ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

辻屋 (2) @岐阜県関市

2021年03月31日 | 岐阜県(中濃・老舗)

久しぶりに岐阜県関市の鰻屋「辻屋」へ。関市には人気の鰻屋が何軒もあるが、こちらの創業は幕末の慶応年間(1860頃)という一番の古株。夜になるとひっそりと静まりかえる本町のアーケード街。この日は息子に運転を任せ、高齢の母も連れてきた。絶滅危惧種指定とシラスウナギ輸入の闇などの問題から、最近は鰻を喰うことに罪悪感を感じてしまうのだが、母もこれからは店に足を運ぶのがだんだん難しくなるだろうと決心。母も孫の運転で来られるのは嬉しいだろうナ。道路を挟んだ向かいにある駐車場に車を停めて店へ。暖簾をくぐるとコロナ禍であってもまあまあの客入り。昼や休日は並んでいるのが普通のようだから平日夜はこんなものなのかも。奥には入れ込みの座敷もあるけれど、膝の悪い母の為に手前のテーブル席をお願いした。

嬉しいことに運転手付きなので酒が呑める。年配の給仕女性に「ビール(大瓶)」(キリン)と「お酒」(熱燗)をお願いし、「口取り(お通し)」、「肝焼き」、「鯉の刺身」をお願いした。この日のお通しはとびこと菜の花の和え物。母と乾杯。しばらくして運ばれた「肝焼き」は10個ほども盛られていたろうか。肝はしっかりとした大きさで濃い味付けがしてある。これを口に入れてまずはビールで、次は酒で追っかける。旨いナー。「鯉の刺身」は酢味噌(もちろん赤味噌)で。つーんと効くのは酢味噌に辛子が入っているかな。しっかりとした歯応え。旨い。

肝心の丼は息子が「上丼」を”ご飯大盛り”で、自分と母は「並丼」でお願いした。しばらくして運ばれた息子の「上丼」はご飯がこんもりと漫画のように盛り上がっている。これには蓋が出来ないのだとか。丼も特別なのか金色だ(笑)。すごい迫力。自分たちの並でもご飯はたっぷり。しっかりとたれが滲み込んでいる。どちらも肝吸いと守口漬付き。鰻はしっかりと焼きが入っているが、身はふっくらと皮はカリッと、上々の焼き加減。たれとのバランスも良く、旨い。たれの量も多過ぎず。好きな山椒を振りかけたりしていただく。人気店とあってこの山椒の鮮度も良かった。ここの鰻丼は若い頃から何度も頂いているが、今回が一番良かったかも(酒呑めたから?・笑)。母もかなり気に入った様子。付いてくれた女性給仕がてきぱきと、それでいて慇懃無礼にならない程度に丁寧な応対で居心地を良くしてくれたからかもな。それにしても息子にハンドルを任せて呑むっていうの、いいナ。(勘定は¥15,000程)

以前の記事はこちら

この後の記事はこちら

  

 

 


 

↓ 関市の旭ヶ丘小学校の近くにある銭湯跡「平和湯」(建築詳細不明)。営業を止めてから随分と経っている感じ。ここが一番最後まで残っていたらしいが、関市内にはもう銭湯は1軒も残っていない(はず)。近くの吉田川にはモザイクタイルのコンクリート製ベンチが残っていた(写真下最後)。

 

 

 


 

 

名代 辻屋

岐阜県関市本町5-14

 

( 関 せき つじや 辻屋本店 鰻丼 うな丼 うなぎ丼 老舗 鯉刺し しげ吉 みよし亭 角丸 孫六 近代建築 銭湯 )

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戸田屋 @名古屋市東区・泉

2021年03月30日 | 名古屋(東区・北区 老舗)

