KASS-keep average social studies-社会科

チンケな独り言です。

企業による違い

2010-10-24 15:52:17 | 指導
職場体験学習での体験先を探し求めて、いろいろと電話をした。
こういった電話でのやりとりは非常に大切な対応だと思うが、なぜか電話の基本や名刺交換の基本など、ビジネス型の研修は実施されていない。
それとも私が知らないだけで、最近の新採研では実施しているのだろうか。
教職員の中には、3コール以上鳴った後でも、「お待たせいたしました」も言わずに電話に出る人も多い。
確かに、限られた関係者からの電話がほとんどではあるが…。
こういった小さなことが信頼を積み重ねていくために必要なのではないか、と思う。

話は変わるが、企業グループとして、職場体験学習について受け入れを断っているという話があった。
業種によっては当然そういうこともあるだろう。
キャリア教育とか声高に教育関係者が叫び、フリーターやニートは重大な社会問題だと厚労関係者が訴えていても、一企業としては中学生の相手をしていられない事情がたくさんあるはずである。
先日、空港で管制室にいた体験中の生徒に通信を体験させたことがニュースで問題視されていた。
体験した方にとっては貴重な経験となるだろうが、もしもの場合があったら乗客その他大勢の方がたまったものではないだろう。
おそらく夢見る若者への善意からだったのだと思う。
しかし見方を変えると、それでいいとは言えなくなる。

私の少年時代に職場体験などなかったが、それでも成人して就職し、働いている。
教育は何か方向性を間違ったのではないだろうか。
いわゆる詰め込み教育を受けてきたと思うが、だからこそ知らないことの多い今の子どもたちが心配だ。
調べれば分かるというのは確かにそうだが、知識が豊富な方が調べる速さが増すはず。
詰め込みの知識の価値は高いと思う。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