Dutch Life 備忘録

オランダのミュージアム、コンサート、レストランなどについて記録するノート。日常的な雑記も…。

De Hoge Veluwe二泊三日(3)@オランダ

2018-05-29 10:46:33 | 旅行(オランダ国内)
三日目は朝食を食べた後、チェックアウトして家へ帰るだけです。
まだ時間があったので、ホテルのカフェでひと休みしてから帰りました。
森の緑に囲まれたところにあるホテルで、池にはスイレンの花が咲いていました。
朝は、4時くらいに小鳥のさえずりで目が覚めました。
家は住宅地なので小鳥の声など聞こえないのですが、やはり森の近くだとほんとうるさいくらいです。
きれいな空気と目に美しい緑、リフレッシュできました。
写真は昨日行ったSint Hubertusです。

De Hoge Veluwe二泊三日(2)Radio Kootwijk、Sint Hubertus@オランダ

2018-05-28 13:20:23 | 旅行(オランダ国内)
二日目。ホテルの朝食はバイキング方式でした。いろいろあったので、いつもよりたくさん食べました。
午前は、車でRadio Kootwijkへ(写真)。コンクリートの大きな建物がぽつんと建っています。
中はアールデコ調なんですが、ガイドツアーでしか入れず、今回は外からのみです(以前に訪れたときは中にも入りました)。まわりを1時間くらいでゆっくり散策できるコースがあって、それを歩きました。
この建物、第二次世界大戦中のラジオの放送施設でした。植民地のインドネシア方面との電波のやり取りなどにも使われたそうで、当時の思い出のある人々にとっては、「Radio Kootwijk」というのは懐かしい名前なんだそうです。
この建物を中心として円を描くように何本もの銅線が地下に埋められています。これは、電波の受信を強める当時の工夫だったそうです。
さて、午後はまたVelueの国立公園へ。公園入口の駐車場に車をとめて、そこからは白い自転車で公園内を移動しました。14時にSint Hubertusという公園内にある建物の内部見学ツアーを予約していたので、そこへ向かいます。距離は15Km。自転車にはギアがなくて、ブレーキはペダルを逆方向にこいで止める方式でした。暑い日だったので汗だくで漕ぎました。うまく設計されていて、なだらかな坂を上り終わると、また下り、また少し上って下るという感じで、極端な坂はなくて、サイクリングが楽しめるようになっています。それでも、わたしにはちょっとたいへんでした。
Sint Hubertusは、Hendrikus Petrus Berlage(ベルラーゲ)の建築で、内部のインテリアなど細部にまでこだわった贅をつくした建物です。公園を見張らせる塔があり、そこにはエレベータで上がれる構造になっています(が、見学は一階のみです)。見学ツアーは45分程度で、Kröller-Müller夫妻の話をまじえ、要をえた内容でした。以前にもこのガイドツアーに参加したことがあり、詳しい内容はそちらを見てください。
見学後はまた自転車で入口まで戻ります。
ほんとうはSint Hubertusのカフェか何かでお茶をする予定だったのですが、月曜日だったからか空いていませんでした。それで、公園のセンターまで戻りそこでお茶にしました。スナックも食べました。
それから入口まで戻りました。自転車にあまりふだん乗っていないのですごく疲れました。足がガクガク状態。
車でホテルへ。お風呂へ入ってさっぱりしたけど、疲れもピーク。
ホテルのカフェラウンジのほうで夕食。食欲がなくて、サラダにしましたが、大きなサラダで、ゆで卵やトマト、スモークサーモンを少し食べる程度でした。
とっても疲れたけど、内容の濃い一日でした。