創業が明治31年(1898)という泉の麺類食堂「戸田屋」。道を挟んだところにあった古い建物が新しい店に生まれ変わって、洒落たHPなんかも出来ていた。現在5代目だとか。ある風の強い日に訪れてみた。店が新しくなってからは初めての訪問。店舗はモダンな意匠に様変わり。でも店頭の古いミニカー(正式には光岡のマイクロカー・写真下参照)は前のままだ(笑)。中はテーブル席が8つほど並んでいる。見渡すと、コロナ禍(第3波)ではあったが席はほとんど埋まる盛況ぶり。ちょうど入れ替わりで座れたが、自分の後にはすぐ待ちが出ていた。外看板に”名物・海老おろし”なんて書いてあったが前の店でそんなに推してたっけ?。でもそういうのを見ると試したくなるので「大海老おろしそば」をお願いした。「温かいの、冷たいのがありますが…。」と訊かれたので「冷たいので」と返事。

みんなおっかなびっくり外食している時期なのに、隣との仕切りが無い中で、ノーマスクで延々と大きな声で電話をしているどこかの親方らしき客。様子を伺っているとそのテーブルともう1つのテーブルは全員その親方の取り巻き。食べ終わっても誰も出ていかないのは、その親方の奢りだから…。みんな親方が食べ終わるまで下を向いて携帯電話をいじっているのだ(待ちが出ているというのに!)。他にも孫をあやすのにわざわざマスクを外すお婆さん、せっかくマスクをしているのに席に着いた途端にマスクを外してお喋りし始める家族連れなど、まだまだ感染予防の基本が出来ない人も多いようだ。先は長い。

なんていう光景を呆れかえりながら見ていると、思いのほか早く「大海老おろしそば」が供された。”大海老”の名に恥じない大きさの海老天がどーんと鎮座している。花も咲いているがしっかりと身も大きく揚げ立て。他には大根おろし、わかめ、かまぼこ、海苔。刻みネギは別皿に。こういう冷たい蕎麦で定番の練りわさびを付けてないのは”おろし”だからかな(付ける店もある)。麺が上に出るくらい少なめの量のつゆは黒いといって差し支えない濃さがあるが醤油辛い訳ではない。そばはコシとは言わないがしっかりとした張りがある。旨いなァ。だんだん大根おろしと、海老天の衣の脂がつゆに混じっていくのもいい感じ。するするっといただき、つゆに浮いた衣もすくってご馳走様。すぐに勘定してもらい、店を出た。次は丼物をいただこう。(勘定は¥980)

 

 

めん処 戸田屋

愛知県名古屋市東区泉3-30-2

 

( 名古屋 なごや とだや 食堂 麺類食堂 大衆食堂 蕎麦 そば 饂飩 うどん きしめん 自家製麺 丼物 老舗 )

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On The Beach / Neil Young

2021年03月29日 | クラシック・ロック

On The Beach / Neil Young (1974)

ニール・ヤング(Neil Young)の1974年に発売された5枚目のソロ・アルバム。代表作「Harvest」に続く待望のオリジナル・アルバムとして発売されたが、当時はそのダウナーな内容であまり評判が良くなかったのだとか。なぜか2003年までCD化されずにいたというのもその影響だったのだろうか(とはいっても大御所のアルバムなのに…)。このアルバムに関しては自分はほぼ何も知らずに、ソロ初期だということと、ジャケがかっこいいナと衝動買い。

いきなり(ニールにしては)明るくポジティヴな感じの「Walk On」から始まるが、そもそもニールはレコード(当時)の曲順をA面とB面を入れ替えたかったらしい。CDでいくとつまり6,7.8,1,2,3,4,5の順番。6「On The Beach」は”らしい”暗い感じの曲なので、そうなるとアルバムの印象は全然違うかも(その辺がレコード会社が嫌った事なのかもしれないが)。自分の知っている曲は編集盤「Decade」に入っていた3のみで、他にいわゆる”知られた曲”が無いので地味だが、じわじわと沁みてくる良さがあって好き。演奏にはクレイジーホース(Crazyhorse)の連中や、クロスビー(David Crosby)、ナッシュ(Graham Nash)、それにザ・バンド(The Band)の連中が参加している。

