CDショップ(+α)のおススメCD日記

何と、あまり聞いたことのないCDコメントの共同作業、つまりクロスレビューです。(不定期更新)

6月のおススメ盤(工藤)

2016年06月15日 | 音楽
5月31日に彼女のライヴに行ったので、その感動のさめないうちにと、CDを購入しました。安い輸入盤は、今回は組み合わせる他のCDがなく、クーポンやらポイントやらが2千ポイント以上あったので、国内盤を奮発しました。国内盤には3曲ボーナス・トラックがあるということもあるんだけど。ちなみに輸入盤はConcordレーベルの発売のようですね。説明によると、夢の中に出てきた自分の別のキャラクターが、人類の「進化」と「退化」をミュージカル仕立てで、というような構成だそうですけど(そういえばライヴも曲順が一緒だったような...)、あまりそういうことを気にせず聴いても面白いと思います。でも自分の中ではポップスとかロックとかいう位置づけかな。マニアックかなと思ったけど、CDの売れ行きやライヴの動員数を見ても、けっこう人気がありそうです。


エミリーズ・D+エヴォリューション/エスペランサ・スポルディング(Vo、B、etc)(Universal)
Emily's D+Evolution/Esperanza Spalding(Vo, B, etc)(Universal) - Released 2016. Matthew Stevens(G), Justin Tyson(Ds), Korriem Riggins(Ds, Per), Corey King(Back Vo, Tb, Synth, etc.), Emily Gilbert(Back Vo), Nadia Wasington(Back Vo), Fred Martin(Back Vo), Katriz Trinidad(Back Vo), Celeste Butler(Back Vo), Kimbery L> Cook-Ratliff(Back Vo) - 1. Good Lava 2. Unconditional Love 3. Judas 4. Earth To Heaven 5. One 6. Rest In Pleasure 7. Ebony And Ivy 8. Noble Nobles 9. Farewell Dolly 10. Elevate Or Operate 11. Funk The Fear 12. I Want It Now [Bonus Track] 13. Change Us 14. Unconditional Love (Alternate Takes) 15. Tambien Detroit

他の人との共作が8、12曲目の他は全曲エスペランサ・スポルディング作詞・作曲。もはやジャズやフュージョンの枠にはとらえきれず、個性的なロックやポップスの域にあるアルバム。変態的なベース・フレーズに変態的なメロディ・ラインをかぶせて、ということも書きますけど、聴いていて、意外にポップなメロディやコード進行の部分もあります。ただ、いずれにしても曲の組み立てが彼女ならではで、他の人では真似のできない域にあります。彼女のベース&ヴォーカル、そしてギター、ドラムスにコーラスを加えただけのものが基本編成だけど、けっこう分厚く聴こえるのは、コーラスの効果か。個人的には聴く人を選ぶんじゃないかと思うけど、意外にこういうサウンドが世間を変えていくのでは。当然ながらベースの音がいい。(16年3月4日発売)

ジャズCDの個人ページ(工藤)

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appleJam 6月のお宝盤

2016年06月01日 | 音楽
スタイル毎に3枚のディスクで構成、今回は本格的にジャズとソウルにも踏み込んだ大いなる意欲作
Ana Popovic / Trilogy 3枚組CDセット
2016 輸入盤国内仕様 BSMF BSMF

