再開 私の色（３２２８）

　甲子園を目指し、全国の高校球児が一試合ずつ懸命にプレーをしている。勝負は過酷で、勝つか、負けるか。そして地域代表は１校のみだ。

　高校野球の懸命なプレーは見ていて気持ちがいい。全力でやることのすばらしさ、その純粋さなど、見る者の心を打つ。勝利しても敗北しても、その試合にかける意気込みは素晴らしい。

　球児たちは、日々の練習を通して心身を鍛え、チームメイトとともに懸命なプレーをすることを身に付ける。監督や部長らも指導を通して、勝ち負けに関係のないことも教える。

　その貴重な時間の体験は、一生心に残るものであろう。

　沖縄ではすでに代表が決まった。今、試合をしている高校球児には、試合に日ごろの実力を出し切り、いい試合をしてほしい、といいたい。