映画が中心のブログです!

中島けんです。新しい映画や舞台の感想を中心に、大映の思い出、海外旅行・地元の話題などを写真付きで書かせていただきます。

映画 「君の名は。」

2016年09月09日 | 日記
   

    「秒速5センチメートル」「言の葉の庭」など、男女の心の機微を美しい風景描写ととも
    に繊細に描き出すアニメーション作品を手がけ、アニメーション界に新風を吹き込んだ
    として国内外から注目を集める新海誠監督が、前作「言の葉の庭」から3年ぶりに送り
    出すオリジナル長編アニメです。
    新海監督とはCM作品でタッグを組んだこともある田中将賀がキャラクターデザインを
    担当し、「もののけ姫」「千と千尋の神隠し」などスタジオジブリ作品に数多く携わってき
    た安藤雅司が作画監督を務めています。
  
    1000年ぶりという彗星の接近が1カ月後に迫ったある日、山深い田舎町に暮らす女子
    高生の三葉は、自分が東京の男子高校生になった夢を見る一方、東京で暮らす男子
    高校生の立花も、行ったこともない山奥の町で自分が女子高生になっている夢を見て
    いたのです。会ったこともない二人が夢の中でシンクロし、目覚めたら体が入れ替わっ
    ていた?二人は戸惑いながらお互いの存在を徐々に探って行く・・・というストーリーで
    す。声の出演は神木隆之介と上白石萌音に長澤まさみ、市原悦子。

    米ヴァラエティ誌の「2016年に注目すべきアニメーター10人」に日本人として初めて選
    出された新海監督の新作なので注目して見ました。場面場面の演出は実写感覚で、中
    々優れているし、作画がとてもいいです。ただストーリーがややこし過ぎるのが気になり
    ます。これは脚本の弱点でしょう。そのまま押し通してしまっているのは監督の自己満足
    につながります。
    観客は高校生を含めて若い男女で一杯。動員に成功したからいい作品とは言えないし、
    こんな時こそ内容を吟味したもっと上質の作品を提供すべきだったと思います。




コメント
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