土木のしごと - (有)礒部組現場情報

地域のためにはたらき、ふつうの暮らしを支える人たち。(有)礒部組とその仲間たちのたのしくゆかいな面々。日々是土木。

V17

2023年08月07日 | 琵琶ヶ谷川砂防工事

 

 

 

昨年度施工した

3つの琵琶ヶ谷川砂防堰堤改築にかかわる工事のうち

緊改砂(総東)第102-1号工事が

令和5年度高知県優良建設工事施工者表彰審査会において

高知県知事賞に選ばれました。

当社にとって高知県優良建設工事施工者受賞は

これで17年連続となります。

これもひとえに地元住民の皆さまを始めとして、

発注者の方々また協力会社の人たちなど

工事にかかわってくれた皆さまのお陰と感謝しております。

どうもありがとうございました。

今後も

地域に根ざし

地域とともに歩み

地域に必要とされつづける会社であるよう

精進いたしますので

どうかよろしくお願いいたします。

 

(みやうち)

 

 

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検証せよ

2023年03月24日 | 琵琶ヶ谷川砂防工事

 

春先にしてはけっこう強い雨がいっとき降りつづいたきのう。

町内の修繕工事現場にいた現場監督のOさん。

さっそく

完成ホヤホヤの琵琶ヶ谷砂防えん堤がどうなっているかを見に行ったそうです。

 

 

 

 

 

粛々と水をとおすスリット式ダム

 

まあ

あれしきの雨ではびくともしませんわね。

 

 

 

 

 

自分たちの提案で当初設計を変更した遊歩道まわり。

水が流れる部分が階段状になっていて

上手く水の勢いを減らしています。

 

 

 

 

 

じつはこの階段水路

当初設計にも変更設計にも反映されておらず

現場のひとたちが自らで

こうしたらいいんじゃないか

ああしたらいいんじゃないか

と考え

元々あった大きな岩やコンクリートを活かし

あらたに据え付けた石やコンクリートを組み合せてつくったもの。

 

ただ図面で指示されたモノをつくるだけではなく

それが現地にフィットするためにはどうしたらよいかを考え

提案し

変更し

なおかつそれとは別に

そのつくるモノが

どうすればさらに現地のためによくなるのかを考え

施工する。

そして

完成検査を受けて合格すればそれで終わり

ではなく

自分たちがつくったモノが

きちんと機能しているかどうかを検証する。

これこそ地域建設業のあるべき姿。

 

へ~

ヤルじゃないか(^o^)

 

まいどまいどの

身内びいきで恐縮ですが

身内がホメなきゃ誰がホメる。

 

感心しきりなおじさんなのでした\(^o^)/

 

(みやうち)

 

 

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完成!

2023年03月10日 | 琵琶ヶ谷川砂防工事

 

 

 

完成検査を来週月曜日に控え

ひっそりどっしりと佇む

生まれ変わった琵琶ヶ谷川砂防えん堤。

 

 

 

 

 

その構造物を真正面に見える場所に段差があるので

土地の所有者の方と話をして

ロープ柵をもうけました。

 

 

 

 

そこでプチ問題となったのがこのロープの張り方。

ピシッと張る派と

だらんとして張らない派と

ふたつに分かれて論争に(笑)

(ってふたりだけですケドw)

結局できあがったものをみてみると

 

 

 

 

どっち?(笑)

 

どっちにしても

これにて約1年と5ヶ月にわたった全作業が完成。

琵琶ヶ谷川砂防工事

発注者による完成検査は

来週月曜日です!

 

(みやうち)

 

 

 

 

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3月3日

2023年03月03日 | 琵琶ヶ谷川砂防工事

 

 

 

今日は3月3日、ひな祭りです。

今はもう三十代半ばとなって

それぞれ四国や関東で別々に暮らしている

わが家の娘たちがちいさいころ

お母さんの実家から贈られたお雛さんを飾り

その前にちょこんとすわっていた彼女らの背中が

きのうのことのように思い出されます。

(遠い目・・・)

 

 

てなことはさておき

 

 

メインの構造物が完成し

工事用道路の撤去も完了した

ココ琵琶ヶ谷砂防工事現場では

 

 

 

 

 

2ヶ所に仮置きした土砂の取除きも

あと少しで終わり。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今月13日に完成検査をむかえることとなりました。

 

さあ

あともう少し。

今日はひなあられでも食べて

がんばっていきましょう!

