ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

虎屋 (2) @岐阜県関市

2021年09月19日 | 岐阜県(中濃・老舗)

鮎菓子は夏、と決まった訳ではないが、やっぱり夏になると思い出す。大雨の中、仕事の合間に寄ったのは岐阜県関市の「虎屋」。創業昭和9年(1935)で現在3代目。こちらの鮎菓子「小瀬の若鮎」は妻の大好物。数ある鮎菓子の中でもこちらのものが一番好きなのだとか。最近は行っていないが毎年恒例の「刃物まつり」開催時は店頭で焼きたて、作りたてたてのものが買えるので楽しみにしていた(※今年は縮小開催だとか)。商店の数が減ってちょっと寂しい本町通商店街。徐々にアーケードも撤去され風景が変わってきた。ひっきりなしに客が車で立ち寄るので店前の狭い駐車場には停められず、少し離れた場所の駐車場に車を停めて店へ。購入したのはもちろんその「小瀬の若鮎」と、出来たてで店内の冷蔵庫に運ばれたばかりの「パッションフルーツわらび餅」、そして「びわゼリー」の3種。

車の中で触ってみたら「小瀬の若鮎」はまだほんのりと温かい。焼いたばかりのよう。ここは妻には内緒で車中で先にいただくことに。鮎の形を模した相変わらず焼き色の綺麗なカステラ生地の中には求肥(ぎゅうひ)。口に入れてみると中のぎゅうひもまだふわっとしていて格別の旨さだった。家に帰って素知らぬ顔で妻と母に菓子を渡す(笑)。「パッションフルーツわらび餅」は8角形の透明プラスチック容器に入っている。黒文字を使って口に入れる。ねっとりとした舌触りだが爽やかな甘さ。わらび餅っていう感じではないがゼリーともまた違う食感。「びわゼリー」は定番の「梅ゼリー」と同様、ビニールに入っており、器にあけていただく。ゼリーの部分が「梅ゼリー」よりも少し硬めに感じたがどうだろう。ごろっとはいったびわの実と一緒にゼリーがつるんと喉を通っていく。これも旨いナ。また寄ってみよう。午前中だったらまた作りたての「小瀬の若鮎」に巡り会えるかしらん。(勘定は¥1,900程)

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和菓子処 関市 虎屋

岐阜県関市本町7-25

 

( 岐阜 ぎふ 関 せき とらや 関市虎屋 虎屋菓子舗 和菓子 あゆ菓子 老舗 おぜのわかあゆ 上生菓子 日本刀アイス うめゼリー 蕨餅 )


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