歳のせいか、最近歌詞や曲の内容をしっかりと調べたりするのが億劫になっているので、ニール・ヤングのディスコグラフィーを後追いしている自分としては、本当はもっと後に買った方が良かったアルバムなのかもしれない。それでも、たまたまこの日は長浜で買った某老舗鳥料理屋と同じアルミの小鍋で豆腐とネギを炊いて、菊正宗をぬるめに燗して、このアルバムを流しながらチビチビとやったのだが、これがピッタリ。知らなかった、ニール・ヤングと日本酒が合うなんて(笑)。

オークションにて購入(¥635)

 

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ロワール @岐阜県岐阜市

2021年03月28日 | 岐阜県(岐阜)

岐阜市真砂町の忠節橋通り沿いにあるケーキ屋「ロワール」に入ってみた。4軒隣にある喫茶店「ロワール」の2代目がやっている洋菓子の専門店。隣が駐車場だと思って車を入れたらただの民家のよう。慌ててぐるっと回って店の前にちょっとだけ車を停めさせてもらった(→でもそこが駐車場で合っていたようだ)。店に入ってみるのは初めて。知らなかったのだが店内で喫茶も出来るようだ(現在はコロナ禍の為中止)。ガラス・ショーケースの中に並ぶ洋生菓子はオーソドックスなタイプのものが多いよう。平台には焼菓子もたくさん並んでいた。選んだケーキは妻に「フルーツシャンティ」というフルーツののったもの。自分には「モンブラン」を。焼菓子は「ブルトン」「パウンドケーキ」「オレンジパウンド」を購入した。

家に持ち帰っていただく。「モンブラン」は最近多いプラスチックの丸い皿にのった丸型。栗のクリームの他に、甘さ控えめの生クリームが使われている。コーヒーを濃いめに淹れていただいた。「ブルトン」と「オレンジパウンド」は仕事の合間におやつとして。「ブルトン」はいわゆる”ガレット・ブルトンヌ”。妻の大好物だ。厚みがあって生地は軟らかめのタイプ。バターの風味たっぷり。「オレンジパウンド」はチョコレートの生地にオレンジを効かせた自分好みのパウンドケーキ。しっかりと密度があってしっとりとした舌触り。こちらも旨かった。次は「シュークリーム」を買ってみようかな。(勘定は¥1,600程)

喫茶「ロワール」の記事はこちら

 

パティスリー ロワール(Patisserie Loire)

岐阜県岐阜市真砂町11-11

 

( 岐阜 ぎふ ロワール パティスリーロワール ケーキ 洋菓子 焼菓子 喫茶 シュークリーム エクレア )

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岩田屋 @愛知県一宮市

2021年03月27日 | 愛知県(尾張)

名鉄尾西線の萩原駅近くにある萩原商店街に久しぶりに寄ってみた。昼食を摂ったのは昔からある食堂「岩田屋」。以前に一度訪れたことがあるが、店に入ろうとしたら中休みの時間になっていたらしく食べられなかったことがあった。11時少し前の時間だったが暖簾が掛かっていたので覗いてみる。「いいですか?」と尋ねると、ちょっと早かったようでご高齢の主人が「あっと…。」と戸惑いつつも「せっかく来てくれたからどうぞ。」と電気を点けてくれた。以前も今回もちゃんと暖簾が掛かっているのは確認しているので、この店は暖簾の意味(=営業中)を厳密には適用していないようだ(苦笑)。店内は土間のテーブル席と小上がり席が2つ。壁には全国の通行手形や提灯のお土産が飾られている。壁に掛かっている品書きの札はひっくり返してあるものが多く、品数を絞ってやっていらっしゃるようだ。暖簾にも染め抜かれていた「みそかつ定食」をお願いする。調理場でご夫婦の調理が始まった。

