牧草地が広がっていた。笹原が広がり、高層湿原のような雰囲気が味わえた。



帰路は山形県側に下りて、道の駅　たかはたでジェラートを食す。一番人気のシャルドネだったような気がするが、白ブドウだしなあ。なんだったかな。



真っ暗な中、二井宿峠を通り、仙台へと帰った。