 

 

 

(みやうち)

 

 

 

 

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ソリッディーやなあ

2023年01月31日 | 琵琶ヶ谷川砂防工事

 

琵琶ヶ谷川砂防工事。

鋼製スリットができあがり

不透過型の砂防えん堤が

透過型のコンクリートダムへと生まれ変わりました。

 

 

 

 

 

 

 

どうです?

このソリッディーな雰囲気。

 

ちまたでは

技術のことを語れない技術屋

あるいは

辺境の変な土木屋

と呼ばれているわたしですが

そこはソレ

わたしとて土木技術者の末座に連なる者ですから

こういう硬質感にあふれた構造物を前にすると

思わず

萌え~~~

となってしまいます。

 

なので

あたらしい琵琶ヶ谷川砂防ダムの

前へ行ったり

後ろへ回ったり

上からながめたり

下から見上げたり

しばし目の保養をさせてもらいました。

 

ということで

残る作業は工事用道路の撤去のみ。

2月下旬にはすべての作業が終わり

琵琶ヶ谷川砂防えん堤改築事業も大団円

となる予定です。

 

がっ

かといって油断大敵

気のゆるみは事故の元。

 

あともう少しです。

ご安全に!

 

(みやうち)

 

 

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作業中止

2023年01月25日 | 琵琶ヶ谷川砂防工事

 

琵琶ヶ谷川砂防工事

 

 

 

 

鋼製スリットの塗装中。

今シーズン最強の寒波襲来という予報で

午後から温度が上がらないのは織り込み済みでしたが

想定を大きく上回る強風と霰(あられ)に

すみやかに中止を決め

さっさと撤収。

 

しばらくこの寒波はつづきそうなので

天気の様子を見ながらの

やるやらないの判断になります。

 

しゃあないですね。

 

(みやうち)

 

 

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寒中お見舞い申し上げます

2022年12月22日 | 琵琶ヶ谷川砂防工事

 

寒いですね~。

今朝はいったんゆるみましたが

また今夜から寒波到来の予報。

時ならぬ寒さにふるえる毎日です。

といっても

師走はこんなもん

っていうのは所詮わたしたち人間が経験で感じているものに過ぎず

12月に大雨が降ることだってあるし洪水になることだってある。

自然をどうこうすることなんて人間にはできません。

トカナントカ言っても寒いものは寒い。

でも

暑くても寒くても

コンクリートは打たなければなりません。

 

 

 

ということで

おとといの琵琶ヶ谷砂防工事

生コン打設風景です。

朝から打ち始めて14時ごろ打ち終わり。

2回めのコテ仕上げをするころには

あたりはもう真っ暗。

打ったばかりのコンクリートにとって寒さは大敵です。

 

 

 

 

 

 

シートですっぽり囲って

ジェットヒーターであたため

あったかくなあれ

あったかくなあれ。

 

 

 

 

翌朝は

屋根をつくってたつっかい棒やロープをはずして

べたっと全体を覆い二重で養生しました。

 

ここは南国土佐の高知

県東部はそのなかでも温暖で知られていますが

それでも

寒いときは寒い。

打ったコンクリートもしっかり養生して

正月を迎えてもらいましょう。

 

(みやうち)

 

 

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真剣です (-д☆)キラッ

2022年12月16日 | 琵琶ヶ谷川砂防工事

 

 

真剣です。

 

 

真剣です。

 

 

 

 

 

 

 

いやいやこれも

遊んでるわけじゃないですし

おもしろ写真を撮るためにやってるわけでもありません。

いつでも彼は

真剣です。

 

 

そんなこんなで悪戦苦闘しながら

琵琶ヶ谷砂防えん堤スリット化工事は

鋼製スリットの基礎コンクリートを施工中。

 

 

 

 

きのうは鉄筋と型枠の組み立て

今日もまた引きつづき

鉄筋と型枠の組み立てです。

 

ご安全に!