しばらくして「みそかつ定食」が出来上がる。デカい。店内には”わらじとんかつ”とも書かれていたかつは大きく、かかった味噌だれの上から黒胡麻が振られている。付け合わせは千切りキャベツ、レタス、酸っぱい味付けのしらたき、高野豆腐、具沢山の味噌汁、漬物3種、カットオレンジと賑やか。ご飯は丼にたっぷり。知っていれば半分ぐらいにしてもらったがもう遅い。がっつりいく心を決めた(絶対に残しません)。味噌の色は濃いが粘度は低い。味付けは甘め。たっぷりとかつに纏わせてガブリといく。かつはしっかりと厚みもあって食べ応え充分。ひと口食べたらすぐにご飯をワシワシと喰らう。旨いなァ。合わせ味噌で具沢山(人参は飾り切りしてある)の味噌汁もいい。しっかり全部食べ切ったらお腹もいっぱい。(勘定は¥1,200)

 


 

↓ 以前に訪れた際には商店のテントも残っていたが「旧・村瀬銀行萩原支店」(大正8年・1919・建造)。撤去されていたのでもう店としては使われないようだ。塗籠(ぬりごめ)で内部は吹き抜けているそう。金庫室も現存しているとのことだが、見られる機会は無いだろうなァ。

 

 

 


 

岩田屋

愛知県一宮市 萩原町串作1626

 

( 一宮 いちのみや 萩原 はぎわら 萩原商店街 いわたや 味噌かつ みそかつ 食堂 大衆食堂 麺類食堂 近代建築 銀行建築 木全乳母車店 )

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たこ焼きマルゴメ電氣店 @名古屋市中川区・太平通

2021年03月26日 | 名古屋(熱田区・中川区)

近くの某中華料理店に寄ったらまだ13時半前なのに”研修”か何かで早仕舞いされてしまったので(←営業は通常14時までのはず)、この日の昼食はたこ焼きを買って食べることに。寄ったのは「たこやき・マルゴメ電氣店」という変わった名前の店。手作りの看板が目立つ店舗は野立橋商店街の角地にある。電気屋の看板がひっくり返っている所をみると以前は電気屋さんだったのかな。隣の駐車場に車を停め店先へ。店内でも食べられるようだったが、時間も押していたので持ち帰って車の中でいただくことに。「岩塩」なんてのもあったが、注文したのはやっぱり名古屋たこ焼きの定番「しょうゆ」。「マヨネーズとかつおはどうします?」と訊かれたので”かつお(節)”のみのせてもらった。

車に戻り、ハンドルを握る前に早速包みを開ける。経木の舟皿に盛られたたこ焼きは8個。玉は大きめで揚げ焼きっぽく外側がカリッと焼かれている。箸でいただく。作り置きのを渡されたのだが、タイミングが良かったのかまだしっかりと熱々。中はとろっとして生地の出汁加減も良く、旨い。看板によるとタコは熊本は上天草産の物だとか。風味が増すかと思ってのせてもらった鰹節だが、これなら無くても良かったかな。次は「岩塩」か「ねぎポン」味にしてみようか。(勘定は¥400)

たこ焼きマルゴメ電氣店

愛知県名古屋市中川区上脇町2-133

 

( 名古屋 なごや 荒子 マルゴメ電気 マルゴメ電気店 たこ焼 たこやき 持ち帰り テイクアウト 名古屋風たこ焼 )

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Funny How Time Slips Away / Georgie Fame

2021年03月25日 | クラシック・ロック

Funny How Time Slips Away / Georgie Fame (2001)

ジョージ―・フェイム(Georgie Fame)といえばモッド時代のヒット「Yeh, Yeh」が有名。自分も若い頃はその曲しか知らなかった。後年(90年代頃)になって”レア・グルーヴ”という流行があり、オルガンをフィーチャーした彼の昔の音楽も見直された感があった。近年は、元ストーンズ(The Rolling Stones)のビル・ワイマン(Bill Wyman)のバンド、Bill Wyman's Rhythm Kingsに参加していたりもする。件の「Yeh,Yeh」が色々なモッド・コンピレーション盤に取り上げられていたのを除いて彼がどんな音楽を演っていたのか知らなかったので興味が沸き、購入してみたのがこのコンピ盤。彼の活動はレーベル毎に何期かに分かれるが、これは「Pye」レコード在籍時のアンソロジー。それが彼の活動の中でどんな時期だったのかは全然知らないが試しに聴いてみる。

