CDショップ(+α)のおススメCD日記

何と、あまり聞いたことのないCDコメントの共同作業、つまりクロスレビューです。(不定期更新)

appleJam2月のお宝盤(bb白岩)

2012年02月01日 | 音楽
時代を超えて何時聴いてもカッコいいのがこのラテンジャズというやつ
Poncho Sanchez and Terence Blanchard Chano Y Dizzy!
輸入盤 2011年 USA Concord CPI-33095

日本ではこういうサウンドを言う場合ラテンジャズという呼称の方が通り名ですが、ネイティヴの人々はどうやら Cubano Bop もしくは Afro Cubano Bop と呼ぶ模様です。そのことはともかく、このアルバムはサンチェスとブランシャール(日本での読みブランチャードのフランス読みだそうですが)の二人の新プロジェクト。過去様々なエスニック・サウンドがジャズと融合してきましたけど、ビバップ誕生の後いち早くディジー・ガレスピーが編み出したこのラテン・ジャズほど私達日本人にもMAXに愛されてきたジャズは他に類を見ません。今時は全米でも若い人ほどメインストリーム・ジャズに目覚め始めつつあるそうですが、その意味では最も本物志向でかつ最も先端をいくクリエイティヴな街ニューオリンズからこういった派生系スタイルのジャズに改めてスポットを当てる取り組みは全面的に嬉しくなる出来ごとです。特にテレンスの場合はベーシックなメインストリーム・ジャズをやってもピカイチ、そしてハリウッドのビッグヒット映画のサントラを手がけてもピカイチと、まさに21世紀と20世紀の両方の美味しいジャズをやる天才と感じていて私は大好きな人。かつてマイルスがうんと若いとき、ガレスピーに憧れてジャズの世界に飛び込んだものの、あのハイエナジーな超高域をペットで吹くには桁違いの技術が要ることを知って自身のスタイルを変えたとのこと。そんな逸話も思い出しながら聴くテレンスのラテンジャズは時空を超えて迫るもの有りです。ポンチョ・サンチェスについては全くの情報無しですがまた追いたい人として自分にインプットしました。

bb白岩(appleJam)

1月のおススメ盤(工藤)

2012年01月20日 | 音楽
だいたい私は好きなミュージシャン追っかけの傾向が強く、他の人の影響を受けて買うことは少ない方です。ただ、今日と明日の2枚は、昨年春の新譜なんだけど知り合いの人たちがベストにあげていたので、昨年暮れに買いました。このアルバム、自分の好きな他のミュージシャンの人脈からは出てこないので、こういうのを聴くチャンスができて感謝してます。変拍子、メカニカル、ジャズもファンク的なものもあったり、とにかく現代ジャズとしてカッコいい面が非常に多いアルバム。かなり聴きごたえがありますね。こういう方面が好きな方は少なくはないだろうな、と思うサウンドです。


Five/Prysm(Plus Loin Music)(輸入盤) - Recorded June 5 and 6, 2009. Pierre De Bethmann(P, Key), Christophe Wallemme(B), Benjamin Henocq(Ds), Rosario Giuliani(As on 1, 2, 8), Manu Codjia(G on 5, 7) - 1. Reflexion 2. Secret World 3. Temps Dense 4. X-Ray Intro 5. X-Ray 6. The Store Cutter Intro 7. The Store Cutter 8.Un Des Sens

(12/01/07)フランスのユニットらしいけれど、久々の復活とか。曲は3人のそれぞれのオリジナルで、それにゲスト2人が曲によって加わってます。曲はメチャメチャカッコ良いハードコア・フュージョン(アコースティック・ベースだけど)的なノリで、それに変拍子が前面に押し出されている曲も。例えば1曲目は8分の7拍子、2曲目は6拍子+5拍子という感じ。3曲目も、そのメカニカルさやハードさがかなり突き刺さってくるアップテンポの曲で、ここまで行けば満足感はけっこう高いです。クリアで静かなソロピアノの短いイントロの4曲目から浮遊感がありつつ活発なテンポの不思議な5曲目になだれ込みます。ベース・ソロのイントロの5曲目から、やや静かでメランコリックな7曲目、アップテンポのメカニカルな4ビートがカッコいい8曲目。

(ジャズCDの個人ページ 工藤)

appleJam1月のお宝盤(bb白岩)

