Dutch Life 備忘録

オランダのミュージアム、コンサート、レストランなどについて記録するノート。日常的な雑記も…。

ランチ:Ishii@アムステルフェーン(オランダ)

2017-10-28 17:44:46 | Restaurant/Cafe
日曜日のランチにアムステルフェーンにある日本食レストラン「Ishii(石井)」へ行ってきました。
かつ丼とから揚げ定食のどちらにしようか迷ったのですが、から揚げ定食にしました。
から揚げはカラッと揚がっていていておいしかったですが、肉は小ぶりでした。もっと衣が厚く大きいほうがわたしは好みです。
お味噌汁が甘味があってとてもおいしかったです。
そのほか、ごはんと小鉢(ポテトサラダ)がついて定食となります。これで12ユーロなのでまずまずだと思います。
お好み焼きとウェブサイトでは銘打っていますが、お好み焼きは夜だけだそうです。
いろいろとメニューは豊富なので、近くに住んでいたら頻繁に行ってしまうかも。ふつうの日本食が食べられるお店です。

ランチ:Dogma@ユトレヒト

2017-10-25 08:11:34 | Restaurant/Cafe
先日、ホットドックで有名な「Dogma」へ行ってきました。以前に行ったことがあり二回目です。
ホットドックといっても高級ホットドッグでちゃんと店内で席に座ってゆっくり食べるスタイルです。メニューはホットドックしかありませんが、種類は11種類あります。
GRUWELIJK GEBEDというポークソーセージで、トリュフマヨネーズ、パルメザンチーズ、クリスピーオニオン、ザワークラフトなどのホットドックを注文。フライドポテトも付けました。
おいしかったし、ボリュームもあり満足でした。ここのポテトは味があって好きです。
ただ塩分が強かったのか、あとで喉が渇きました。
男性や若い人が好きそうな感じです。

ディナー:Veri Sapori@アムステルフェーン(オランダ)

2017-10-18 20:08:22 | Restaurant/Cafe
アムステルダムの南、日本人が多く住んでいる町アムステルフェーンにあるイタリア料理店「Veri Sapori」に行ってきました。
夕方五時半にオープンなので、そのころに予約をせずに行きました。何の変哲もないイタリアンレストランですが六時半ころには店内は満席近くになっていました。予約をして行ったほうがよさそうでした。
まずはパンと二種類のディップがでてきました。緑のはニンニクが強いもので、赤いトマト系のほうがおいしかったです。
前菜として、ナスのチーズ&トマトのオーブン焼きを注文。これはチーズたっぷりで、ナスもおいしく焼けていて、満足しました。
メインとして、シェフのパスタ(ベーコン、エビ、マッシュルームのトマトクリームソース;写真)を注文。パスタの湯で加減はもちもちしていてとてもよかったですが、全体として塩味が強すぎでした。ソースがしょっぱいので半分くらい残しました。
このあと、カプチーノでしめました。
濃い味よりも薄味のほうが好みなので、ちょっとこのレストランはわたしには合わないようでした。
どこか新鮮な素材でさらっとおいしいパスタを作ってくれるレストランがないかなあと思います。

ランチ:Sora(ラーメン)@アムステルダム

2017-10-17 16:49:20 | Restaurant/Cafe
先日の日曜、変な時間(三時半)に食事になってしまったので、この時間でも空いているラーメン店「Sora」へ。もうこのお店3回目です。
空いているだとうと思ったら、予想に反して混雑しており、最後のテーブルをなんとかゲット。日本人以外のお客さんのほうが断然多かったです。
この前と同じギョーザと味玉味噌ラーメンにしました。極上味噌のほうがおいしいけど、量がわたしには多すぎ。
チャーシューが口のなかでとろけておいしかったです。もやしもシャキシャキで日本で食べるラーメンと同じですね。
たまに行きたくなるお店になりました。

映画「ブレードランナー2049」@Kinepolis(ユトレヒト)

2017-10-08 07:22:31 | Movie
映画「ブレードランナー2049」を見てきました。
2時間43分と長い映画ですがじっくりと楽しめました。ストーリーの展開はとてもゆっくりとしていて、最近のテンポの速い映画に慣れている人はうずうずするかもしれませんが、シーン、シーンの映像がとてもきれいなので物語世界にゆったりとひたれて、わたしにはとてもよかったです。
前作リドリー・スコット監督の「ブレードランナー」のほうは見ていますが、内容はまったく覚えていません。だから、この新作との関連などはわからないままでしたが、それでもじゅうぶん楽しめます。
新作の監督はドゥニ・ヴィルヌーヴ。映画「メッセージ」の監督です。そういえば「メッセージ」もゆっくりとした映画でした。
主演はライアン・ゴズリング。映画「ララランド」の売れないジャズピアニストの印象が強くて、最初はイメージじゃない感じがしていたのですが、それなりに存在感があってこれもよかった。
雪が降るシーンで、なんとなく映画「シティ・オブ・エンジェル」を思い出しました。
細部までよく作られているので、大きな映画館で見てよかったと思います。ときどき日本語が画面に出てきたり、聞けたりします。
昔の「ブレードランナー」をまた見てみたいなあと思いました。
そうそうルヴ役のSylvia Hoeks(シルヴィア・フクス)はオランダの女優です。最近オランダのテレビに出てこの映画のプロモーションをしていました。
それから、ルブの指令室というか、あの光が壁に波のようにゆらゆら揺れるアートはOlafur Eliasson(オラファー・エリアソン)の作品のようでした。




