JA5DBE の Coffee Break

DXの話、製作記事、etc. ・・・ 気の向くままにまかせて掲載しています。

切れた麦球ランプの LED 化

2016年10月08日 | 実験と製作

 真空管を使用した無線機は、パイロットランプに「麦球 ( フィラメントによる点灯 ) 」を使用していますが、ランプが切れてしまった場合麦球の代わりに LED ランプ化するとの話をよく聞きます。

 たまたま、ローカル局からランプの交換を頼まれて、その時の記録です。

 LED は白色のものを使い、光を拡散させるため、キャップを被せます。( LED 独特の眩しさがなくなり、麦球のような自然な感じになります。)
 麦球は真空管のヒーター電源からへつないであるので、交流の 6V あるいは 12V ですが、一般的に LED の電源は直流で使用するケースしか普段見かけません。

 しかしながら、LED もダイオードの一種で整流作用があるので、半波整流になりますが、交流電圧を直接 LED に加えても何ら問題ありません。
加える電源電圧に合せて、アノード電流が 5 ~ 8mA になるよう電流制限抵抗を入れてやれば OK です。

 麦球が付いている場所によってはを麦球を取り出す作業が大変ですが、はんだ付けを行い、絶縁チューブを被せれば 1 件落着となります。Hi.

 

 

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