山歩きは晴れがいい!
山に行くたびにレインウェアを着ています。
まるでユニホームのように。
そんな山歩きと日常の日記です。
 



4月14日(土)


今日は山梨県甲府市と長野県南佐久郡川上村の境界にある標高2,599 mの
金峰山に登ろうと思っていたが、朝からあいにくの雨・・・



ちゅーこって、山は明日にして登山口のある北杜市の観光をすることに。



まずは中央自動車道長坂インターより約15分の「平山郁夫シルクロード美術館」へ。

アフガニスタンの砂漠をキャラバン隊がラクダに乗って進む大作に圧倒された。



昼食は「おいしい学校」に行きお楽しみ給食を食べた。


先っぽがフォークみたいになっているスプーンが懐かしい。

美味しかったがこれで1,050円は観光地価格?



妻の希望で清里に有る萌木の村 博物館「ホール・オブ・ホールズ」を見学。


プロのピアニストがオルゴールの不思議な魅力を生演奏を交えて紹介してくれた。

美人ピアニスト成尾亜矢子さんの素敵な演奏と楽しい説明で満足度100%

オルゴール職人さんから興味深い話も聞くことができ、とても面白かった。


立ち寄ってよかったっす



宿に向かう途中「みずがき湖ビジターセンター」に寄り
明日の行動食を物色。


入口でラジウム星人発見!

ここでは定期的に星の観察会が行われているようだ。



ここが今夜泊るみずがきの宿「五郎舎」(ごろうや)

瑞牆山(みずがきやま)の麓にあり、登山口まで10分位で行ける落ち着いた宿だ。


夕食は地元の酒をちびちびやりながらいただいたが、
品数がいっぱいで妻は途中でギブアップ。

僕はがんばって自分の料理は完食したが、お腹が妊娠10ヶ月になってしまった・・・


食事をしながら女将さんと話をしたが、裾野市のことをよく知っていた。
昔、御殿場で暮らしたことがあるそうだ。

日本は狭いようで狭い?


臨月のお腹をさすりながら、世界ふしぎ発見を見ていたが
瞼の重さに耐えきれず10時前に爆睡







4月15日(日)


「ちゅん ちゅん」「バタバタバタ・・・」雀が屋根の上で遊んでいる。
心地よい目覚めだ。

障子を開けて外を見ると最高の天気だ。



5時50分、朝食。

昨夜あれだけ食べたのに、おかわりしちゃたぞ。

朝から食べ過ぎだちゅーの。

とろろ汁は反則だよね~

食堂の窓から南アルプスがよく見えた。


五郎舎さんは家庭的な雰囲気で温かく、また来たい宿のひとつとなった。





みずがき山荘上の無料駐車場に車を置いて、7時30分出発。

富士見平小屋からすこし登ったところでアイゼンを着ける。
登山道がスケート場のようにツルツルなのだ。

「こわいよー!」

大日小屋、大日岩を通過しやっとこさっとこ稜線に出る。

瑞牆山はもちろん南アルプス、八ヶ岳、北アルプスまで丸見えだー

山梨県側の絶壁の向こうに富士山も見えた。
わかるかな?

右側の壁、顔が沢山あるように見えるのは僕だけか?


キャー!




金峰山の五丈岩が見えてきた。


「ちっちぇー!」


昨夜、山は雪だったようでふかふかの新雪をビビりながら歩く。
ひと転び谷底・・・


数回腿までズボッとはまる。





近づいてくると・・・

「でっけー!」


古くから信仰の対象となっているようだ。


11時40分、山頂到着!

薄い雲があるが360度の絶景である。


五丈岩前で、昨日寄った「おいしい学校」で買ったパンを食べる。
風も無く、とても暖かい最高の日となった。






が・・・下山時。


暖か過ぎて樹林帯の木の枝に積もっていた雪が解け

ボタボタと降る・・・

時には、雪の塊がドッサと落ち直撃をくらう・・・

妻は森の妖精のいたずらだと笑う。



滑ったり、転んだり、雪の落とし穴に落ちたりしながら
15時20分、駐車場に到着。

楽しい(ちょい辛い)山行が終わった。




さあ、温泉に浸かって帰ろうか


帰り道沿いに有るラジウム温泉「増富の湯」
源泉はぬるいので時間をかけて入浴しよう





もうすぐゴールデンウィーク、計画を立てなければね。

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