フリーライター・ファイナンシャルプランナー ヒビカナのできごと

仕事のこと、プライベートのことをきままに綴ります。

手と顔

2005年05月30日 09時49分50秒 | Weblog

以前テレビで、ロシアのアニメクリエーターについて
特集していた。
彼は現代のコンピュータの力を用いず、
1コマ1コマ手でつくりあげている。
その細かい作業は、気がおかしくなりそうなくらいで
私にはとうてい無理だなぁと思った。

彼は
「人物の気持ちは顔と手の表情でつくりあげる」という。
特に手は、緊張して力が入っていたり、汗をかいていたり
と気持ちによって大きく違うという。
そういわれてみるとそうだなと思った。
言葉の表現にも「手に汗をにぎる」などとあるように、
手を使って気持ちを表したりする。

そして、次に、糸井重里のはなしから。
「人間はまず、手に試させる」と。
どういうことかと言うと、暗闇の中を歩くとき
人は手を前に出して歩く。前に何があるかを
手に確かめさせているのだ。風呂の湯加減を見るときもそうだ。
足じゃなくて手だ。

そう考えると、人にとって手というのは
気持ちが表れたり、身を守ったりする部位なんだということがいえる。
となると
手相が占いに用いられるのも納得できる。

感情が顔の表情に表れない人と接するときは
手を見てみると以外と通じ合えるかもしれない。

笑顔

2005年05月19日 09時54分38秒 | Weblog
なんだか、笑顔についてブログを書く機会が多いような気がする。

ある本の中で、こんなエピソードに出会った。
古い話になるが、長野オリンピックのメダリスト
原田選手は、通称スマイリー原田と呼ばれていた。
勝っても負けても笑っていたからだ。
記者の、なぜいつも笑っているのですか?という問いに
「これが私のスタイルです」と答えている。

しかし、原田選手の奥さんは、夫の笑いの違いに気づいているという。
「心からの笑顔、憎らしい笑顔、あきらめの笑顔、微妙に違うんです」

思わず、あ~~~
と、うなってしまいました。
奥様にしかわからない、笑顔の違い。
なんて素敵なんでしょう。
一緒に暮らしているから、彼を心から愛しているからこそわかる
笑顔に隠れた彼のこころ。

こんな奥さんになりたいです。

美容整形

2005年05月17日 09時44分25秒 | Weblog
昨日、テレビで美容整形についてやっていた。
美容整形ってどうなんでしょう。見ていて悲しくなりました。
親からもらったものに傷をつけるということは
親を否定している気がします。
人それぞれの考え方があると思うけど、私には理解できませんでした。

美容整形をした人は、そのことによって
気持ちの持ち方が変わったといって、晴れ晴れとしていました。
アナウンサーが
「生き方が表情を変える、という考え方はもう古いのでしょうか」
と言っていたのが印象的です。
昨日のブログでも書いたように、
気持ちや生き方で表情って変わる気がします。
お笑い芸人などがその良い例ではないでしょうか。
そりゃあ名前が売れれば、名前と顔だけで注目をあびてもてるようになりますが
それも含めて、惹きつけられるもの
いわゆるオーラというものが出てくるのではないでしょうか。

あーなんだかとても重たい話になってしまったけど
とにかく、美容整形は反対です。
でももし将来、子供が美容整形したいと言いだしたら
反対はできないなぁと、思います。
それが、その子の意志だから。
でも、ショックは隠しきれないと思う。
あーこわっ(><)

業界人オーラ

2005年05月16日 11時27分53秒 | Weblog
14日15日とコドナ芸術大学というのに参加しました。(入学しました)
これは、日本文化デザイン会議が主宰で
「子供や大人に夢をあたえよう」というテーマのもと
小学校の教室で、各界のプロが先生となり授業をしました。

各界のプロというのがまたすごくて、
主宰は日比野克彦。講師としてサイトウマコト、眞木準、宮本亜門、竹村真一
中島信也、しりあがり寿、佐藤可士和、曽我部昌史、などなど本当にビッグな人ばかり。
日本文化デザイン賞を受賞した人の表彰式もあって、
谷川俊太郎ややなせたかしらも来場していて、
本当にビッグなビッグなものでした。それに参加できてよかったし
仕事に対する不安などが少し修まりました。

そして、業界人にはやっぱりかなりのオーラがありました。
そういった人たちは、顔を出して仕事をしているわけではないので
顔を見てもわからないことが多いのですが、
明らかに一般人とは違います。惹きつけられるものがあり
なぜか見てしまいます。
こういったオーラはどうして生まれるのでしょうか。
自分に誇りや自信をもっているからでしょうか。
共通していえることは、
彼らは「ああしたい、こうしたい」強い意志をもって
その、意志に自信をもって作品をつくっているということです。
各人の話を聞いていて、みんな自分のことを
「見せたがり屋」といっていました。ただ、自慢したいだけと

人の見た目には、オーラの他に人柄というのも表れます。
それが、如実にあらわれていたのが
谷川俊太郎さんでした。こんな私がいうのは失礼ですが
「とってもかわいいおじいちゃん」といった感じです。
何度もかわいいと言ってしまいました。
こんな失礼をお許しください。

といった具合でこの大学を卒業しました。
とっても有意義な2日間でした。
ちなみに、この2日間の間に金シャチにもさわりました。

笑顔

2005年05月09日 13時07分21秒 | Weblog

昨日、岐阜県の海津市にある木曽三川公園に行って来ました。
ゴールデンウィーク最終日ということもあってか
小さな子どもをつれたファミリーであふれていた。
天気もよく心地よい陽射しの中、バドミントンやキャッチボールをして
楽しそうに遊んでいる姿が目立った。
私はその姿を見つめる、親やお年寄りの表情が好きだ。
心の底からほほえんでいて、見ているこっちも幸せな気分になる。
みんながいつも、あんな笑顔をしていたらいいなぁと思う。

私は笑顔にほっとすることがよくある。
先日、急いで自転車で出社していたら、お年寄りとぶつかってしまった。
ぶつかったといってもかすったというくらいで、
たいしたことはなかったけど、
確実に私の方が悪かったので、ひたすらあやまった。
するとそのお年寄りは、笑顔を浮かべ「私も見ていなかったから、ごめんね」
と言ってくれ、気が動転していた私はその笑顔にとても救われた。
このとき、改めて笑顔っていいなって思ったのだ。
言葉では言いつくせない、気持ちがこもっている。
落ち込んでいるときに、こういった笑顔にあえると
それだけで、幸せな気持ちになったりする。
なんか、その人の幸せをわけてもらったような気持ち。

なんだか、重たくなってしまったけど
「笑顔があれば生きられる」
って思う、今日このごろです。