旅行の記録、日を追ってあげているけれど、なかなかパリまで辿り着けません。ちょっと飽きてきたので、ここらでちょいと一休み。
最終日の夜は食事がついていません。
「日本から持ってきたオカキを食べる」とか「カード使わない主義なのでお金が心配」という意見もありましたが、レストランへ行くことにしました。
ホテル近くのカジュアルレストランです。夏時間の夕方6時はまだ明るいです。
看板。これならわかりやすいですね。
メインplatプラと飲み物で12.90€、前菜entreeアントレとメインplatまたはメインとデザートdessertデセールで17.90€、三品で21.90€です。
前菜とメインが各4種、デザートは6種類、その中から選びます。
店の入り口に店員が立っていました。
「We have no reserve,O.K?」と聞いたら「I don't understand wha't you say」ですと。もうおーーガックリ。
でも店に入って何となく席に座ったらメニュー持って来てくれました。フランスではcarteカルトと言うらしい。
で、看板の料理が写真入りで載っています。分かりやすいです。ホテル前なので、外国人客を想定したメニュー表なんでしょう。
こちらフランス語はほとんどできない。片言の英語と身振り手振りで料理を決める。ついでに三人ともグラスワインの赤ね。
vin rouge ヴァンルージュと言ったら通じた。ばんざーい!!
さらにパンかライスか聞いてきた。びっくり。当然パンです。
まずは前菜。野菜サラダ。大きな深い器にあふれんばかり。横のマヨネーズ風ドレッシングに付けて食べる。
食べても食べても減らない。ものすごいボリューム。恐れ入りました。
続いてメインは肉がいろいろあったけど、魚にした。魚はなんでしょう。白身魚をソテーしたものに、さっきと同じ器に隠元がどっさり。日本のスーバテー買う三袋分くらいが一人前。恐れ入りました。
魚は鯛でもないようだし、でもあっさりして美味しかったです。
アイスは単品で頼めば4種類の盛り合わせ、でもセットメニューでは2種類を選びます。ピーチとアーモンドにしました。
これもかなりの量です。その他にパンは例によって食べ放題。ワインはどこへ行ってもおいしかったけど、パリ最後の夕食のワイン、グラスにナミナミと。
三人で「よかったーー注文できたーーー、安くて量も多くておいしいねぇ」と喜びまくって食事しました。食べ終わる頃は店はざっといっぱいになりました。右隣は年配のご夫婦、左は私たちと同世代くらいの男性です。
レストランにレジはありません。テーブルのところで清算します。
L'addition, s'il vous plaît. ラディション、シルヴプレと言うと計算書持って来てくれます。
一人ずつ払いますはChacun paie sa part, s’il vous plaît.シャカン、ペィ、サ、パール、シルヴプレです。
私たちがフランス語が聞き取れないので、奥へ行って一人分の金額を書いたものを持って来てくれました。一人当たり27,50€の食事でした。夜の値段としては安くあげられたのではと思います。
何よりもお店の人もお客さんも私たちにとても暖かく、私たちは外国からのお客さんにこんなに親密な態度が取れるかなと反省しました。
旅の恥はかき捨てと言いますが、もう二度と行くことはないとしても、外国では次に来る同朋のために、いい印象を残しておくことが大切と思いました。私たちが親切にしてもらえたのは、今までこの店へ来た日本人が無作法でなかったからでしょう。
どの国とでもいろいろと国同士は問題を抱えてしまったりしますが、一人一人の友好の気持ちは忘れてはいけないなと思ったのでした。
こうしてフランスの最後の夜は暮れようとしています。
私もゆっくり旅行したかった国の一つですが、もう行く事はないでしょうから、とても楽しませてもらいました。
旅行は、健康にも経済的にも恵まれていないと行けませんから、チャンスが有った時に行って置くと良いですね。
フランスはドイツより食材も調理法もたくさんあるようです。
いろいろ珍しい調理法がありました。また追々紹介します。
私も今回は帰国後なかなか疲れが取れません。いつまで行けるかなあと思いながら、旅を振り返っています。
また見てくださいね。
これで一人分とは・・外国の方は体格がいいから沢山召し上がるのでしょうか
お洒落なフランスの記事が楽しみです
夜のひと時、外国のお話しを伺うのは嬉しい時間です
庶民には庶民向けの心強い店がありました。フランス人は冷たいとか、パリはスリが多いとかいろいろ言われて心配でしたが、旅人に親切な人ばかりでした。
何でも当たって砕けろですね。おもてなしの心を私も見習いたいと思いました。
頑張ってアップしますのでまた見てくださいね。