川天使空間

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『ぼくの町の妖怪』野泉マヤ・作 TAKA・絵 国土社

2024年02月12日 05時11分24秒 | 創作・本の紹介
国土社のパステルショートストーリー、ライトブラウンは、野泉マヤさま。
妖怪を書かせたらピカイチの野泉マヤさま、どんな妖怪だろうと読み出した。

 邦彦が幼い頃、近所に妖怪の話をしてくれるおじいさんがいた。
 おじいさんが亡くなって空き家になった家に、孫の円さんという大学の先生がやってきた。
 なんでも、妖怪の研究をしているらしい。
 一緒に、おじいさんから聞いた天狗や河童の現地調査に行くことに。
 お墓のとなりには《夜泣き石》が。
 そこへ、隣の席のマミちゃんがやってくる。
 マミちゃんは妖怪なんて信じなかったのに……

「身近な妖怪現象」に目を向ける面白さ。
リアルとファンタジーの微妙なさじ加減がにくい。
物語の舞台は、宮城県加美町がモデルとのこと。
小学生が朝読で読んで「あ、うちの町にもこんな言い伝えある」って思いそう。
そうなんです。
言い伝えって、不思議があったからから伝えられ続けてきたはず。
読んだ子どもたちの想像が広がりそうな、すてきな作品集。
ぜひ、多くの子どもたちに手にとってもらいたいと思います。

野泉マヤさま、ますますのご活躍を!

私も祖母から言い伝えをいろいろ聞いた。
考えてみれば、結構怖いものばかりだったような。
今日もびよよよ〜〜ん (*^ __ ^*)
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