NHKの番組「日曜美術館」で桐生の大川美術館が紹介されていた。松本竣介の作品を見たくて出かけた。
20年以上前に何度か訪れているけれど、あの頃は高速道路もなく、ナビもなく、渋滞する50号線を走りましたっけ。
おまけに山の中に住んでいたので、一日がかりでした。
今回は松本の描画法に興味を持った夫についてゆきました。
小さな美術館ですが、松本と交友のあった画家たちの作品も展示され、一緒に来た甲斐あり、です。
私には、松本の鉛筆とコンテで画いた下書きのようなものがとりわけ面白く心惹かれました。
また、舟越保武のブロンズ像にも気品と安らぎの空気をまとっているのを感じ、しばらく見入ってしまった。
併設のカフェで軽いお昼をしていたら、花火が何発も鳴る。何か催しがあるのかしら?
花火のことは店の人に聞いてもわからなかったけれど、
今日はえびす講が近くの西宮神社で開かれているので行ってみたらと勧められた。
歩いて行けるそうなので、散歩がてらブラブラ歩く。
何の予備知識もないまま訪れたのですが、まあ、驚きの賑わいでした。屋台の数の多いこと!
前日はお参りするのに1時間半も並んで順番を待つほどの混雑だったそうです。
桐生西宮神社は、兵庫県西宮市のえびす宮総本社西宮本社の直系分社として、
分霊勧請されたそうで、関東ではここ一社だそうです。どうりで賑わうのですね。