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続 絵に描いた家賃保証

2018年02月23日 | 何とかならないかな・・・・

先日の新聞で シェアハウス投資のビジネスモデルを組み上げたスマートデイズ

前社長 大地氏の取材記事が載っていました。

 

家賃不払いの状況については 「だますつもりはなかった」 と釈明しています。

 

「私もシェアハウスを2棟買って賃料が未払いになっている。だますつもりなら

自分では買わない」 と主張しているそうです。

 

専門知識のない普通の会社員に 言葉巧みに夢の賃貸事業を勧め 1億円以上の

借金をさせ 人生を狂わせた責任は重大です。

 

「だますつもりはなかった」 は事業初期本音だったかもかもしれません。

 

でも 800人以上の会社員をその気にさせ 1棟1億円以上の投資をさせた

段階では 誠意があるとは思えません。

 

賃貸事業は需要と供給・適正家賃で成り立っています。

 

シェアハウスの需要は限りあるもので 一定地域で供給過剰となれば当然空室

が発生します。

 

空室を無理して埋めるには 家賃を下げなければなりません。

 

家賃を下げれば保障した家賃の補てんをしなければなりません。

 

この段階でお金がなければ家賃保障の賃貸事業は成立しません。

 

ところがこのビジネスモデルは土地の購入仲介手数料・建築工事の高い利益率

・建築工事の紹介料等で家賃保証の家賃補てんは条件さえ整えば可能です。

 

その条件とは 「流れを止めないこと」 です。

 

新規のだましやすい会社員を探して契約し続けることが生き残る条件です。

 

このビジネスモデルはいずれ行き詰まると社長は解っていたはずです。

 

「何れ行き詰まる」 と解った時から 「だますつもり」 になったはずです。

 

「人に恨まれるビジネスで御馳走を食べても美味しくない」 と思う人が少なく

なってきました。


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