クラシックコンサート:オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団@Vredenburg(ユトレヒト)

2017-10-06 07:41:41 | Concert
ユトレヒトのTiboliVredenburgの大ホールへクラシックコンサートを聞きに行ってきました。
オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団という日本語表記になりますが、オランダ語ではRadio Filharmonisch Orkestです。
プログラムは、
Charles Ives Central Park in the Dark 1906
Leonard Bernstein  交響曲第二番 'The Age of Anxiety' 1949/1965
ドボルザーク  交響曲第九番 1893
でした。
指揮はGustavo Gimeno、ピアノはKirill Gersteinでした。
ドボルザークの新世界よりは先日も聞いたばかり。でも今回のドボルザークのほうがよかったです。気持ちよく聞き入りました。
このコンサートの前に、おまけでOscar van Hemel生誕125周年のミニコンサートがありました。Hexagon Ensemble(写真)というフルート、
オーボエ、クラリネット、ファゴット、ホルン、ピアノの楽団が、
Van Hemel  Blaaskwintet
Van Hemel  Sextet voor blazers en piano
を演奏しました。
いろいろ楽しめたコンサートでした。

映画「聖の青春」@Kriterion(アムステルダム)

2017-10-05 12:45:31 | Movie
日曜日に見た二本目の映画は「聖の青春」でした。若くして亡くなった村山聖棋士の実話をもとにした映画です。
原作の大崎善生著「聖の青春」をずいぶん前に読んだことがあって、感動したおぼえがあったので、映画もぜひ見たいと思っていました。
また主役の松山ケンイチや羽生役の東出昌大もどんな演技をするのかなぁと興味がありました。村山聖棋士は子どものころからネフローゼを患っていたので、むくみがある少し太めの体形で、松山ケンイチは実際にこの役のために太ったそうで、ぽっちゃりした手とか、よく感じがでていました。
東出昌大の羽生も、しぐさとか、すごくよく研究しているなあと思いました。
本を読んでいるので、ストーリー展開はもう知っていたので、そこには目新しさはあまりなかったですが、やはり少し原作とは違う部分もあったように思いました。
病気に侵され、死を近くに感じていると、物事の考え方にも影響するんだなと感じました。
医療が功を奏して、村山聖棋士もっと長生きできていたらよかったのにと残念です。
良い映画でした。

映画「この世界の片隅に」@Kriterion(アムステルダム)

2017-10-01 08:46:55 | Movie
Camera apanというイベントの一環で日本映画がいくつも上映されていたので、アムステルダムの「Kriterion」という映画館に見に行ってきました。
まず見たのは「この世界の片隅に」です。昨年とても日本で好評だった映画で、うわさで聞いていたので、是非見たいと思っていました。
大き目の会場でしたが、満席でした。日本人はわずかで、ほとんどが日本人以外でした。字幕が英語でついていました。
ほんわかとした日本ぽい絵のアニメーション映画で、第二次世界大戦中の庶民の生活がよく描かれていました。
呉という場所が、こんなに何度も何度も空襲にあっていたことを知りませんでした。
ただ毎日の生活をなんとか楽しくと、物資がだんだん不足してきても工夫して生き抜いていた庶民が、終戦を告げるラジオ放送を聞いて脱力する場面が印象的だった。そしてその後、ずっとへらへらとしていた主人公のすずが怒りを表す場面も。
お上が勝手にはじめて、でも信じて苦しい生活をこらえて頑張ってきたのに、またお上のひとことで敗戦とは…。ほんとうにやるせない気持ちだったのだろう。
オランダにはシリアの戦争をさけてやってきた難民がたくさんいる。この人たちもふつうの日常を送っていたのに、突然戦争になって、物資が不足し、爆撃で町が壊され、やむになく逃げてきたのだろうと、この映画の中の人たちの姿と重なってみえた。
いろいろと、近くにいる人を慈しむ心とか、他にも感じることがたくさんある映画でした。