2012年01月01日 | 音楽
全編が強烈にヒップ&クールで大都会的、文句なしこれは凄いし無限の可能性が大
Trombone Shorty / For True
輸入盤 2011 USA Verve B0015586

Troy "Trombone" Shorty" Andrews - vocals, trombone, trumpet, organ, drums, piano, keys, synth bass and percussion Pete Murano - guitar except #5,12,14 Mike Ballard - bass except #5,8,12,14 Joey Peebles - drums except #5,12,14 Dwayne Williams - percussion except 5,12 Dan Oestreicher - baritone sax except 3,12 Tim McFatter - tenor sax except #1,3,5,12,14
Featuring:
Rebirth Brass Band and 5th Ward Weebie - #1 Warren Haynes - #2 Jeff Beck - #4 Kid Rock - #8 Cyril Neville and Ivan Neville - #9 Ledisi - #13 Additional Musicians:
Clarence Slaughter - tenor sax
Stanton Moore - drums
Ben Ellman - harmonica
Lenny Kravitz - guitar
Robert Mercurio - bass

店のウェブ・ページにupした、とりあえずの 21世紀ベスト10の1枚に選んだのがこのアルバムです。新時代に向けての道しるべにもなりそうな古くて新しいアイデア満載の意欲作、彼が子供だったときからずっと追って来ましたが前作から超メジャーに移籍し、本作と同じベン・エルマンのプロデュースで実に濃い音作りで楽しませてくれます。超メジャー・デビューの前作ではまだなんとなく物足りなかった部分が今回一気に完成度を上げました。そのスケール感はほんとに凄い。今この瞬間、ニューオリンズ系で私はシャマー・アレンとトローンボン・ショーティのそれぞれ新作の音がまさに音楽人生のカンフル剤、彼らの奔放な音作りがまた私を30年分は若くしてくれた気がします。特にショーティーのアルバムで聴ける、ぱっと聴きエレキ・ギターのファズトーンに聞こえるエレキ・フランジャー・トランペットは今時の若い人にも恐ろしくカッコ良く聞こえている模様です。マルチな人なのでそのペットも自分で吹いていますが、実に旨いです。一方で#7.Dumaine St.なんかに故郷ニューオリンズとの接点を感じたり、新旧をうまくつなげているなぁと感じます。まだまだ無限大に発展・変化しそうなエネルギーを持っている手応えが嬉しいです。

bb白岩(appleJam)

12月のおススメ盤(工藤)

2011年12月16日 | 音楽
ジョナサン・クライスバーグのこのアルバムは入手困難だったのですが、12月に再発されたので、買ってみました。元々は’04年の8月に「Nine Stories Wide/Jonathan Kreisberg Trio」(Criss Cross 1244)(輸入盤)を聴いてけっこう気に入り、彼のアルバムを追いかけるようになったのが最初です。それと同時にこれがCriss Crossレーベルを聴いた最初の1枚で、やっっぱりこれをきっかけにCriss Crossレーベルを全部集めてしまうきっかけにもなりました。今日のはそれより前のアルバムで、当時からギターのウデは素晴らしかったことを証明してます。ちょっとさかのぼって聴いて良かった1枚となりました。


Trioing/Jonathan Kreisberg(G)(New For Now Music)(輸入盤) - Recorded October 25, 2001. Johannes Weidenmuller(B), Ari Hoenig(Ds) - 1. Countdown 2. All Of You 3. Sweet And Lovely 4. I Fall In Love Too Easily 5. Sorcerer 6. Old Devil Moon 7. A Child Is Born 8. Have You Met Mrs. Jones? 9. Ugly Beauty

(11/12/09)全曲スタンダードかジャズメン・オリジナル。ギター・トリオのアルバムですが、けっこう音数も多く、メロディの中にコードをはさみこんだりして、ピアノレスでも全然寂しくないのは、当時からのギターの腕の良さ。やはり白くてやや繊細さがのぞきますが、時にバリバリと速いフレーズで引きまくる時のスピード感とフレーズのつながり感も強烈です。特に6曲目のスピード感はなかなか。タダ者ではない雰囲気を当時から持っています。ドラムスでアリ・ホーニッグが参加していますが、今ほどではないにしても、やはり個性的。ベースは割とオーソドックスなタイプだけど、出るときは出る感じ。とにかくギターにホレボレしてしますが、有名な曲が多いので、対峙して聴いても聴き流してもいい感じに優しく寄り添ってくれるような雰囲気。

ジャズCDの個人ページ(工藤)

appleJam 12月のお宝盤(bb白岩)

2011年12月01日 | 音楽
まさにタイトル通り、これがジャズだ!気分をびんびん感じさせてくれます
Donald Harrison This is Jazz Live at the Blue Note
2011 USA Half Note Records

Donald Harrison - alto sax
Ron Carter - bass
Billy Cobham - drums

このメンバーでのトリオは2005年にもブルーノート収録のライヴ盤がありましたが、三者それぞれが名手というだけでなくクリエイターとしても群を抜いた才を持つ人々だけに、この組み合わせで得られる互いのインスパイアが手応え充分なんだろうなと想像しています。ドナルドがアート・ブレイキーのジャズ・メッセンジャーズで演奏していた頃は、まさかこういった顔ぶれの共演は想像もしなかったものですがそれだけシーンも変化してきたということですね。昔ジャズ喫茶でマイルスのバージョンを聴いたときの興奮が蘇る#4.Seven Steps to Heaven はオリジナル以上にモーダルな響きをしています。今の時代の人はジャズ喫茶で衝撃の出会いをするレコードやCDってあるのでしょうか。あるいは友達の家で聴かされて感動するレコードやCD、そういう経験をしている人は昔と比べて何パーセントくらいになっているのでしょう。閑話休題、一方で、作ったのはロンでも作風が如何にもドナルドらしい#6.Tereme Swagger はまさに威風堂々のトレメの精を感じるビューティフルな快演です。コンゴ・スクエアだった場所にしばらく佇んだ経験がこういうとき一気に蘇ります。旅はやっぱりしておくものですね。あとの人生が凄く豊になった気分を何十年にもわたって味わえるのですから…。

bb白岩(appleJam)

11月のおススメ盤(工藤)

2011年11月19日 | 音楽
パット・マルティーノの新作ライヴですが、届いてから1カ月以上経ってから聴くことになりました。彼の曲は、ここではブルース(風)進行の曲が何曲かあったりして、他の曲もシンプルなものが多いですが、それでソロで見せ場を作ってフレーズで時に聴かせ、時にまくしたてるというやり方で勝負してます。太い弦であれだけの速弾きができるのも素晴らしい。ベテランの貫録ですね。麻薬的と称するのは、リズムとずらして同じフレーズを何回も執念で弾いているところが、3か所はあったかな。そこがまた脳にきますね。ところで、ジャケットに写っているマルティーノのギター、指板にドットやインレイがないんですね。まあ、見ないでも弾けるのは当然かもしれないですけど。


Undeniable - Live At Blues Alley/Pat Martino(G) Quartet(High Note)(輸入盤) - Recorded June 26-28, 2009. Eric Alexander(Ts), Tony Monaco(Org), Jeff 'Tain' Watts(Ds) - 1. Lean Years 2. Inside Out 3. Goin' To A Meeting 4. Double Play 5. Midnight Special 6. 'Round Midnight 7. Side Effect

(11/11/15)6曲目のみセロニアス・モンクの曲で、他はパット・マルティーノ(作曲者名のPat Azzaraは調べてみたら本名)作。オルガン・クァルテットのライヴで熱い演奏と、ギターのメロディアスかつメカニカルな16分音符の多用による、時に麻薬的な演奏を楽しめます。コードは比較的シンプルだけどギターもドラムスもアップテンポの4ビートでプッシュしまくる1曲目、ミディアムのテンポでオルガンのアーシーさが効いている渋い2曲目、ミディアムの明るいブルース進行でソロを聴かせてくる3曲目、ややスローな、ちょっとマイナーなメロディでせまる4曲目、やはりブルース風進行だけどソロが中心となる5曲目、唯一モンクの曲をこれまた唯一のしっとりとしたバラードで聴かせる6曲目、渋いミディアムの4ビートの7曲目で幕を閉じます。

ジャズCDの個人ページ(工藤)

appleJam 11月のお宝盤(bb白岩)

2011年11月02日 | 音楽
ここのところいつも月末ギリギリのアップになってましたが今度から逆に月明け早々を基本にしたいと思います。ところで、今までは何時間PCにかじりついていようと肩こりとはほとんど無縁だったのに、最近はやけにガチガチに肩がこります。ふと気がついたら、字が見えにくいので顔が前に突き出ている姿勢で長くキーボードを叩いている自分が居ました。一番よくない姿勢ですよね。何とか意識して元の姿勢に戻さないと首と肩が凝るのってほんとに最悪です。このままでは腰まできちゃいそう。


渋く枯れてくることの粋、米欧の巨匠がソフトに共演したナイスなピカイチ盤
Scott Hamlton Dusko Goykovich Tight But Loose
2011 輸入盤 Organic Music ORGM9757

1976年当時、若干22才でデビューしたスコット・ハミルトンのその最初のアルバムをリアルタイムに聴いた日から早35年。自分と一歳違いの青年だった人があっという間にアラ・シックスティという感慨は置いても当時のまんまの音が本作からも流れてくるのが凄い。ハミルトンは若くして素敵に枯れていると、当時から誰もが絶賛。生まれ持ってズート・シムズとベン・ウェブスターのDNAを有していたのか。一方セルビア出身のゴイコヴィッチは早くから社会主義圏向けのラジオ放送でジャズに目覚め密かに練習したという苦労人。ベオグラードのビッグバンドで活躍するもやはり本場西側諸国での活躍を夢見て1953年にドイツに出国、後に61年に渡米後バークリー音大に入学しました。こちらもまた光陰矢の如し、今ではすっかり世界中のジャズファンを虜にしている凄腕トランペッター。極上マイルドな面の両者がそれぞれ聴ける#2.Alone Together と#7.Angel Eyes と 艶と張りでも天下一品の#8.the Blues Walk は特にハイライト。値千金のピアノはBernhard Pichl でドイツの名門レーベル、ナジェルヘイヤー等でも活躍している中堅ピアニスト。ちなみにAlone Together は二人っきりで、という訳がお気に入りで曲自体も昔からめちゃめちゃ好きな曲です。

※ゴイコヴィッチのプロフィールはジャズ批評社のムック本「トランペット」を参考にして書きました。楽器ごとに一冊ずつ出ている有名プレイヤーの特集本でこれが仕事にも趣味的にももの凄く役に立ってます。もちろん全巻持ってます(笑)。

bb白岩(appleJam)

appleJam 10月のお宝盤(bb白岩)

2011年10月29日 | 音楽
何となくそういう流れが重なる、続くということがあるというか、たまたまジョン・メイオールのアナログ盤が店で売れたあと久しぶりに自分でもメイオールを楽しみたくなってDVDを観たりしたあと、このランディ・ジョンストンの新譜を展開することに。そしてその中に明らかにジョン・メイオールのバージョンをベースにした感じの「パーチマン・ファーム」が収録されていたこと。そこから今度は私自身はカクタスの「パーチマン・ファーム」が無性に聴きたくなり、久しぶりにカクタスのジム・マッカーティのギターにシビれまくり、そして何かマッカーティーの近作が出てないか調べて見つけたアルバムを今度は展開。そしたらそれがきっかけになって今度は70年代の熱血ブルースロック談義がお客様からのメールやお電話で話に花が咲いてと、結局は多くの人が時空を超えて同じベクトルに目線や興味を集中させてtいたこと痛く実感した次第です。だから音楽って面白いんだと思いますが。


ただ渋いだけではない、ブルースやロックへの熱い思いがクールに迫る盤
Randy Johnston People Music
2011 Random Act Records RAR-1005CD

2001年に扱ったJ Curve 盤の2作で見せたアーシーかつブルージーな、オルガン・コンボでのギタープレイが大好評だったランディ・ジョンストン。当店的に10年ぶりになる本作でもやはりオルガントリオでのブルージーなギターが嬉しいです。ちょっぴりディストーションをかけた#2.Nostalgia For What Never Was の牽引力に聞き惚れていると次は何とカクタスやジョン・メイオールでお馴染みのブルースロック・チューン#3.Parchman Farmのヴォーカル入りが。懐も深ければ引き出しも多いランディのまさに意欲作、Peaveyの(多分)小型アンプに片足をかけている姿が雰囲気マニアックで何ともクールです。個人的にはドラムもオルガンも均等に活躍する#7.Humpty Dumpty が終始スリリングで最大のお気に入りになりました。

bb白岩(appleJam)

10月のおススメ盤(工藤)

2011年10月15日 | 音楽
ビル・フリゼールの新作が出ました。ジョン・レノン集(ビートルズ時代の曲も含む)で、これだと楽曲使用料(というか著作権料?)もけっこうな金額になるので、売れないと困るだろうなあと思うのですが、アメリカではこういうカントリー風味の素朴なロックのサウンドって、親しみやすいんではないかと思ってみたりもしています。ここでもプロデューサーはリー・タウンゼントなので、そのあたりは計算済みなのでは。特にビートルズからジョン・レノンへの熱烈なファンでもなかったですが、メロディを知っている曲は、やはり多いです。それに、こういうサウンドに料理できるのはやはりビル・フリしかいないんだろうなあ、としみじみ聴いてしまいますね。


All We Are Saying.../Bill Frisell(G)(Savoy Jazz)(輸入盤) - Released 2011. Greg Leisz(Steel G, G), Jenny Scheinman(Vln), Tony Scherr(B), Kenny Wellesen(Ds) - 1. Across The Universe 2. Revolution 3. Nowhere Man 4. Imagine 5. Please, Please Me 6. You've Got To Hide Your Love Away 7. Hold On 8. In My Life 9. Come Together 10. Julia 11. Woman 12. Number 9 Dream 13. Love 14. Beautiful Day 15. Mother 16. Give Peace A Chance

(11/10/02)ジョン・レノン曲集。うち、1−3、5−6、9−10曲目はポール・マッカートニーとの共作のビートルズ時代の曲。ギターのアドリブという面もあるのでしょうが、まさに、カントリー的な風味もあるのどかな面が多いロック・アルバム。ビル・フリゼールもとうとうここまで来たか、というか悟りの境地になったのか。これは原曲を知る人も、知らないまでもメロディはよく耳にした人が多いと思うので、親しみやすいのではないかと思うのですが、王道のジャズを意識して聴く雰囲気とは全く違った面を持っています。やっぱりロックだよねえ、このサウンドは。彼のアレンジは、これはこれで明るく素朴な面が多くて分かりやすいし、いいと思いますけど。ギター2人とヴァイオリンのフロントの編成が成功しています。16曲目はノンビートの空間系。

(ジャズCDの個人ページ 工藤)

appleJam 9月のお宝盤(bb白岩)

2011年09月28日 | 音楽
人間には一人で扱いきれるインターフェースの種類には限界がありますからそろそろいい加減にインターネットと接続する端末をPC、携帯、スマホ、タブレットにゲーム機器とそれぞれどう関連づけるのかを各社で統一しちゃって欲しいですよね。特にモパイル環境で、それ一個あればWi-fiで他の機器と全部繋がるとかいう携帯もしくはスマホが低料金設定で出れば一気に普及するのではないでしょうか。私なんかは家ではきっと死ぬまでデスクトップPC派で、あととりあえずWi-fi機能のある携帯かスマホを一個持って、アウトドア用のノートPCを一台持っていればもうそれで充分かな、なんていうのが数年後の自分像なんですが…。そのまえに携帯電話各社でインフラを統一して欲しいですが。


どんな道を行く人かまだ判らないけど無限かつ未知の魅力を満載したシャマーが放つ意欲作
Shamarr Allen and the Underdawgs 504-799-8147
輸入盤 2011年 USA P.O.M.E. Music Group

シャマーの07年盤"Meet Me On Frenchman Street"で、琴線直撃の爽やかなトランペットに強烈な一撃を食らってからから早四年。本作では何と予想もしなかったハードなヒップホップ系ロックチューン#10.Uh Huh! が飛び出したり、まるで松山ケンイチが映画の中で劇中ソングを歌う感じの渋谷系チューンかみたいな #4.Friend Zoneと、かなり多面的かつ攻撃的な作りが印象的です。さらに#5.Think Like You はまるでニューメタルみたいに聞こえるし、#7.You're MyDoctorはオヤジ世代の私にはAORミーツ・ヒップホップの構図に見えるし、これは聴く人の感性や世代によって同じ曲でも大きく印象が変わりそうです。個人的には#14.Out the Windowにもう一人のニューオリンズの偉大な若手tp、Cristian Scottとの類似点を垣間見た気がして続編がとても楽しみになりました。まだ充分に若いせいか一つの方向性で固まらない自由さも大きな魅力になりそうですが、何よりそのトランペットの抜けの良さは今後他を圧倒しそうでとても楽しみな人。

appleJam(bb白岩)