Dutch Life 備忘録

オランダのミュージアム、コンサート、レストランなどについて記録するノート。日常的な雑記も…。

Night of the Proms@ロッテルダム

2011-11-22 09:15:00 | Concert
先週の金曜日11月18日に「Night of the Proms」というミュージックイベントに行ってきました。このイベントは毎年この時期に行なわれており、ロッテルダムのほかにベルギーでも同様のイベントが開催されます。
昨年、テレビでこのイベントの一部が放映されているのを見たときに、生で見てみたいなと思い、チケットをとりました。開場が「Ahoy」というロッテルダムで有名な場所なのも、私はそこに一度も行ったことがないので、魅力的でした。ステージが広くて、出演者が観客のいるアレーナの中へ進んでいける突き出しの通路があり、有名ミュージシャンのコンサートや、大きなイベントのTV放映などでよく使われます。実際に行ってみると、ステージの設備、音響などとても良いですが、観客席の椅子がスタジアムの椅子のようにプラスチックで、背もたれも低く、あまり座り心地は良くなかったです。
この「Night of the Proms」は、サブタイトルが「クラシックとポップの出会い」とあるように、クラシックからポップミュージックまでの幅広いジャンルの楽曲が、フルオーケストラをバックにスペクタクルに展開されます。
毎年、出演者は異なり、今回は、ジェームス・ブラント、Miss Montreal、アンジー・ストーン、ジョン・マイルズ、ミック・ハックナル(SIMPLY REDのボーカル)、DIV45(ソプラノ歌手4人組)などでした。私のお目当ては、ジェームス・ブラント。ヒット曲の「You're Beautiful」を歌ってくれて、満足でした。「僕のバンドは5人なので、こんなオーケストラをバックに歌えるなんてうれしいです」というようなことをMCで言っていました。とても気さくな感じで良かったです。また、DIV45も素晴らしく、人の声ってやはり素敵だなと思いました。
8時から始まり、2部構成で、間に30分の休憩が入り、終わったのは11時くらいでした。
私は、第一部のほうが知っている曲が多くて楽しめたのですが、第二部では観客の多くが一緒に歌っていたので、オランダ人には馴染みの曲ばっかりやっていたようです。最後は、「Hey Jude」を出演者全員が舞台に上がって歌い、幕となりました。とてもよくできた音楽ショーでした。
開場はほぼ満員で、オランダ各地からツアーバスで来ている観客もかなりの数いるようでした。選曲から見ても、若めの人から年配まで幅広く楽しめるショーです。
私自身とても楽しめたので、早速、来年のショーのチケットを取りました。
オランダは週末から霧が濃く、映像効果のスモークをたいたような状態です。幻想的な感じもするのですが、車は大渋滞、飛行機の運航にも影響が出ました。日本では都市部に住んでいるとほとんど霧なんて経験しなかったのですが、オランダに来てからは、霧や雹などの自然現象が毎年あり、びっくりします。
体調は良好です。

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