JA5DBE の Coffee Break

DXの話、製作記事、etc. ・・・ 気の向くままにまかせて掲載しています。

古い Windows-XP機のトラブル

2013年12月16日 | PC
 普段使っている無線用 PC はデスクトップ型の Windows 7 機で、特段のトラブルも無く安定しています。一方 Windows XP は来年にはサポートが終わるとアナウンスされているものの、使っている方もまだ、まだ多いと思います。
掲載記事の内容は難しそうに書いていますが、① Windows XP 機で、② CPUが少し古い機種を使っていて、③ まめに Windows の Update 処理を行っている方の PC に多発している不具合です。
   
 私も Windows XP のノート PC を新・旧 2 台持っており、秋頃から動きが重たい?と感じていました。
 しかしながら、ノート PC は普段使う機会が少なく、たまたま、ノート PC を使っているとき妙に重たい?と疑問に思ったのが今回の話しの始まりになります。
     
 古い方の ノート PC で、タスクマネージャーを起動させて各プロセスを見てみると svchost.exe が、なんと処理能力の 100% 近くを占めていました。この PC は東芝の DynaBook ですが、CPU が古くて能力不足のため Windows 等の Update 処理がもたついているのだろうと思い、このときは気にせずそのまま放り投げていました。
 もう 1 台のノート PC は Dual Core の CPU で、SVCHOST のプロセスに処理能力の 50% を潰されていたのですが、あまりストレスも無く動いていたので気が付かずに経過し、数日前に svchost.exe のプロセスがいつも 50% 占有していることを発見、この事象が 土・日 2日間に渡る苦闘の始まりです。
   
 いろいろ手を加えても svchost.exe のプロセス(50%) が消えず、何か Windows 上で不具合が発生しているものと思い、 Windows の再インストールを実施したり、このSVCHOSTのプロセスを使っている Norton のセキュリティ対策ソフトを入れ替えたりの作業を実施してみました。
 少なくとも Windows XP の再インストールで良くなるものと思っていましたが、処理後も変らず svchost.exe のプロセスが CPU 能力の半分を潰しています。
     
 そこでネットで 「 SVCHOST.EXE 100% 」 をキーワードに検索をして見つけた結果が、マイクロソフトのこちらの記事

 なんと、セキュリティ更新プログラムが原因で不具合が生じているとアナウンスしています。まだ、根本的な対策は無いようですが、当面の措置として以下の対策でなんとかノート PC の動きは元通りに戻りました。

== 対策内訳 ==

 マイクロソフトのセキュリティー対策部門のブログに以下のとおりの記載がありました。

 本事象は 「Internet Explorer の累積的なセキュリティ更新プログラム」 の検出処理に起因しており、下記の 4 点において特に顕著であることが確認されております。

① KB2846071 (7月公開分)
② KB2862772 (8月公開分)

③ KB2870699 (9月公開分)
④ KB2879017 (10月公開分)

 私の使っているノート PC の Windows XP は SP3 で Internet Explorer は Ver.6 を使用しているので、③、④のパッチを入れ、ウィルスチェック対策ソフトを止めて、且つ Windows の Update 処理を止めると正常に回復しました。
 しかしながら、セキュリティ対策がストップしているので、あまり感心しませんが、当面の措置として割り切らざるを得ません。

<追伸>
 マイクロソフトからは未だに根本対策は発表されていません。
このようなことは無いと思いますが、『 Windows XP 機の使用をあきらめさせるため、対策パッチを出してこない?』 とも取れなくありません。Hi.

 本当に困ったことです。

 

コメント (5)
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