後から調べてみたら、Pyeに在籍したのは1979年だけで、オリジナル・アルバムも2枚発売されているのみ。アンソロジーっていったってほぼ全曲集か(笑)。編集はジョージ―・フェイム自身が行っているようだ。短い期間とはいえ愛着があったのかも。この時期の彼の活動歴は判然としないが、”アメリカ西海岸”とでも言っていいような雰囲気のある爽やかめのポップス。サンバっぽいリズムの曲もあったりして都会的で、普段ならなかなか自分が聴かないような音楽なんだけれど(笑)、これが意外にも心地良い。メロディーがいいのかな。あまりオルガンがフィーチャーされていないので60年代のヒップさや、レア・グルーヴ的な面白さとはちょっと違うけれど、思いのほかよく聴いている。

オークションにて購入(¥412)

  • Label : Castle
  • ASIN : B00005K2UW
  • Disc : 1
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かもん @岐阜県岐阜市

2021年03月24日 | 岐阜県(岐阜)

岐阜市の福光東にあるとんかつ屋「かもん」へ。表向きは地味だが、いつも昼時になるとしっかり車が停まっているのを見ていたので、”とんかつが食べたいなァ…”と頭に浮かんだある日に思い出して行ってみた。暖簾をくぐって、分かり辛い引き戸を開けて中に入る。店内は奥に広く、手前に小上がり席、奥にテーブル席が並んでいる。表から想像するよりもスタイリッシュな店内。奥の窓際のテーブル席に腰掛け、メニューと壁に貼られた品のいくつかを眺めた。季節の「カキフライ」や、好物の「オムライス」に心揺れながらも無事「ひれかつ定食」を注文した。席から厨房の様子は全く見えない。

しばらくして盆にのった「ひれかつ定食」が運ばれた。別皿で切り干し大根とポテサラ、味噌汁が付いている。ひれかつの皿にはドレッシングのかかった千切りキャベツと大振りに切ったトマト。ひれかつは大きめの物が4切れ、それぞれが2つにカットされている。さっそく箸で持ち上げ、別皿のソースに浸すと…、とんかつソースだとばかり思っていたソースはデミグラスソース。さらっとしてあっさりめの味わい。酸味が無いのでパンチは弱いが、これはこれで旨いなァ。切り分けてあるので卓上のウスターソース、醤油、塩などを駆使して違った味わいも楽しんだ。副菜も充実して、ひれかつがこのヴォリュームでこの値段とは素晴らしい。次は「カキフライ」あたりにいってみたいが季節は間に合うかな…。(勘定は¥1,050)

 

とんかつ かもん

岐阜県岐阜市福光東3-12-7

 

( 岐阜 ぎふ ふくみつ とんかつ ひれかつ フライ 定食 カキフライ定食 )

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三幸飯店 @岐阜県加茂郡坂祝町

2021年03月23日 | 岐阜県(中濃)

岐阜県加茂郡坂祝(さかほぎ)町にある中華料理の「三幸飯店」へ。周辺は店舗もあまり無い田舎道。店は「中日本自動車短期大学」の側にある。店前の駐車場に車を停め中へ。まだ口開けの時間と合って先客は無し。店内は結構広く、カウンター席の他に土間にテーブル席が並ぶ。4つ足で座面がプラスチックの椅子が昭和な感じ。年配の夫婦でやっていらっしゃるようだ。所々にスーパーカーの写真が飾ってあるのは主人の趣味だろうか。カウンターの上にはずらりと品書きが並んでいる。色々あって迷うなァ。しばし迷ってから注文したのは、ごくシンプルに「炒飯・中」。”ツオウハン”とフリガナが当てられている。多くの品に”中”と”大”の設定があるのは沢山食べる学生向けだろうか。値付けも安めだ。