De Hoge Veluwe二泊三日(1)@オランダ

2018-05-27 14:23:25 | 旅行(オランダ国内)
週末の息抜きにDe Hoge Veluweへ行ってきました。
オランダの真ん中あたりにある自然公園地帯で、森がある場所です。
まずはホテルのある場所へ行き、途中のカフェでランチをとりました。
そのあと、自然公園のなかにあるKroller Muller Museum(クレラー・ミュラー美術館)へ行きました。
公園入口から自転車で行く方法もあるのですが、今回は車で直接、美術館の近くまで行きました。道は公園内をかなりの距離進みます。車窓から自然の様子を見て楽しむことができました。
美術館には、屋外に彫刻を見てまわれるかなり広い庭園があります。まずはそこを見ることにしました。小一時間歩きながら、いろいろな彫刻作品、オブジェを楽しめます。お目当てのデュビュッフェの大きな作品は修復中でした。
さて美術館の内部は、平屋の構造で見てまわりやすいです。ゴッホの良い作品がかなりの数あります。『ジャガイモを食べる人々』、『夜のカフェテラス』、『糸杉と星の見える道』など。
他にモンドリアン、シニャック、スーラなど様々でした。
ゆっくり鑑賞して、ホテルへ。
暑い日だったので、お風呂に入ってさっぱりしてから、ホテルのレストランで夕食にしました。
疲れたけれど、良い一日でした。

本「ゲンロン7 特集ロシア現代思想II」

2018-05-20 20:14:33 | Book
東浩紀編「ゲンロン7 特集ロシア現代思想II」を読了。
電子書籍版ができるのを待って、IPADで読みました。
特集のロシア現代思想のところは難しくて、一応読みましたが、よくは理解できませんでした。
いつものことですが、この本(雑誌)の最初のほうが難解であとのほうになるほど読みやすい内容になります。
プラープダー・ユンの随筆「新しい目の旅立ち」が面白かったです。また最後の「ディスクロニアの鳩時計」を読んで締めくくる感じが好きです。
ロシアのこともまったく知らなかったので、わからないなりに少しひっかかったところがあったので、よかったです。
来月には「ゲンロン8」が出るそうです。こういう本(雑誌)を継続的に読んで、いろいろな新しい知識、見方に触れられることは、とても刺激的です。



ランチ:匠 Takumi@ロッテルダム

2018-05-16 09:22:14 | Restaurant/Cafe
ロッテルダムにいつのまにかラーメン店が二つもできていることを知りました。
ロッテルダムの美術館へ行った日のお昼に、そのうちの一軒「匠 Takumi」へ行ってきました。このお店はデュッセルドルフに昔からあって、何度か行ったことがあります。本格的な日本のラーメンで、とてもおいしかった記憶があります。
ロッテルダムのお店は中華街のなかにあります。
お店に入ると、「いらっしゃいませー」と店員の人が言ってくれます。中は広いです。
メニューもいろいろなラーメンのほかに、ご飯もの(カレーや、から揚げ定食、どんぶりもの)などもあります。
わたしは、東京ラーメンにしました(写真)。チャーシューやたまごの他に、ナルトやメンマも入っています。もやしなどの野菜も入っていました。醤油味でとてもおいしかったです。
スープはちょっとぬるめでした。わたしは舌をやけどしそうなほど熱いよりは、少しぬるめのほうがいいのでよかったです。
またロッテルダムに来るときは、寄りたいなあと思いました。
お会計のときにスタンプカードをもらいました。

バベル 日本から帰ってきた名作たち@ボイマンス・ヴァン・ベーニンゲン美術館(Rotterdam)