本作を聴いた瞬間、アナ・ポポヴィッチを日本で初めて当店が導入した2006年当時の私自身のコメントを思い出しました。
~~ ポポヴィッチ最大の武器、その歌心溢れるギターワークが既にこのデビュー作にして完成型であったことを知ります。
ロックっぽい曲、ジャジーな曲、モダンなファンクビートと、どのスタイルを取っても自然なフレーズの組み立てがなんともスムースな余韻を聴く者に残します。
~~ と書いた日から丁度10年が経ちました。
何と今回はそれら様々なスタイル毎に3枚のディスクに吹き込んだまさに大いなる意欲作。
ブルージーなハードバップ・チューンをアナ・スタイルのヴォーカルでぐいぐいと展開、中間部のピアノソロはうっかりすると50年代のサヴォイやブルーノート盤を聴く気分です。
これはファンはもちろん元々のファンでなくてもヤラレタを連発するはず。
思えば太平洋戦争のあとも全く懲りずに湾岸戦争、アフガニスタン戦争、イラク戦争と、いずれも親子ブッシュ政権下時代の繰り返しの戦争にまみれたアメリカの地ではもはやこういった新鮮なブルース・アーティストは育たないのかも知れません。
幸いヨーロッパに受け継がれたブルースの血が21世紀の今もシーンの最先端で活躍中、アメリカが本来の自分たちの宝の価値にもう一度気がつく日までアナやエリヤ・リチネン達ヨーロッパ勢のブルース・アーティストにとことん頑張って欲しいなと願っている次第です。
旧ユーゴスラビア、現セルビア共和国からデビューした人で当初はドイツのブルースレーベル「RUF」から作品をリリース、その後2007年からはアメリカ~ハリウッド近郊のデルタグルーヴからリリースするようになり、その頃から一層ワイドなスケールで世界をまたに活躍するようになりました。
来日歴もあり、今では相当数の固定ファンをもつ、ブルース女子シーンの中でも女王格になった感があり。

bb白岩(appleJam)

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5月のおススメ盤(工藤)

2016年05月15日 | 音楽
自分が社会人になって、ジャズに目覚めて2-3枚目に買ったアルバム(CD)がビル・エヴァンスの「ポートレイト・イン・ジャズ」でした。当時は脳天に衝撃をくらったようになって、何度も聴き返したものでした。その後、彼の出ているアルバムはリーダー作でもサイド参加作でも集めてましたが、その後、発掘音源が次々に出てくるので、いったん追いかけるのをやめてました。でも、発掘音源としては今日のアルバムはMPSのスタジオレコーディングということもあって、出色の出来ですね。やっぱり自分のジャズピアノ聴きの原点は(最近聴いてないにしても)ビル・エヴァンスだということがはっきりしました。まずは聴いてください、ということで。本当に好きなものは理屈ではないです。


Some Other Time/Bill Evans(P)(Resonance)(輸入盤) - Recorded June 20, 1968. Eddie Gomez(B), Jack DeJohnette(Ds) - [Disc 1] 1. You Go To My Head 2. Very Early 3. What Kind Of Fool Am I? 4. I'll Remember April 5. My Funny Valentine 6. Baubles, Bangles And Beads 7. Turn Out The Stars 8. It Could Happen To You 9. In A Sentimental Mood 10. These Foolish Things 11. Some Other Time [Disc 2] 1. You're Gonna Hear From Me 2. Walkin' Up 3. Baubles, Bangles And Beads 4. It's All Right With Me 5. What Kind Of Fool Am I? 6. How About You? 7. On Green Dolphin Street 8. Wonder Why 9. Lover Man (Oh, Where Can You Be?) 10. You're Gonna Hear From Me [Alternate Take]

(16/05/11)Verveの「Bill Evans At The Montreux Jazz Festival」でこのトリオでライヴ録音した(June 15, 1968.)後に、MPSでのスタジオ録音の発掘音源だそうで、続々と彼の発掘音源が出てくる中では、珍しいスタジオ録音ということと、音も当然いいし、数少ないこのメンバーの録音ということで、超ド級と言っていいくらいの発掘音源です。デュオの曲も多いし(Disc 1の半分以上を占める)、ソロの曲もあるものの、同じ曲を演奏しているのは3曲だけで、残り物を集めたという感じが全然ないのもいい。おなじみの曲の演奏もあるけれど、同じ曲を繰り返し演奏するビル・エヴァンスはそれを補ってあまりある魅力が今でもあります。新しいピアニストがどんどん出てきても勝てないと思うのは、やはりこういう演奏は出てくるからでは。

ジャズCDの個人ページ(工藤)

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appleJam 5月のお宝盤

2016年05月01日 | 音楽
カメラアングル、画質、録音、そしてパフォーマンスのすべてが総ナイスなドーキンズの決定版的DVD
Jimmy Dawkins / Westside Chicago Blues
輸入盤 JSP

