暮らしの差し色

慢性腎臓病の夫と二人、静かな生活です

ひとりで入院の叔母

2022-01-13 20:33:53 | 日記

80代の未亡人の叔母Yが一人暮らしをしている。

再婚なので義理の息子は離れて家族と暮らしている。

年明けのある日、叔母Yはトイレで下血をして、たいへんな血の海になり、びっくりして 自分で救急車を呼んだという。



休日だったので、受け入れ先がなかなか見つからず、小さな老人病院に運ばれて、4日間入院したそうだ。

洗濯物も干しっぱなしで来てしまった。

 


トイレに行きたくて廊下を歩くと、倒れたりしたらいけないので看護師を呼ぶように言われて、おしめをして、排泄をおしめにしなければならなかった。

救われたのは、病院食が美味しかったのだそうだ。




退院してから病院の外来に行くにはいつもタクシーになる。

徒歩圏内は徒歩で行っているが、バスで行くような通院はいつもタクシーに乗ると往復5,000円ほどかかってしまう。

医療費の支払いは、後期高齢者で1割負担だが、交通費のタクシー代のほうがどんどん出ていくと言っていた。


叔母Yは埼玉に住んでいて、叔母Yのすぐ上の姉、叔母Aは栃木に住んでいる。

介護保険の認定をしてもらうときも、その叔母Aが世話してくれたそうだ。

叔母Yは、叔母Aに世話になるのが悪くて心苦しく思っているようだった。

普段の食事も、スーパーやコンビニでお弁当を買うことがあるようだが、美味しくないという。

冷凍食品もよく買うそうだ。

食事の用意も、だんだんできにくくなってきたのだと思う。


うちも子供がいないので、介護認定されていれば、ケアマネージャーにいろいろと相談するしかない。

身内に世話になるのは、たしかに、申し訳ない気持ちになると思う。

日本の制度が、家族で支えないといけないようにできているので、高齢者も安心して歳を取れない。

叔母Yを見ていると、今から将来のことが不安だ。


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