いぬのChoco.との暮らし方

罰や叱りを使わず、 動物福祉に則った犬との暮らし方を綴ります♪

動物福祉市民講座-5- その2

2019-09-30 | 外部セミナー・研修会
おはようございます。
もう9月最後の日。そして消費税8%最後の日になっちゃいました。
バタバタすると余計なものまで買っちゃいそうなので、
もう出たとこ勝負で行くと腹をくくったワタシです(笑)


25日のセミナーでは、
家庭の獣医学についてのお話もありました。
・家庭でできる健康チェック
・緊急事態の見分け方と応急処置
・人と動物の共通感染症

普段からペットのどこに注目するか。
飼い主ができる健康チェックについてのお話では、
一番身近なのは、やはり体重測定でした。
Choco.は毎朝ご飯前に必ず計量して、記録しています。
最近は太った心配よりは痩せたことを心配しますが
変動と💩や食欲の様子から獣医さんにいくかどうかの判断のひとつとしています。
言ってるそばから、今日はちょっと怪しいところがあるChoco.さんです。
減らしたタイロシンを元に戻そうと思います。

そのほかにも家庭で飼い主さんができることは結構あって
そういうチェック項目を知っていること、何かの時には動画を撮っておくこと。
専門家であるお医者さんに正しい情報を伝えられると思います。

緊急事態の判断も、普段から情報を入れておくと安心だと思います。
Choco.の6月の救急病院騒動では、お仲間から胃捻転について聞いたことがあって、
それは緊急を要する病気ということを知っていたのが、
躊躇せずに救急病院に行けた結果に結びつきました。
もし、そういう話を聞いていなければ、
吐きたいのに吐けないだけしか見ていなかったら
様子見してしまっていたかもしれません。
でも、体をさわったらパンパンで、お腹が動いていない状態…。
これは尋常じゃないと、すぐにピンときて病院に連絡しました。
病院で待っている間も気が気じゃありませんでしたが、
Choco.の場合は幸い💩が出て、お腹の中に空間ができて
内臓が動けたおかげと、拡張はしていたものの、
捻転を起こしていなかったので、重篤なところまでいかずに済みました。
私は、横浜の夜間救急病院の場所は横浜散トレの時に知っていましたが、
急を要する場合には少し遠いのが気になって、地元での夜間診療をしてもらえる
病院を見つけておいてありました。
そこは私の希望する診療方針ではないので、あくまでも緊急時のみですが…。

また、大型犬やエキゾチックアニマルなどを飼っている方は
対応可能かどうかも何もない時に確認しておいたほうがよいと思います。

応急処置や、蘇生法なども知っていたほうがよいと思います。
何事も平時から準備の一環としてやれることはやっておきましょう。


ご参考まで…
保田動物病院(戸塚区)
特にかかりつけの動物病院が夜間対応されていない時には
絶対に必要です。


ズーノーシス(人と動物の共通感染症)には、
身近な犬やねこ、野生動物などから人に感染するものが多くあります。
人同士では感染しないものもあります。
そして、ペットを飼っている人はあまり気にしていないことが多く、
ペットを飼っていない人はより不安に思っています。
災害時の避難所には体調が思わしくない人、高齢者、幼児などもいますから
特に気をつける必要があります。
ワクチン等で予防できる病気は、ちゃんと予防しておくことも大切です。
狂犬病は発症すると致死率100%と言われています。
狂犬病予防接種は犬の登録とともに飼い主の義務ですから。
ワクチンの接種率が下がってきているのが心配です。

参考にしてくださいね。




*シェルターメディスンについては、またの機会に・・・。



動物福祉市民講座 -5-

2019-09-29 | 外部セミナー・研修会

さかのぼって、9月25日に日本動物福祉協会主催の市民講座-5-を
CDSの夏目先生とお仲間と4人で受講しました。

内容は・・・
① 災害対応
 -災害対応入門
 -家庭での対応
 -ボランティア活動

② 家庭の獣医学
 -応急処置

まず、災害の定義からお話が始まりました。
・自然災害 ・人為的災害 ・その他
それらすべてにおいて
ヒト・環境・動物それぞれリンクしていることがわかりました。

災害時ペット同行避難の必要性は、
ペットだけにとどまらず、地域の人、地域、すべての環境の安全と保全のため
ということです。

私は、横浜市動物適正飼育推進員としての活動で
ペット防災、同行避難についていままでも学んできました。
推進員は、災害時一被災者であると同時に避難所や拠点でペットに関する
ボランティアを統括し、運営にかかわる必要を感じています。
日本ではこれまでも大きな災害があり、それを乗り越えるたびに
ペットについての対応も進んできているとは思います。
ただ、末端の町内会ではなにも対策が取られていないのが現実です。

また、地域での災害に対する共通理解(定義)もどれほど浸透しているのか…。
まだまだ疑問です。

今回の講座でも最初に言われたことは、
地域は地域で守る。
平時から顔の見える活動をする。

うちの団地では、「防災隊」という組織があって、指揮系統もはっきりと示されています。
ただし、これは住民が対象であり、ペットについてはどこにも記載がありません。
ペット不可を盾に、ペットについて関知しないというのが組織の姿勢です。
じゃぁ、ペット飼養者が立ち上がるかというとそういう動きもありません。
まずは自助なので、そういう組織づくりも考えてみたいなぁとは思いますが、
それにはまず協力者を見つけないとね。

特に非常時では「定義」の名のもとに行われて初めて組織は回るんだと思います。
ひとつのマニュアルをみて、みんなが同じことを理解する。
また、必要なものを、必要な場所、ヒトに届けることができるようにするためにも
舵取りが大勢ではいけないし、指示を出す人は適切な指示をだせなければいけないし、
指示された人は言われたことをきちんとやらなければいけないと思っています。