2018-05-13 08:10:00 | Wblog:お出かけMuseum
ロッテルダムのボイマンス・ヴァン・ベーニンゲン美術館(Museum Boijmans Van Beuningen) に行ってきました。
昨年日本で話題になったブリューゲルの絵「バベルの塔」が、所蔵元のボイマンス・ヴァン・ベーニンゲン美術館に戻ってきたので、それに関連した展覧会「バベル 日本から帰ってきた名作たち(BABEL – Oude meesters terug uit Japan)」をやっています(2018年5月21日まで)。
日本で作られた大友克洋が描いたバベルの塔(の内部)の絵も展示されており、とても細部まで描かれていて、とても興味深かったです。この大友版バベルの塔を見たあと、ブリューゲルの「バベルの塔」を見ると、またいろいろと細かな点に注意がいってよかったです。残念だったのは3Dで作られたバベルの塔のフィルムが、2Dでしか上映されていなかったことです。
本物の「バベルの塔」は、以前にこの美術館へ行ったときに何度か見ているのですが、小さな部屋に他の作品に混じって普通に展示されていて、特別扱いはされていない作品でした。でも有名な作品だということは知っていたので、あまりの扱いの小ささに「これって本物?」って感じでした。
日本で作られたマスコットの「タラ夫」も、ロビーのところに飾ってありました。
この展覧会以外にも、Geert Lapの陶器の展覧会(パステルカラーがきれいでした)や大規模な常設展もざっと見てまわりました。
以前に行ったときとはところどころに変化があり、新しい作品も展示してあるので、よかったです。
中でもクリストの20代の作品があって、トルソーにシャツが着せられていて、それが紐で結わえられているもので、当時からクリストはパッキングに執着があったのだなあと面白く見ました。
また、ここには常設で草間彌生の作品があります。わかりにくい場所にあるので見落としがちですが、行ったときは是非見てください。鏡をたくさん使ったとても印象的な作品です。


ランチ:Comptoir Libanais@ユトレヒト

2018-05-11 16:21:11 | Restaurant/Cafe
最近できた駅前モールのなかにあるレバノン料理のお店「Comptoir Libanais」でランチをしました。
イギリスなどでチェーン展開をすでにしているレストランのようです。
メニューは、見慣れない料理がいろいろありました。
アイスティーもいくつか種類があって、ローズウォーターが入ったものにしました。さっぱりとしたお味でミントがきいていておいしかったです。
お料理のほうは、ラムのケバブ(グリル)にしました。写真のようにライスがついていますが、このライス、vermicelliという短くカットされた麺が含まれています。サラダはパサパサしていてあまりおいしいとは思いませんでしたが、ラムのケバブはおいしかったです。
他にもいろいろとメニューにあったので、また行ったら、違うものを試してみたいです。

Cafe:Café Thús@レーワルデン(オランダ)

2018-05-05 16:10:14 | Wblog:お出かけMuseum
先月のことですがFriesland museumに併設されているカフェ「Café Thús」でお茶をしました。
紅茶と、特別展の「マタハリ」にちなんだケーキ(写真)を注文。
ケーキはふわっとした食感でレモンがきいたお味でした。私好みでおいしかったです。
大きなカフェで席数がかなりあり、大きなガラスの壁から広場を見通せます。
ゆっくりできるカフェでした。

ディナー:De Heeren van Harinxma@Beetsterszwaagオランダ)

2018-05-01 19:22:07 | Restaurant/Cafe
Frieslandへ行ったときのことです。ホテルの中にあるレストラン「De Heeren van Harinxma」でディナーをいただきました。
ミシュラン一つ星のレストランです。
4コースメニュにしました。
おいしそうな自家製のパンに、バターとキャラメルバターがついてきました。キャラメルバターがおいしかったです。パンは硬くて、皮がおいしいパンでした。
アミューズは、
1コース目(写真)は、鯖、アボカド、キュウリのスープだし風味で、いろんな要素があっておいしかったです。
2コース目は、鱈、ホワイトアスパラガスが使っており、季節の味を楽しみました。
3コース目は、鳩で、濃厚なソースがついていました。いつものことですが、この頃にはもうお腹いっぱいです。
ここで舌やすめのアミューズ。さっぱりとしたソルベでした。
4コース目、デザートは、チョコレート、バニラアイス、フルーツでした。
どれも見た目がきれいで工夫されていました。
会話を楽しみながらゆっくりと食べることができよかったです。
ホテルに良いレストランがあると、食べたあと移動しなくていいので楽です。