 

(みやうち)

 

 

 

 

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スリットスタート

2022年12月13日 | 琵琶ヶ谷川砂防工事

 

 

琵琶ヶ谷川砂防工事

いよいよ最終章に突入です。

 

 

 

 

 

 

スリット型ダムの骨格となる鋼材が入荷。

さっそく組み立てが始まりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第一段階の鉄骨組立ては一日で終了。

このあとは

当社直営班が

古いコンクリートを斫る作業の残りを済ませ

基礎コンクリートの生コン打設。

来週末からは

ふたたび鉄骨チームが現場へ入り

鋼製スリットを組み立てていく予定です。

 

そうそう

現場から離れクルマへ乗り込もうとすると

地元の方たちに向けた掲示板に

なにやら見慣れぬものが・・・

 

 

 

 

マツボックリを使った手づくりリースです。

現場に落ちていたものでつくったのでしょうか?

 

指を折ってかぞえてみました。

ひのふのみ・・・

両手では足りないので

足の指も折ってみました。

(つもりです、つ・も・り)

 

そうか・・・

今年の仕事も残すところあと2週間余りか・・・

気がついてみればはやクリスマス。

そしてお正月。

いやはや時間の経つのは早いものです。

 

一年区切りの年末年始をゆっくりと休めるように

本日もはりきっていってみましょう。

では

ご安全に!

 

(みやうち)

 

 

 

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一心不乱に斫るひと

2022年12月09日 | 琵琶ヶ谷川砂防工事

 

 

 

琵琶ヶ谷川砂防工事

きのう、完成検査が無事おわりました。

感慨にひたるまもなく

検査員御一行が帰ったらすぐ作業再開。

 

 

 

鋼製スリットの基礎コンクリートを打つために

古いダムをはつっています。

「はつる」

漢字で書くと

「斫る」

「斫り」とは

コンクリートをけずったり砕いたりする作業のことをいいます。

 

この日は

4名がこの作業に取り組んでいましたが

こういっちゃあ他の3名には失礼なんですが

ダントツでかっこよかったのが写真の彼でした。

 

 

 

 

 

ちなみにメンバーのうちでは圧倒的に最年少です。

 

別に誰かに見せようとしてやっているわけではないんでしょうが

その動作の一つひとつが様になっていて

思わず撮らずにはいられませんでした。

 

夢中になって撮っているおじさんが前にいるのにも気づかず

一心不乱に斫る青年。

おじさんと若者。

邪心と純心。

あゝ・・・

 

といっても

汚れちまった悲しみにくれるひまもなく

おじさんはただひたすら撮りまくるのでしたが^^;

 

(みやうち)

 

 

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トーフを切るように

2022年12月05日 | 琵琶ヶ谷川砂防工事

 

みなさんは使いませんか?

 

たとえば山をカットするときなど

現実は

図面に表示されている断面のように

そんなにスパッと切れるもんじゃないんですよ

というのを表現することば

 

「トーフを切ってるわけじゃないんだから」

「トーフを切るようにはいかないんだから」

 

わたしはよく使います。

 

ところがドッコイ

エンヤとっとうんとこどっこいどっこいしょ。

つくったコンクリート構造物が

スパッと

しかも瞬時に切れるんです。

 

まず

構造物を地上レーザー型スキャナでスキャニング

(もちろんドローンでもOKですが今回はTLSで)

とったカタチを点群データにして

点群処理ソフト上で欲しい断面をスパッと切る。

 

 

堤軸方向

 

お次は堤軸直角方向

 

 

 

そしてそれを

図面で要求されている寸法と対比して出来形の精度を確認します。

 

 

 

 

 

 

この方法だと

危険な思いをして

えん堤の上で寸法を測らなくても

パソコン上で確認や検査ができますよね。

 

発注者からの指定でも

監督職員から要望されたわけでもなく

こんな方法もありますよ

っていう試行に過ぎませんが

せっかくの先端技術ですから

試してみない手はないですよね。

 

ということで

 

 

 

 

 

 

琵琶ヶ谷川砂防工事

昨年度のえん堤背面土砂取除き工事につづき

今回は既設えん堤補強(コンクリート腹付け)工事が竣工しました。

最終の鋼製スリット工事をはじめる前に行う完成検査は明々後日8日です。

それに先立ち本日は社内検査。

検査員は

自称仏よりやさしい

他称鬼よりこわい

不肖みやうちでございます。

 