英国放送BBC秘蔵のブルース・アーカイヴから今度は何とジミー・ドーキンズの熱血ライヴが全87分55秒で初のDVD化です。
2000年英国収録のライヴ全10曲のいずれもがまさにシカゴのブルースクラブとイコールの迫力で、普段CDを聴きながら想像していたドーキンズの姿そのまんまです。
ドーキンズ特有の引っかかり気味に弾くハイテンションなギターがこれでもかと堪能出来るのと、その渋い歌にも魅了されること必至。
加えてオマケ収録の31分に及ぶインタビュー映像は英語がよく解らない私でもキャリー・ベルやウィリー・ディスクソン達、往時のシカゴ・ブルースの重鎮達との話はそのときの光景が理屈抜きに眼前に浮かんでくる次第。
静かなる爆燃ぶりに思わず息を止める#6.Just a Lonely Guitar Manに象徴される当夜のバンドとのコンビネーションもなかなかのもの。
一曲一曲に気持ちを込めて歌い、弾くドーキンズのなんと目に眩しいことか。
これは文句なし家宝になり得るブルースDVD!なのです。

bb白岩(appleJam)

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4月のおススメ盤(工藤)

2016年04月15日 | 音楽
今回の目玉は菊地雅章の、最後のコンサートだったというこのアルバム。菊地のECMの2枚目のアルバムだし、しかもその内容が素晴らしいものとなっています。YouTubeでも出回っている音源だそうですけど、ECMの独自のエコー処理を施して、やはりECMの音になっています。いつもよりは音数が多いのと、唸り声が聴こえなかったのもありますけど、それでもある程度の緊張感を持って聴く音楽かなと思います。こういうジャズは聴く人を選ぶ音楽ですけど、やはり好きな人には、たまらない出来だったのではないかと思わせます。


Black Orpheus/Masabumi Kikuchi(P)(ECM 2459)(輸入盤) Recorded October 26, 2012. - 1. Tokyo Part I 2. Tokyo Part II 3. Tokyo Part III 4. Tokyo Part IV 5. Tokyo Part V 6. Black Orpheus 7. Tokyo Part VI 8. Tokyo Part VII 9. Tokyo Part VIII 10. Tokyo Part IX 11. Little Abi

(16/04/10)6曲目のみ有名なボッサで、他は菊地雅章作(ほぼインプロヴィゼーションと思われる)。東京でのライヴの模様。ECMならではの、残響音が豊かなコンサートになっていますが、いつもよりはやや音数は多いとはいっても、うまくサウンドとマッチしている感じ。音の選択からくる緊張感というものも、いつもよりは和らいでいる感じもしますが、それでも聴いていて緊張する方か。その音の選択と構築力は、まさに誰風でもなく、菊地のものだということが分かります。これをひとつのコンサートでやってしまうのは、やはり奇跡に近いかも。サウンドの残響により、フリーインプロヴィゼーションと現代音楽の狭間を行くようなイメージ。6曲目の「黒いオルフェ」も、けっこう内省的でストイックな音選びです。11曲目は穏やかな曲。


ジャズCDの個人ページ(工藤)

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appleJam4月のお宝盤

2016年04月01日 | 音楽
実に渋い、重量感のあるラッキーの歌にとことん心酔する作品
Lucky Peterson / Long Nights
輸入盤 2016 UK JSP JSP-3001

場所はテキサスの名門パルミラ・レコーディング・スタジオ。
時は午前三時をまたぐ深夜のセッションだったらしくアルバムトップのノートにその件の一節が記されています。
タイトルの「ロングナイツ」もまさに当夜を象徴している感、ほどよいテンションをしたラッキーのソウルフルな表題曲 #3.Long Nights にこの日のセッションの質の高さが滲みます。
実際に、シンプルだけどシュアーなリズム隊だけをほとんどのバックに置いてあとは彼のギターとピアノとドブロを適時被せて仕上げた感じです。
今回はエレベでなくウッドベースなのが特筆で、まさに60年代シカゴのチェスサウンドを彷彿とさせる音作りが特徴。
#4.Be Your Manを聴いても解るように、ここではバリバリと豪快にギターを弾くラッキーではなく、直球でブルースを歌うソウルフルなラッキーの姿を堪能出来る仕上がりです。
キーボードとギターを主にマルチな奏者でもあるせいか若いときから注目がそちらの方に偏りがちですが、実はシンガーとしても一線級の実力です。
今回は特に歌をメインに作ろうとしたのは明白で結果も実に渋い手応え。
地味ながらも文句なし進行形ブルースの本年度最高傑作の1枚だと確信します。


bb白岩(appleJam)

