いよいよ’09年も終わろうとしています。もっと早くこれを聴いてアップしたかったのですが、年末が忙しくて今日になってしまいました。仕事もそうですが家もあわただしく、毎年このまま正月も過ぎていく気がしています。さて、今回のアルバム、どんな感じでしょうか。アルバムジャケットだけみると、わあ、黒くてコテコテの演奏が詰まっていそう、と思うのですが。
Rise Up !/Lonnie Smith(2009 USA Palmetto Records PM-2138) - Dr.Lonnie Smith(Org, Vo), Donald Harrison(As), Peter Bernstain(G), Herlin Riley(Ds), Additional Musicians: Jo Lawry(Vo), James Shipp(Per), Matt Baltsaris(G) - 1. A Matterapat 2. Come Together 3. Pilgrimage 4. Dapper Dan 5. And The World Go Round 6. People Make The World Go Round 7. Tyrone 8. Sweet Dreams 9. Voodoo Doll
9曲中5曲がロニー・スミスの作曲で、「カム・トゲザー」などの曲も入っています。彼のアルバムは最近ではCriss Crossから出ていて、それはピーター・バーンスタインとビリー・ドラモンドとのトリオでした。内容は良かったのですが、今頃’93年録音を出してきたので、どうしてかな、と思ったものでした。こちらのアルバムは’08年5月の録音と書いてありますので、今でも彼は健在なんだな、と安心しました。昔はオルガンジャズってあまり得意ではなかったですけど、だんだん好きになりつつあります。
このアルバムではドナルド・ハリソンのサックスが入っていることと、非4ビート路線の曲ばかり集めているところに特色があります。ビートが引き締まっているファンク曲も多く、オルガンのベース・ペダルのユルさを引き締めています。曲ごとにいろいろな曲調がありますし、アレンジも入っていて2曲目のカム・トゲザーも意表をついたアレンジ(ヴォーカルも意表をついてます)、6曲目の曲が昔CTIのアルバムで聴いたことのある曲(すいません、ミュージシャンを失念!)で、懐かしさもあるとともに、やっぱり意表をついたアレンジ。
と思ったら、3曲目の出だしが牧歌的な明るいバラードでそのまま盛り上がっていく曲もあったりして、なかなかオルガンジャズにしては洗練されたイメージの曲が多いです。5曲目のコーラス(?)かな?、曲に厚みが出てきていいし。いい意味で、ジャケ写のイメージとは違っていました。また、8曲目のマイナーな曲調もなかなか個性的。
このアルバム、ネットの友人が発売時に聴いていたのですが、発売時には気がつかず。今回聴いて良かったでした。
ジャズCDの個人ページ(工藤)
Rise Up !/Lonnie Smith(2009 USA Palmetto Records PM-2138) - Dr.Lonnie Smith(Org, Vo), Donald Harrison(As), Peter Bernstain(G), Herlin Riley(Ds), Additional Musicians: Jo Lawry(Vo), James Shipp(Per), Matt Baltsaris(G) - 1. A Matterapat 2. Come Together 3. Pilgrimage 4. Dapper Dan 5. And The World Go Round 6. People Make The World Go Round 7. Tyrone 8. Sweet Dreams 9. Voodoo Doll
9曲中5曲がロニー・スミスの作曲で、「カム・トゲザー」などの曲も入っています。彼のアルバムは最近ではCriss Crossから出ていて、それはピーター・バーンスタインとビリー・ドラモンドとのトリオでした。内容は良かったのですが、今頃’93年録音を出してきたので、どうしてかな、と思ったものでした。こちらのアルバムは’08年5月の録音と書いてありますので、今でも彼は健在なんだな、と安心しました。昔はオルガンジャズってあまり得意ではなかったですけど、だんだん好きになりつつあります。
このアルバムではドナルド・ハリソンのサックスが入っていることと、非4ビート路線の曲ばかり集めているところに特色があります。ビートが引き締まっているファンク曲も多く、オルガンのベース・ペダルのユルさを引き締めています。曲ごとにいろいろな曲調がありますし、アレンジも入っていて2曲目のカム・トゲザーも意表をついたアレンジ(ヴォーカルも意表をついてます)、6曲目の曲が昔CTIのアルバムで聴いたことのある曲(すいません、ミュージシャンを失念!)で、懐かしさもあるとともに、やっぱり意表をついたアレンジ。
と思ったら、3曲目の出だしが牧歌的な明るいバラードでそのまま盛り上がっていく曲もあったりして、なかなかオルガンジャズにしては洗練されたイメージの曲が多いです。5曲目のコーラス(?)かな?、曲に厚みが出てきていいし。いい意味で、ジャケ写のイメージとは違っていました。また、8曲目のマイナーな曲調もなかなか個性的。
このアルバム、ネットの友人が発売時に聴いていたのですが、発売時には気がつかず。今回聴いて良かったでした。
ジャズCDの個人ページ(工藤)