富士山 宝永火口

１０月２８日（日）超晴れ

宝永火口まで仲間５人でハイキングに行って来た。
今年２度目だ。
なぜかここに登るときは天気がいい。

いつものように水ヶ塚公園の駐車場に車を置いて
午前8：20 台風一過、冠雪した富士山を目指し出発。
普段歩いていないメンバーもいるのでスローペースで登る。

途中、きのこ狩りの人と話をしたり、ルートを外れて
フィールドアスレッチク状態（風倒木が多い）になったり、
高校の山岳部の団体とすれ違ったり、今年５月一緒に
燕岳に行ったＹ夫婦と偶然会ったりしながら
エッチラオッチラ御殿庭まで登り昼飯にした。

「おいしいね～！」そう空気もおにぎりも美味いのだ。

弁当を食べてから宝永火口まで登った。

素晴らしい景色だ。房総半島まで見える。
（写真奥は伊豆半島）

一緒に登ったＳ君の奥さんは
「ここに住みたい」と言っていた。
「ここで死んでもいい！」とまで言っていた。
そんなに感動してもらうと、連れてきたかいがあるってもんだぜ！

午後1：00　後ろ髪はないが、後ろ髪を引かれながら下山。
御殿庭から宝永第三火口を見ながら幕岩経由で駐車場へ。


黄色や赤に色付いた林の中、秋を感じながらゆっくり歩き
予定どおり午後4：00　駐車場到着。

朝からず～と富士山には雲がなかった。こんな日もあるんだな。

焼岳

１０月１５日（月）
紅葉を見に焼岳へ登って来た。

今日は晴れている。うれしい。ほんとうにうれしい。
でも、カッパはリュックに入っている。

７：４０　中の湯温泉の上の方にある無料駐車場に車を置き出発。
登山道は去年登った時より整備されていてとても登りやすい。
妻と「だれが整備してくれるんだろー？」「ありがたいね～」と
話しながら秋の心地良い風を受け山頂を目指す。

紅葉はまだ少し早いようだが、笹の緑、空の青、ナナカマドの赤等
コントラストが素晴らしい。


１０：００　山頂に到着。穂高方面は雲の中。
しかし、行動食を食べながらのんびりしていると、槍の頭が一瞬見えた。
「待ってろよ」心の中でつぶやく。

今回の山行の最大の目的は、「イワナの塩焼きだー」
今年、上高地に３回入っているのに嘉門次小屋の囲炉裏であぶった
イワナを食べてないのだ。混んでいて食べられなかったり、ずぶ濡れで
小屋に寄る元気がなかったりでね。

とういことで、１０：３０明神に向け出発。
焼岳小屋を通過して、はしごを下りて超スピードで下山。

「イワナ、イワナ」と、いつもの調子で歩いていると、コースタイムより
一時間も早く１２：４０に田代橋に着いてしまった。
食べ物の力は凄い！

そして、１４：００嘉門次小屋に着きイワナを頭からかぶりつく。
「うま！」疲れた体に良い加減の塩味。骨の堅さはまったくない。

「ありがとうイワちゃん、満足したぜ」
これで日本酒でもあればパーフェクトなんだが・・・

バスターミナルからタクシーで中の湯の駐車場まで戻り
乗鞍高原にある「湯けむり館」で露天風呂に浸かり、
いつもの太龍(御殿場)で激辛ラーメンをたべて帰宅。

これからは近くの山を楽しもう。

雷鳥

９月３０日（日）
双六小屋にテント泊した。
朝４時、フライシートを雨粒がたたく。
「また雨ぇぇ」金曜日の天気予報では曇りだったが・・・
（昨日と同じじゃん）

朝飯を食べ、お決まりのカッパ君を着て双六岳を目指す。
予定だったが山はガスガスガス。
今回もスタコラ下山することにした。

弓折岳の分岐近くで雷鳥の親子がテコテコ歩いているのを発見。
（どいつが親だか子供だかもうわからない）
我家はよく遭遇するんだよね、天気の悪い日が多いからさ。

鏡池の前を通過するが槍のやの字も見えない。
昨日のガスに隠れる前の写真を貼っておこう。

でも昨日はついてたな。よかった、よかった。

雨の中をいつものように妻は「温泉、温泉」と呟きながら、
僕は「シトシトピッチャン　シトピチャン」と歌いながら一気に下る。
小屋を７時半に出て新穂高バスターミナルに１２時半到着。
さすがにフクラハギはパンパンさ。

帰りの温泉は平湯バスターミナルの近くにある「ひらゆの森」で
食事と温泉を楽しむ。初めて寄ったけど露天風呂が沢山あって
なかなか良いのだ。

これからだんだん寒くなるから今年のテント泊はおしまい。
それにしてもよく降られたもんだ。
（ブログのタイトル替えたほうがいい？）

次は日帰りで恒例の焼岳にでもいこうかな。

鏡平

９月２９日（土）
新穂高の無料駐車場に車中泊した。
朝４時、車の屋根を雨粒がたたく。
「また雨ぇぇ」天気予報では曇りだったが・・・
お決まりのカッパ君を着て双六小屋を目指す。

わさび平小屋を過ぎたあたりから雨がやみ薄日が射してきた。
今回の山歩きは「鏡池からの槍ヶ岳の姿を見る」が
メインテーマなので（いつテーマが決まったの？）
ガスっていては話にならないのである。

「ヤッター！！」
鏡平に着くと槍から西穂まで丸見えじゃないか。
なんて素敵な景色だろう。来てよかった。
「まってろよ槍、来年こそはリベンジしてやるぜ！」
そして上の写真を撮った数分後にはまたガスに隠れて
しまったのである。今で言うと「超ラッキーって感じ」

弓折岳の分岐からまた槍が見えてきて、双六小屋まで
快適な山歩きになった。１５時前、小屋に到着しテント場の
受付を済ました。

小屋の前で鷲羽と水晶を見ていると小屋にいた登山者が
「明日は雨らしいよ。80％だって」と聞いてもいないのに教えてくれた。

はたして明日の天気は・・・