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3月のおススメ盤(工藤)

2016年03月15日 | 音楽
この人を紹介するときは、必ず、ロックのギタリストではなくて、M-BASE出身のギタリストの方、と注釈をつけないといけないのです。それだけロックの方が有名だってことで。そもそも、私は’80年代後半、M-BASEの影響を強く受けていて、どちらかというとECMはまだ始まったばかり、という時期でもありました。これは彼の長いミュージシャン歴の中でも、まだ4枚目のリーダー作とのこと。パット・メセニーも変拍子は多いけど、メロディで聴かせて、あまりそれを感じさせないのですが、ギルモアの方は、変拍子をそのまま前にぶつけてくるようにメカニカルにアプローチしてくる感じが、またいいのです。


エナジーズ・オブ・チェンジ/デヴィッド・ギルモア(G)(Agate)
Energies Of Change/David Gilmore(G)(Agate) - Recorded December 19-20, 2010 and November 19, 2012. Marcus Strickland(Ss, As, Ts, Bcl), Luis Perdomo(P), Ben Williams(B), Antonio Sanchez(Ds), Kofo Wanda(Talking Drum on 3) - 1. Energies Of Change 2. Rajas Guna 3. Dance Of Duality 4. The Seeker 5. Sacred Pause 6. Over Shadow Hill Way 7. Awakening 8. Benerations 9. Trick Of I

6曲目がウェイン・ショーター作、8曲目がケニー・カークランド作の他は全曲デヴィッド・ギルモア作。曲もカッコよく、変拍子が随所に入っていて、けっこうイケます。M-BASEの影響を隠さないところが潔い。ややしっとりとした感じのギターのみではじまったと思ったら、雰囲気を保ちつつメカニカルで速い展開になっていくタイトル曲の1曲目からはじまり、どの曲も個性的で、まさに変拍子ファンクの世界が展開しています。メンバーにアコースティック・ベースを用いつつも、メカニカルな感じが強いです。2曲目はインド的(?)な雰囲気も。メロディアスでもありながらメカニカル的要素が強く、聴く人を選ぶかもですが、ハマるとかなりハマるサウンド。5、8曲目はその中でも穏やかな曲。難しそうな曲が多いけど、そこが楽しみでもあり。(16年2月25日発売)


ジャズCDの個人ページ(工藤)

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appleJam3月のお宝盤

2016年03月01日 | 音楽
全編彼女自身のブルースフィーリングで統一された仕上がりで文字通り総ナイスな逸品
Toni Lynn Washington / I Wanna Dance
2015 USA Independent

かつてコアなブルースライターの方からその存在を教えて貰って、日本ではその後当店だけがその作品を扱っていた桁違いの実力派ブルースシンガー、シスタ・モニカを初めて扱った時に似た興奮が今またよみがえってきたアルバム。
特にシカゴ・ブルースの代名詞ともいうべきウィリー・ディクソンの大ヒット曲 #3.Mellow Down Easy やバディ・ガイの超クールな #5.Leeve My (Man) Aloneをそれぞれメロウファンク・アレンジしたトラックに私はむしゃぶりつきたくなる次第。
バックも渋くてギターはもちろんサックスもオルガンも一線級の面子を用意しています。
とりわけサックス・ゴードンはブルースファンには結構知られた存在のサックス奏者ですが、実直かつ丁寧な仕事をしているベース奏者のホセ・ウィリアムスもなかなかのセッションマンと感じます。
普段誌面を賑わすことがあまりない地味な存在ながら本作を聴けば、あるいは聴いたことがある人は文句なし心を揺さぶられるはず。
全曲が素晴らしい中、個人的な超熱スポットはサニーボーイ・チューンの#6.Chekin' Up On My Babyで、バンドのアンサンブルと豪快に決めるトニーのゴキゲンなドライヴ感が超クール。
この曲でのマイク・ウィリアムスのギターソロも職人肌で値千金♪
母国語に聞こえるギターソロやオブリを聴く瞬間は何よりもハッピーな瞬間です。

bb白岩(appleJam)