なんだかんだと苦労を重ねた工事ですから

ふだんよりいっそうマジメに

精一杯つとめさせていただきます。

では。

 

(みやうち)

 

 

 

 

 

 

 

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工場検査

2022年11月29日 | 琵琶ヶ谷川砂防工事

 

 

 

 

えん堤中央部の取り壊しがほぼ完了しました。

これから先は・・・

 

 

 

 

鋼製スリットの設置に向けて準備を進めます。

そうそう

鋼製スリットといえば

愛知県の工場でつくっていた材料が完成し

今日はその工場検査でした。

 

 

 

 

 

 

といっても

工場と本社をオンラインでつなぎ

各部所の寸法をチェックする遠隔臨場。

 

10年ほど前

こんなんができたらええのにな~

誰かやり方を考えてくれんかな~

とアタマのなかで思い描いていたことを思い出しました。

今やそれが

フツーにかんたんにできるようになりました。

いやあ~便利なもんです。

 

さあ

スリットの現場施工がはじまるのは9日から。

材料が入ってくるのがたのしみです。

 

(みやうち)

 

 

 

 

 

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再生途中

2022年11月22日 | 琵琶ヶ谷川砂防工事

 

 

琵琶ヶ谷川砂防えん堤切断完了

と思うまもなく

 

 

 

 

取り壊しがはじまり

無惨な姿になってしまいました。

 

でも仕方ないですね。

 

 

 

 

 

 

あたらしい姿に生まれ変わるまで

しばしお待ちを。

 

(みやうち)

 

 

 

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じもてぃー

2022年11月16日 | 琵琶ヶ谷川砂防工事

 

琵琶ヶ谷川砂防工事で行われている

ワイヤーソー切断工事。

 

 

 

底部の水平切断が終わり

右岸側(正面向かって左側)の垂直切断にとりかかっています。

 

 

 

 

 

心なしか

水平よりも垂直の方が切断スピードが速いようなので

聞くと

垂直切断は水平に比べ

段取り替えに手間がかからないのでスムーズに進むとのこと。

ということで

作業がスピードアップした現場。

今週中の切断完了を目指しています。

 

それを聞きつけたかどうか定かではありませんが

作業終了時刻を見計らうように

地元の人が見学にやってきました。

 

 

 

 

へ~

こんなふうに切っていくがや

 

感心しきりなおじさんですが

ホントはここ

立ち入り禁止なんですけどね。

まあ

作業もしてないし

よしとしましょう。

 

そんなふうに

まわりの時は田舎時間でゆったりと流れている琵琶ヶ谷砂防工事現場。

 

 

 

 

そんな地元に合わせつつ

肝心の作業の方はそうはいきません。

 

気を引きしめて

今日も一日

はりきっていってみよう!

 

(みやうち)

 

 

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ワイヤーソー切断中

2022年11月11日 | 琵琶ヶ谷川砂防工事

 

琵琶ヶ谷砂防工事で行われている

ワイヤーソー工法によるコンクリートの切断

 

 

 

 

 

えん堤袖部左右が完了し

今日は朝から底の部分を準備して

昼過ぎから切断開始。

 

 

 

 

 

ただ今絶賛進行中。

順調です。

 

 

 

え?

どこで判断するかって?

 

 

 

 

 

どうやら

回転速度と時間あたりの切断面積で判断しているようです。

 

それにしてもこの時計

 

 

 

ちょっとイカスじゃありませんか。

さっそくたずねてみました。

 

「どこで買ったんですか?」

「どっかの百均」

 

ナ、ナント、百均で購入した時計でした。

システムの中枢に鎮座する百均製品。

さすが世界に冠たる日本の百均です。

(外国に百均があるかどうか知りませんが)

 

変なところで感心するわたし。

聞くと

来週アタマには底部水平方向の切断が終わるようです。

 

 

 

 

 

 

ということで

次週は縦

垂直方向の切断を紹介しますね。

 

ではまた来週。

ごきげんよう。

 

(みやうち)

 

 

 

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