Dutch Life 備忘録

オランダのミュージアム、コンサート、レストランなどについて記録するノート。日常的な雑記も…。

クラシックコンサート:ネーデルラント室内管弦楽団@Vredenburg(ユトレヒト)

2017-03-12 08:31:57 | Concert
日曜日の午後、ユトレヒトのVredenburg大ホールへ。まずは14:15からの解説を聞きます。今回の解説者ははっきりゆっくりとしゃべってくれ、自分でピアノを弾いて説明してくれて、とてもわかりやすかったです。
15時からコンサートが始まりました。
プログラムは、
LULLY - Marche pour la cérémonie des Turcs, uit 'Le bourgeois gentilhomme'
RAVEL - Tzigane
MILHAUD - Le boeuf sur le toît
RAVEL - Le tombeau de Couperin
RAVEL - Pianoconcert in G ​
でした。
オーケストラはネーデルラント室内管弦楽団(Nederlands Kamerorkest)、指揮Jonathan Waleson、バイオリンGordan Nikolić、ピアノRonald Brautigamでした。
室内楽団なので、指揮者が指揮したのはMILHAUDのLe boeuf sur le toîtだけでした。ダリウス・ミヨーのこの曲「屋根の上の牛」は生き生きとした活気ある曲で途中、「Okay」「Hoi」など掛け声もかかって、クラシックというより、ビッグバンドの演奏するような曲ですが、とても楽しく聞けてよかったです。
ラベルのピアノ協奏曲もとても良かったです。第二楽章のゆるやかな曲調のところはとても心に沁みました。ピアニストのRonald Brautigamはオランダ人ですが素敵な演奏でした。客に背をむける形での演奏でしたが、ボリュームたっぷりの首筋までの艶やかな白髪が印象的でした。
また、ラベルの「クープランの墓」をはじめとして、オーボエの演奏がすばらしかったです。オーボエ奏者はToon Durvilleでした。ちなみにオーボエはオランダ語ではHobo(ホーボー)といいます。


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