サム・ライミ監督&トビー・マグワイア主演の「スパイダーマン」(2002~07)、マーク・
ウェブ監督&アンドリュー・ガーフィールド主演の 「アメイジング・スパイダーマン」(12
~14)に続き、3度目の映画化となる新たな「スパイダーマン」です。主人公スパイダー
マン=ピーター・パーカー役には、「インポッシブル」のトム・ホランドを抜擢し、16年に
製作・公開された「シビル・ウォー キャプテン・アメリカ」で初登場を果たした後のスパ
イダーマンの戦いを描いています。
スパイダーマンこと15歳の高校生ピーター・パーカーは、トニー・スタークからもらった
特製スーツを駆使し、放課後の部活のノリで街を救う活動にいそしんでいまし。そんな
時ニューヨークの街に、トニー・スタークに恨みを抱く謎の敵バルチャーが出現。ヒーロ
ーとして認めてもらい、アベンジャーズの仲間入りをしたいピーターは、トニーの忠告を
無視してひとりで戦いに挑みますが……。
悪役のバルチャーを演じるのは、「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇
跡)」のマイケル・キートン。監督は、ミュージックビデオ出身で「クラウン」「COP CAR コ
ップ・カー」で注目された新鋭ジョン・ワッツです。
監督が替わればこうも面白くないのか、シリーズの中で一番出来が悪いと思います。
主人公の境遇というか扱い方が今までと違って軽いし、メリハリが薄いのです。まるで
学園版スパイダーマンで、これではイメージが異なると感じる人は私だけではないでし
ょう。次作からは元に戻って、痛快で楽しいシリーズにしてもらいたいものです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます