自主制作盤で、しかも無名なミュージシャンですが、アメリカは層が厚いですね。確かに昔聴いたことのあるようなサウンドもあるかもしれないですけれど、ピアニストを中心にこのトリオは今っぽい部分も披露しています。やっぱり有名な曲が多いのがいいですね。目立たないかもしれないけど気楽に聴けるアルバムかも。
Songs I Like to Play/Lenny Robionson(Ds, Marimba) (2005 USA Self Released) - Andrew Adair(P), Gavin Fallow(B), Bob Butta(P on 4) - 1. Close Your Eyes 2. I Didn't Know What Love Was 3. From This Moment On 4. Easy To Remember 5. Little B's Poem 6. Goobye Porkpie Hat 7. The Turnaround
前半4曲がスタンダードで後半3曲がジャズメン・オリジナルという構成。スゴく懐かしい、’50年代のようなおおらかなピアノトリオのサウンドが1曲目に展開しています。白岩さんがおっしゃるように、最初の音で昔に引き戻されるような気がします。確かにウィントン・ケリーの影響もあるかな、といった感じ。ただ、次に場面は変わって、テーマの一部に5拍子も取り入れて今っぽい不思議な浮遊感を取り入れつつもオーソドックスな世界が基盤にあるような、ラストの方の変拍子ドラム・ソロが迫力の2曲目、今っぽくバリバリとアップテンポでピアノもドラムスも前進していく3曲目、この曲だけピアニストが交替して、しっとりとしてやや華やかな雰囲気のバラードを聴かせる4曲目、出だしの激しいドラム・ソロからモーダルなピアノに展開しつつもあまり重たい感じではない5曲目、出だしとラストだけドラムスからマリンバに替えて渋めに聴かせるややスローな4ビートの6曲目、オーネット・コールマン作ですが比較的オーソドックスかなと思えるサウンドの7曲目。
ジャズCDの個人ページ 工藤
Songs I Like to Play/Lenny Robionson(Ds, Marimba) (2005 USA Self Released) - Andrew Adair(P), Gavin Fallow(B), Bob Butta(P on 4) - 1. Close Your Eyes 2. I Didn't Know What Love Was 3. From This Moment On 4. Easy To Remember 5. Little B's Poem 6. Goobye Porkpie Hat 7. The Turnaround
前半4曲がスタンダードで後半3曲がジャズメン・オリジナルという構成。スゴく懐かしい、’50年代のようなおおらかなピアノトリオのサウンドが1曲目に展開しています。白岩さんがおっしゃるように、最初の音で昔に引き戻されるような気がします。確かにウィントン・ケリーの影響もあるかな、といった感じ。ただ、次に場面は変わって、テーマの一部に5拍子も取り入れて今っぽい不思議な浮遊感を取り入れつつもオーソドックスな世界が基盤にあるような、ラストの方の変拍子ドラム・ソロが迫力の2曲目、今っぽくバリバリとアップテンポでピアノもドラムスも前進していく3曲目、この曲だけピアニストが交替して、しっとりとしてやや華やかな雰囲気のバラードを聴かせる4曲目、出だしの激しいドラム・ソロからモーダルなピアノに展開しつつもあまり重たい感じではない5曲目、出だしとラストだけドラムスからマリンバに替えて渋めに聴かせるややスローな4ビートの6曲目、オーネット・コールマン作ですが比較的オーソドックスかなと思えるサウンドの7曲目。
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