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2月のおススメ盤(工藤)

2016年02月14日 | 音楽
スティーヴ・キューンの新作です。メンバーはスティーヴ・スワロウとジョーイ・バロンとのピアノ・トリオなので、悪かろうはずはなく。けっこう素晴らしいアルバムでした。最近アルバムのコメントを書く能力が落ちてきて(って前からあったわけではないですが)何だかコメントだかコメントではないんだか、というような文章になってしまいましたが、ある意味厳選買いを心がけているのでアタリのアルバム率も増えているということもあります。前にも書きましたが、キューンは一部しか買ってないので、予算があれば他のアルバムも聴いてみたいくらいです。年齢を感じさせないピアノでした。


At This Time.../Steve Kuhn(P) Trio(Sunnyside)(輸入盤) - Recorded August 7, 2015. Steve Swallow(B), Joey Baron(Ds) - 1. My Shining Hour 2. Ah Moore 3. The Pawnbroker 4. All The Rest Is The Same 5. The Feeling Within 6. Carousel 7. Lonely Town 8. This Is New 9. I Waited For You

(16/02/07)スティーヴ・キューン作は4-5曲目で、他はスタンダードやジャズメン・オリジナル。スティーヴ・スワロウのベースはエレクトリックだけど、音色やフレーズの関係か、アコースティックと似たような雰囲気で、普通に(というよりは素晴らしいんだけど)ジャズとして楽しめます。キューンはじめ、3人の個性か、年齢に比べてある面饒舌で華麗なピアノに聴こえます。うまく3人が合っている感じです。それでいて、3曲目のように渋めなボッサも、やはり年齢を経ているせいかそれなりの風格を感じます。少し淡い感じで渋くてラテン的なリズムの、後半盛り上がっていく4曲目、静かにしっとりと進んでいくソロ・ピアノのバラードの5曲目。8分の6拍子の6曲目も渋めな世界。さすがベテランと思わせるような演奏が続いています。

ジャズCDの個人ページ(工藤)

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appleJam2月のお宝盤

2016年02月01日 | 音楽
魅力的なハープ吹きの女性がこんなに居るんだと胸が高鳴るキュンキュン作品
V.A. Blues Harmonica Women 2枚組CD
2015 輸入盤国内仕様 BSMF

当店のBlues Women Clubが今年2016年で10年目になるのですが、思えばその10年前に出たのがこのBlues Harp Womenの前シリーズに当たるBlues Guitar Womenでした。
徐々に世界的なムーヴメントになりつつあったブルース女子の溌剌とした勇姿は男達だけでなく女性の音楽ファンの心も掴んでいたのが事実。
当時からブルースウーマン専門誌の創刊やブルース女子向けのホット&クールなオリジナル・ギターの新開発をわくわくしながら期待しているのですが、そちらの方はまだ実現していない??ものの、ここに遂に出たハーモニカ女子の2枚組コンピ盤。
私の知る限り女の子のハープ吹きだけを集めたCDはこれが初めてかと。
話が脱線しますが、早朝のジョギングコースに激近の哲学の道以外にもちょっと足を伸ばして鴨川を川端丸太町から北大路橋まで走る日もあるのですが、そんなとき遭遇するのが土手に腰掛けてアコーディオンを弾く女性や、橋の下でヴァイオリンを弾く女性。
他にも同じく橋の下でフルートを吹く女性を時々見かけます。
がしかし、この数年走っていてハーモニカorブルースハープを吹く女性をまだ一度も目にしたことがありません。
もともと女性でブルースハープを吹く人自体が少ないこともあるのでしょうけど、このCDを聴いていたら世界には結構バリバリとブルースハープを吹く女性は多いのだと実感。
冒頭Disc1-#1.Harmonica Girl(Paula Rangell)でゴキゲンなノリをしたそんな本作の雰囲気は充分に伝わるかと。
願わくばDVDでこれを観たかったと思いつつ、いずれ個々の作品で彼女らのDVDが出ることを期待。
今はとにかくここにある全31曲を思う存分楽しみましょう♪

bb白岩(appleJam)

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