しばらくしてまず「炒飯」が運ばれた。”中”はごくスタンダードな量。銘入りの平皿に盛られている。使われている具材は、ハム、玉子、それに薄く切ったピーマンっていうのが珍しい。米粒がしっかりと油を纏っているが、ふわっとした仕上がり。旨い。ピーマンの苦味もいいアクセント。後から届いた「餃子」はやや小さめのものが7つ。しっかりと肉が詰まった感じでこれも旨かった。こちらには「チキンライス」や「カツ丼」もある。中華料理屋にそういう品があるとつい頼んじゃうんだよなァ。次はそれらかな。(勘定は¥800程)

この後の記事はこちら

 


 

↓ 店から北に向かった美濃加茂市蜂屋町の旧道にある下見板張りの建物(建築詳細不明)。隣が郵便局なので旧郵便局舎だろうか(でもそれらしい痕跡は見つけられなかった)。

 

 


 

中国料理 三幸飯店

岐阜県加茂郡坂祝町黒岩456-23

 

( 坂祝 さかほぎ みゆきはんてん 中華 チャーハン ギョウザ ギョーザ 定食 ラーメン 近代建築 )

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安兵衛青果 @名古屋市中村区・米野

2021年03月22日 | 名古屋(中村区・西区)

中村区の笈瀬(おいせ)本通商店街にある青果店「安兵衛青果」。どうしてこの店がブックマークしてあったのか全然覚えが無いのだが、すぐ近くに居たので、行けば分かるかなと店に寄ってみた。少し離れた駐車場に車を停めて店へ。とても人気があるようで続々と客が入ってくる。様々な野菜類や果物類がたくさん並べてあるが、値段を見てビックリ。かなり安い。なるほど人気が出るはず。総じて野菜や果物は傷みのあるものも多く、そこは量と値段でカバーという感じ。でも自分は”安い”というだけでは気に留めないので、まだブックマークした理由は分からない(笑)。店内は従業員が何人も居るが外国籍の方ばかりだった。調理済みの惣菜もあるのだが、それでブックマークしたとも思えず…。でも何か買っていこうと、小さいサイズの本山葵2本と、ポップに”病みつきになる”とあった惣菜の「ユーリンチー」、それに普段外で買うことはほとんど無い「から揚げ」を購入して勘定してもらった。

家に帰って惣菜を酒肴にする。「ユーリンチー」は揚げた鶏肉にたれがかかり、紫キャベツや、赤や黄色のパプリカ、刻みねぎを散らしてある。250円という値段の割にしっかりとした大きさがある。味は意外と薄味で、酸味が弱いのであまり”油淋鶏”という感じはしない。「から揚げ」はデカいのが5個も。しっかり下味がついており、そのままで旨い。これで200円は安いナ。山葵は小さくて細いが、しっかりと摺ることが出来る部分もある。葉の状態からして鮮度が落ちたのを安く売っているのかも。愛用している木屋の鶴の形をした銅製薬味おろし金を使って擦ってみた。やはり擦り立ての山葵は香りと味に甘味があっていいものだ。これは鮮魚の刺身に使っていただいた。ブックマークの理由はまだ分からない(苦笑)(勘定は、山葵2本¥100!、惣菜¥450)

 


 

↓ 以前から気になっていた大須の伏見通と堀川に挟まれた地区にある「佛聲寺(ぶっしょうじ)」(建築詳細不明)。広い2階の間に欄干もあり、とても寺院には見えない。しかも横には洋館がくっついていてシュロの木という近代建築らしさいっぱいの不思議な建物。この辺りは旧・旭遊郭なので遺構を寺院に利用したのかも。何だかここだけ異空間という感じ。面白い。

 

 

 


 

安兵衛青果

愛知県名古屋市中村区太閤5-2

 

( 名古屋 なごや かっぱ商店街 おいせ本通商店街 やすべえ やすべえせいか 八百屋 フルーツ 野菜 果物店 惣菜 激安 ぶっしょうじ 佛声寺 仏声寺 仏聲寺 近代建築 洋館 )

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