ペット防災については、推進員がボランティア・コーディネーターの役割を担うと
思うのですが、すべての推進員が基準となる定義を学ぶ必要があるのではないでしょうか?
明確な役割がわかっていることがいかに大切か!
海外では実際に資格として確立されたものもあるようです。
災害大国ニッポンでも、早くそのような教育システムができるといいと思います。

内容と関係ありませんが…。
秋らしい…ハナミズキ

「家庭の獣医学」は、続きで・・・。


実践シニアケア講座 -2-

2019-09-27 | 外部セミナー・研修会
~寝たきりにさせない!ボケさせない!
体と心の老化を防ぐシニアのためのお散歩&脳トレの実践講座~に
参加してきました。
講師は、老犬ケアのプロ よこみぞ先生。


Choco.さん、まだまだ体もよく動くし、走ったりするし
あまり加齢を感じないと言えばそうなのですが、
もう14歳ですし、それでもときどき階段でずっこけたりもあり
これからの何年間かでどう老化が進んでいくのだろうと思うと
お話は聞けるときに聞いて心と知識の準備をおこうと思って行ってきました。

毎日のお散歩はだんだん歩かなくなっても時間じゃないよ、内容だよ~。
若い時にガンガン飛んだり跳ねたりしていた子も
ゆっくり歩くようになるし、あまり歩かないかもしれないけれど
健康の源はやはりまずは歩くこと。
Choco.も数年前に比べれば距離は短くなって、たいていは隣の公園までだけど、
そこまでのルートは何種類かあり、変化させています。
公園の中の原っぱでは、ノーズワークしたり、クリッカーしたり
お散歩の内容もなるべく単調にならないように工夫しています。
こんなことも
こんなことも老化防止トレーニングの一環。
こんなところを歩くのはおすすめ。

年を取ってくると、できないことも増えてくるし、
目が見えづらくなったり、耳が聞こえづらくなったりもあるし、
足の関節が痛かったり、フラフラしたりもあるけれど、
なるべくお散歩の時間を有効に使うことが大切ですね。

お散歩ルートをいろいろ考えて、筋トレを兼ねてしかもなるべく足腰にいい、
Choco.にとってよい刺激のある条件を満たした場所を
歩いてもらいたいなと思いました。

脳トレは、Choco.の場合は前からやっているので大丈夫。

The Shibaは、他の犬とは違うみたいだけど、
若い時から、体験を積んでいくことが大事そうでしたよ~。

このセミナーのお楽しみは、ランチ♪
茅ヶ崎の隠れ家レストランから出張して作ってくださいます。
肉球のフォンダンショコラ♪

わたしは、いつも単品参加ですが、
今回も参加されたわんこさんに手伝ってもらいました。
また、参加したいと思います。



抗菌薬反応性腸症

2019-09-24 | Choco.の健康と自然療法
こんにちは~。
今日もクリニックでレーザー治療の日。


先日お腹がゆるくなり、💩の回数も増えて
その後、レーザー治療の日にタイロシンを出してもらい、
すぐに効果が出て、💩が改善しました。

一連の流れで想定されたものは、「抗菌薬反応性腸症」
特にどこか悪いところはないが、抗菌薬を飲んでいる間と
飲み終わって一定の期間は調子が良いが、薬が切れると
また軟便や下痢を繰り返すタイプの腸症で、先生もその可能性を
指摘されていましたが、検査を回避していたこともあり
なんどか同じ症状のくり返しになってしまっていました。
今回は、いままでの症状が正に合致したということもあり、
確定診断になりました。

薬をずっと飲み続けることにどうかな?という疑問について
先生が病気と薬の本を見せてくださって、
そこにはChoco.と同じ症状が記載されており、タイロシンについても書かれていました。
飲んでいるタイロシンについては、長期使用であっても比較的安全な薬剤であること。
生涯にわたって投薬が必要ではあるが、減薬が可能であるとの記載もありました。

Choco.の場合は、
今飲んでいる分が終了したら、1回分を減らし、それでうまくいけば
後々は一日2回から1回。または何日か続けたのち休みを入れるなど
考えていきましょうという結論になりました。
減薬してダメな場合はまた量をもとに戻すこともあり。

先生ととことん話すことってつくづく大切だなぁと思います。
先生も素人の私にわかるように、ちゃんと文献を見せてくださって
治療方針がまちがっていないことを私に理解できるように
お話してくださいました。

わたしの希望の一番は、Choco.の毎日が楽しく、おいしいこと!
先生も、Choco.の年齢での生活のQOL向上を第一に
方針を決めてくださっていますので、安心してお任せできます。

ご飯については、今のまま続けて行こうと思っています。








犬との暮らし方で大切なこと

2019-09-23 | 叱りも罰もない犬との暮らし方
よく、「犬との絆」っていうと思うのですが、
やっぱり犬がかかわりを持つ人に対して
安心感を持てるかどうかだと思います。


ことあるごとにリードショックしたり、たたいたりする人に対して
信用できるかって言ったら「NO!」ですよね。
ヒト社会だって、「たたくのはあなたのためよ!」も虐待ですもの。
ヒトはだめで、動物はよいってことはありません。

動物福祉で言われている「5つの自由」

十分な食事や水が与えられていても、恐怖や抑圧の中では本当に満たされたとは
言えませんよね。
どうしたら、動物が安心して、飼い主さんに心を開き、身も心も預けられるかを
考えてほしいと思います。





ちょっと考えてみてくださいね。